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【世界遺産の建築物⑧】ビッグベンで有名イギリスのウェストミンスター宮殿

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公開日時 2023.03.02 最終更新日時 2023.03.02

ウェストミンスター宮殿はイギリスのロンドンにある世界遺産です。
ビッグベンと呼ばれる時計塔に併設されているのがウェストミンスター宮殿なので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなウェストミンスター宮殿にスポットを当ててご紹介します。

ウェストミンスター宮殿の歴史

ウェストミンスター宮殿は世界で最も有名な時計塔のひとつ「ビッグベン」で有名な宮殿です。
1987年に世界文化遺産として登録されました。
かつて王宮だったこの建物は火事で焼失したため、現在の建物は19世紀に再建されました。
全長約265mをこえる荘厳なゴシック・リバイバル様式の建物の中には、約1,100の部屋と100の階段、11の中庭があります。
テムズ川沿いにあるウェストミンスター宮殿は、かつては戦略の要衝とした重要な場所でした。
11世紀半ばにエドワード懺悔王が宮殿と修道院を建てた後、この場所が王の居住地として定められました。
ウェストミンスターとは「西方の修道院」の省略形ではないかともいわれています。
そして1295年に、イギリス初の模範議会が開催されました。
現在でもイギリスの国会議事堂として使われています。

ウェストミンスター宮殿の建築様式

ウェストミンスター宮殿の建築様式

ウェストミンスター宮殿は何度か火災に見舞われ、その都度再建されています。
1834年の火災の後に再建されたのはゴシック様式の建物です。
当時はゴシック様式を再び評価するゴシック・リバイバルの動きがあり、それが採用されました。
ゴシック様式は尖塔が特徴のため、左右にビッグベンとビクトリアタワーが建築されバランスを保っています。
この2つの塔の他に、小さな塔をあちこちに建てることで全体に垂直のシルエットを強調しているのが特徴です。
ビッグベンは正式名称をエリザベスタワーといい、ロンドンの観光名所のひとつです。
文字盤はウェストミンスター宮殿の内装をも手掛けたピュージンが造りました。
文字盤の下には「われらが女王ビクトリアに加護を」と刻まれています。
ビッグベンの鐘の音は、日本の学校の、チャイムの原型とされており、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
ぜひロンドンを訪れた際はその鐘の音に耳を澄ませてみてください。

再建されたロンドンのシンボル

現在ではロンドンのシンボルとなっており、ウェストミンスター宮殿は世界的にも有名な建築物となりました。
現在でも、イギリスの国会議事堂として機能している建物で、世界的にも評価されています。
ウェストミンスター宮殿の隣には同じくイギリスの歴史と大きく関係のあるウェストミンスター大寺院などもありますので、ロンドンを訪れた際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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