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公開日時 2018.12.12
最終更新日時 2022.04.06

【現場監督とメンタルヘルス④】同僚のメンタルヘルス不調に気づくには

同僚がちょっと疲れている、最近なんだか元気がないと思うことはありませんか。
そんな時はもしかしたらメンタルが疲れているのかもしれません。
同僚のメンタルヘルスが不調だと思った時はどんな対応をすれば良いのでしょうか。
不調に気づく方法と対処法などをご紹介します。

同僚の調子がおかしいと気づく時

体調が悪いのは気づきやすいですが、メンタルが不調なのはなかなか気づきにくいものです。
最初は疲れているのかな?怠けているのかなと思っているうちにどんどん悪化することもあります。
人によってメンタルの不調の現れ方はさまざまですが、たとえば勤怠状況に現れてきます。
これまできっちり時間通りに現場に来ていた人が遅刻するようになった、朝礼の時も大きな声を出せず元気がない、などです。
その時にケアできないと、突然休みをとるようになることもあります。
最初は有給休暇を使って休んでいたのが、だんだんと欠勤、無断欠勤へとつながっていきます。
この頃になると、本人も体がどうしても言うことを聞かないなどの症状が出ている場合もあります。
おかしいと感じたら早めに専門医を受診するようにすすめましょう。
メンタルの不調は早めにカウンセリングを受けることで重症化せずに済む場合もあります。

仕事上のミスが出てくる場合もある

また仕事をしていてミスが増えたなと思った時も要注意です。
いつもできていたことができない、単純なミスが増える、書類の整理ができないなどはメンタル不調のサインです。
また先に体調不良を訴える場合もあります。
現場監督の仕事は多岐にわたり仕事量も多いため、疲れて不調を訴える方も多いと思います。
食欲がない、眠れない、頭痛が続くなど、普段は少し休めば回復する不調もだんだん長引いていきます。
またアルコールやたばこなどの量が増える方もいます。
このような症状は本人がおかしいと気づかない時もありますし、気づいていても周りに隠そうとする場合もあります。
そんな時はそっと休むように促してみたり、病院を受診したりするようにすすめてみるのがおすすめです。
人に言われることでやっと腰を上げる方もいます。

客観的に伝えてあげよう

メンタルの不調は自分でも気づかないうちに積み重なってしまいます。
同僚に背中を押されてやっと病院に行こうという気になる人もいるので、おかしいなと思ったら声をかけてみてはいかがでしょうか。
中にはメンタルの不調で病院にかかることに罪悪感を覚える人もいます。
しかしメンタルの不調はケガや病気と同じく、病院で治療が必要なものです。
そっと背を押してあげることで罪悪感なく治療を受けられるようにしてあげましょう。

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