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めざせ!!施工管理の「週休二日制」そして「年間休日120日」

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公開日時 2022.10.04 最終更新日時 2022.10.04

「働き方改革」とは何のことでしょうか。
「3K(きつい・危険・汚い)」に加えて休めないというイメージが定着している建設業界です。

休日の少ない職種トップ5

1位 美容師・エステティシャン(販売サービス系)……90.3日

2位 施工管理(建築系)……98.5日

3位 調理スタッフ(販売サービス系)……100.8日

4位 ホール・サービススタッフ(販売サービス系)……103.0日

5位 スーパーバイザー・エリアマネージャー(販売サービス系)……108.2日

これらの資料を証明するように働く人の建設業界離れは顕著です。こんな現状を打破する為に、国土交通省はICT(Information and Communication Technology)を建設現場に活用することで生産性を高める「i-Construction」を2015年に提唱・推進しました。
それが施工管理職や建築業界全体の休日の確保にも繋がるということだと思います。それから3年。建築業界は変わったのでしょうか?そして今後の動向は?最新技術や企業の取り組みに迫ってみました。

まずは最新技術からです。

【踊るルンバ、夜の工事現場をルンバが掃除する】


現場で働いていれば、現場監督だけでなく働いている人みんながいやになる掃除です。そんな中、家庭用掃除機の「ルンバ」の現場バージョンが登場しているそうです。
大手ゼネコン社が自立型掃除機を導入しており、本来の作業に労力を集中させ、生産性向上につなげている。これから掃除当番で揉めることもなくなりそうです。

【ヘルメットがお医者さん??】


ヘルメットに装着するセンサーで、建設作業者の健康状態を把握するモニタリングシステムが開発されました。作業者の脈拍や活動量などの生体情報を取得する。非接触型であるため作業中の違和感はないそうです。重さも既存のヘッドライトと同等であり、USBによる1回の充電で2週間~1カ月、連続して稼働します。
近年、過酷な夏が続いている為今後の需要が高まりそうです。

【ディープラーニング技術の活用】

一度は子供のときに憧れたことがあるだろう重機の操縦ですが、そんな重機のひとつ、ショベルカーの無人化(ディープラーニング)の実用化が進んでいます。
ディープラーニングとは十分なデータ量があれば、人間の力なしに機械が自動的にデータから特徴を抽出してくれるディープニューラルネットワーク(DNN)を用いた学習のことです。
よくニュースなどで将棋やチェスのプロに人工知能が勝利したというようなニュースをみたことがないでしょうか?その技術の事です。

【ドローンの活用】

ドローンが世間に登場してからどれくらいの年月が経ったでしょうか。そんなドローンの建築業界での爆発的な活躍がこれから期待できそうです。
橋の点検で5年に1回の定期点検に全国で初めてドローンを活用しました(2018年)。また2017年から風力発電所やソーラー発電の点検にも用いられています。今後も工事現場や点検等でドローンの導入が次々と予定されています。

【アプリの活用】

以前このサイトの別の記事でもご紹介した様々なアプリです。皆さん?活用できていますか?
Kizuku(キズク)
Photoruction(フォトラクション)
※参考リンク
https://www.oreyume.com/column/otherwise/565

は本当に劇的に作業能率を良くします。
まだ使ってない人は今すぐダウンロードをお願いします!!

続いて業界の取り組みをご紹介します。

【建設業界で「4週8休」への働き方改革を推進する某企業の取り組み】

某建築会社社長によると・・・
「今から40年前は日曜をいかに休むかというのがテーマで、土曜に休むなんて考えられなかった。」
そこから徐々に土曜が半ドンになっていきますが、現場はそうなりませんでした。
そういうことに慣れている人間が今も社内に半数いる一方で、若い世代はお金がすべてではなく、自分の時間も求めています。我々が変わらなければみな他の業界へ就職する。業界としても将来は明るくないわけです。
働き方を変えるためにはいくつかのポイントがありますが、まず生産性を上げることを抜きには実現しません。休むためには生産性を上げて全体の帳尻を合わせることが必要になります。
2点目は、私がつい1、2年前に協力会社とこの話をしたときは、「全員難しい。」と答えました。というのも、作業員は日給月給制で働いているので、土曜が休みになって給料が減ったらみんないなくなってしまうというのです。
そこで、私は日当水準や社会保険加入などの件も含めて協力会社と話をし続けました。今はだいぶ変わってきて、月に半分の土曜は作業を止めることにどこも賛成してくれています。
土曜を休みにと言うと、我々の場合は交代で休んで結局現場はずっと働いているんです。それではだめなので、昨年の初めに全国に通達を出しました。日曜は当然休みで、なおかつ土木は土曜を月に2回、建築は月に1回現場を完璧に閉めることとします。結果は80%を超える実施率でした。

以上のような様々な技術の導入や業界全体の意識変化により今後、施工管理の休みは増えていくことが予想されます。

以上、最新技術(i-Construction)と業界の取り組みのほんの一部のご紹介でした。長いこと「現場主義」を続けてきた建設業界です。果たして変われるのでしょうか??某社長は「40年前は日曜にいかに休むかがテーマだった」と言っています。40年経った今、業界を見渡してみても割と日曜日は休めているかなと感じられます。そしてこれから先はどんな状況になるでしょうか?腰の重たい建設業界ですがスピードは遅くとも確実に休日は増える方向に流れているようです。今後の変化に期待大です。

筆者:藤田 宏輝


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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

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