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間違った写真はトラブルの元!写真撮影ミスによるトラブルと撮影のポイントをご紹介します!

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公開日時 2022.10.03 最終更新日時 2022.10.03

現場監督には、作業工程をカメラで撮影して記録する仕事があります。
これは、設計通りに正しく工事を行っているかの証明でもあるため、工事の品質管理業務の一つでもあり、撮影した写真は検査書類や施主に提出する書類にも添付する重要な業務です。
この写真撮影に失敗してしまうことによって起こりがちなトラブルと、撮影ミスをなくすためのポイントをご紹介します。

写真撮影ミスで起きるトラブル

現場監督によくある写真撮影ミスは、写しておくべきものを撮っていなかったというものです。
例えば鉄筋コンクリート造の建築の場合は、配筋の写真を撮っておく必要があります。
しかし、然るべきタイミングで写真を撮影しておかないと、コンクリートを流し込んでしまった後ではコンクリートの中にある鉄筋の写真を撮ることはできません。
そうなると設計通りに配筋してあるかの証明を行うことができなくなってしまい、場合によってはコンクリートを壊して工事をやり直す必要が出てきてしまいます。
また、近景を撮りすぎてしまってどこのポイントを撮影したものなのかが分からなくなってしまうことや定点写真を撮る際に、毎回違うアングルから撮影してしまい工程ごとの変化が分からなくなってしまうこともあります。
全景の定点写真を撮るときも完成後のイメージをしておかないと、初めのアングルでは狭い範囲しか映らず完成後に全景が移りきらないということもあります。

撮影のポイント

まず、写真の撮り忘れを防ぐためには、写真撮影の計画書を作成するとよいでしょう。
どのタイミングでどのような写真を撮るのかが明確になり、計画書に従って進めていけばうっかり写真を撮り忘れたという事態や撮影するポイントが間違えていたということも防ぐことができます。
また、工事写真はいつ、どこの何の工事を何のために撮影したのかがわかるものでなければなりません。
撮影日時、撮影箇所、撮影者、工事種目、施工方法、規格、表示マーク、寸法などの情報をすべて写真に収めるのは難しいこともあります。
寸法を確認できるよう添尺をしたり、必要事項を記入した黒板を立てて撮影をするようにします。
せっかく黒板を立てても、撮影した写真で黒板に書かれた文字が読めないと意味がありません。
デジカメは撮影後すぐに写真データのチェックをすることが可能です。
写真を撮った後は、対象物がしっかり収まっているか、ピンボケしていないか、黒板や添尺の文字が読めるかもその場で確認しておきましょう。

写真撮影計画書を作成しましょう

現場監督は、写真撮影が品質管理業務の一環であるという意識を持つことが大切です。
事前準備として、工程表とともに写真撮影の計画書を作成することが写真の撮り忘れやミスを防ぐことにつながります。
慣れないうちは上司に計画書をチェックしてもらうとよいでしょう。
自分では気が付いてなかった撮影ポイントが判明することもあり、ミスを事前に防ぐことができます。

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