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公開日時 2018.12.12
最終更新日時 2022.04.06

【現場監督とメンタルヘルス⑥】良い現場をつくるには。メンタルヘルスマネジメントのイロハをご紹介!【後編】

メンタルヘルスケアは、全ての人が健康的に働くために必要なものです。
現場監督がマネジメントを行うことで、メンタルヘルスに良い職場を作り出すことができます。
後編ではメンタルヘルスのためにどんな職場マネジメントが必要なのか、引き続きご紹介します。

良い現場をつくるためにしたいこと

前編では自分の方法を強制させる上司は良くないということをご紹介しましたが、逆に部下や作業員と関わらない人も問題です。
部下の質問に答えなかったり、重要な問題を部下に任せたり、見てみぬふりをする上司のことを指します。
このタイプの上司は部下が困ってしまうばかりか、新人は育つこともできません。
関心をもたないという態度が、部下に多大なストレスを与えてしまうのです。
現場監督のような現場を統括・指示する仕事なのに、このタイプの上司にあたってしまっては、現場は険悪になること間違いないでしょう。
部下や作業員同士で葛藤が起きるため、現場が不安定になってしまいます。
そしていじめやハラスメントに繋がってしまいます。
近年では、必要以上に部下に関わるのもパワハラと思われかねないとの考えからか、このようなタイプの上司が増えているとされています。
しかし仕事上必要な部分も関わらなければ、部下は大きなストレスを感じてしまいます。
部下や作業員が疲弊しないためにも、少なくとも仕事上の部分ではコミュニケーションを取るように心がけましょう。

ストレスを感じさせないタイプの上司とは

では部下のメンタルを不調にしない上司像とはどんなものが考えられるのでしょうか。
そのひとつは、部下や作業員を尊重するタイプです。
必要なことをしっかり伝え、間違っていることは正しつつも、辛抱強く接してくれる上司のことです。
上司が自分のことをしっかり見てくれていると感じることで、部下や作業員のストレスは軽減されます。
また上司が「部下」として見ているだけでなく、ひとりの人間として尊重されていると感じることがメンタルヘルスを安定させるようです。
しかし優しければ良いというわけではありません。
間違った部分はしっかり怒り、業務上の連携を深めていくようにしましょう。

人格を尊重しよう

人によって感じ方は違いますが、ひとりの人間として尊重されることは誰でも嬉しく感じます。
現場監督はひとりひとりをしっかりと尊重し、働きやすい職場にするように心がけましょう。
職場の雰囲気が良くなれば、不調の際でも相談しやすくなります。
働きやすい職場にマネジメントしてメンタルヘルスをケアしましょう。

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