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公開日時 2018.11.07
最終更新日時 2022.04.06

電気工事施工管理2級と1級の違いとおすすめ受験対策

電気工事施工管理は2級・1級に分かれ、それぞれできることや試験内容に違いがあります。
ここでは、電気工事施工管理2級と1級の違いやおすすめの受験対策を分かりやすく解説します。

電気工事施工管理2級と1級の違いとは

電気工事施工管理2級と1級では、従事できる現場の規模が異なります。
働き方にどのような違いがあるか確認しておきましょう。

2級 1級
一般建設業の営業所に専任技術者として従事できる
工事現場の主任技術者として従事できる
特定建設業の営業所に専任技術者として従事できる ×
監理技術者に代わる資格として仕事に活かせる ×

このほか試験においては以下のような違いがあります。

◇合格率・難易度

種類 平成27年度 平成28年度 平成29年度
電気工事施工管理1級 学科:45.1%
実地:63.4%
学科:46.0%
実地:69.1%
学科:48.0%
実地:62.5%
電気工事施工管理2級 学科:55.2%
実地:40.4%
学科:58.7%
実地:41.6%
学科:62.8%
実地:40.0%

過去3年間の電気工事施工管理技術検定の合格率は、2級が10%ほど1級を上回っています。
このことからも技術検定試験の難易度は2級の方が易しいと言えます。

◇受験資格
電気工事施工管理は2級・1級で受験資格が異なります。

学歴 実務経験年数
2級 1級
大学
専門学校(高度専門士を称する者)
指定学科:1年以上
指定学科以外:1年6ヵ月以上
指定学科:3年以上
指定学科以外:4年6ヵ月以上
短期大学
5年制高等専門学校(専門士を称する者)
指定学科:2年以上
指定学科以外:3年以上
指定学科:5年以上
指定学科以外:7年6ヵ月以上
高等学校
専門学校(専門課程修了者)
指定学科:3年以上
指定学科以外:4年6ヵ月以上
指定学科:10年以上
指定学科以外:11年6ヵ月以上
その他(最終学歴問わず) 8年以上 主任技術者や施工監督指導1年以上を含む、15年以上
電気事業法による第一種、第二種または第三種電気主任技術者免状の交付を受けた者 通算実務経験年数1年以上 通算実務経験年数6年以上
電気工事士法による第一種電気工事士面上の交付を受けた者 実務経験年数問わず 実務経験年数問わず

※平成30年10月現在の情報です。実務経験年数の起算は学科試験前日までで計算します。

電気工事施工管理技術検定におすすめの受験対策

独学による勉強が難しいと感じた人は、実務経験でスキルと知識を養うことがおすすめです。
また全国では電気工事施工管理資格の取得にむけた講習会が開催されています。
2級・1級ともに講習会が開催されているので、開催場所や費用を比較して都合に合ったものに参加してみましょう。

まとめ

今回は電気工事施工管理2級と1級の違いについて解説しました。
1級の取得が難しいと感じた場合は、現場ですぐに活かせる2級の取得を目指すことがおすすめです。
自分の目標に合わせてスキルと知識を養って、一人前の現場監督・施工管理を目指しましょう。

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