施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

100均工具はもろい?100均工具の特徴

学ぶ
公開日時 2023.05.29 最終更新日時 2023.05.29

100円均一ショップにもペンチ、ニッパー、スパナ、レンチ、ハンマーなど各種工具が並べられています。
100円という手ごろな値段で購入できる100均工具ですが、使いやすさや耐久性はどうなのでしょうか。
材質や性能など、100均工具の特徴について調べてみました。

100均工具の素材は?

100均といってもさまざまなショップがあり、店舗によっても取り扱いが異なっています。
そのため100均工具に使われている素材もさまざまですが、カーボンスチールや炭素鋼と記載されているものが多いようです。
炭素鋼は工具によく用いられている鋼ですので、材質としては強度の高い材質を利用していると言えます。
鋼は、炭素量が高いほど硬くなりますが、同時に柔軟性を失って折れやすいなどのもろさも出てきます。
その柔軟性を高めるために、ニッケルやモリブデンといった元素を添加して作られる鋼があります。
これがクロムモリブデン鋼やニッケルクロムモリブデン鋼と呼ばれるもので、ホームセンターやプロショップで扱われている工具は、クロムモリブデン鋼、ニッケルクロムモリブデン鋼を使っているものが多くなります。
これらの元素を添加した鋼は価格が高くなるため、100均で取り扱うのは難しく、この材質の差が100均と一般的な工具の値段の違いであると言えます。

100均工具とプロ仕様工具の違い

100均工具とプロ仕様工具の違い

100均工具とプロ仕様の工具では、材質の違いだけでなく、焼入れが甘く強度が不足している場合や、加工時の精度に大きな差が出ているものもあるようです。
例えば、ニッパーなどはかみ合わせがずれる、切れ味が悪い、接合部分ががたつきバネがはずれてしまう、などの不具合が生じる場合があります。
スパナやレンチなどでは誤差が大きいこともあり、ガタツキのある工具を使っているとナットやボルトがなめて潰れてしまうこともあります。
100均工具の中にも、プロ仕様に近い性能のものもありますが、当たり外れの差が大きいのも100均工具の特徴といえるでしょう。
何度か使ってみて自分が使いやすいものに出会えれば、100均の工具もおすすめです。
またプライベートな時間にDIY目的でそろえるのであれば、100均工具で充分なこともあります。
一方、工具メーカーが作る工具は、長年のノウハウを積み重ねて使いやすさや加工精度にもこだわられたものです。
価格の違いは材質だけでなくクオリティの違いにもつながってきます。
仕事用の工具を揃えるのであれば、クオリティの高い工具を使った方が作業も効率よく進めることができ、ネジやボルトがなめって使い物にならなくなってしまうといった事態も防ぐことができるのではないでしょうか。

現場監督として揃える工具としては

使い勝手も性能もよい100均工具を見つけられたのであれば、それを使っても問題はありませんが、現場ではそれぞれの道のプロである職人たちと仕事をすることになります。
もし100均の工具ばかりを揃えた現場監督がいた場合、その姿は職人たちの目にはどのように映るでしょうか。
プロとして仕事をする以上、現場監督として揃える工具としては、ある程度のクオリティの工具がおすすめだと言えます。

関連記事:
メイン工具はコレ!建築・電工の工事現場でよく使われる作業工具類のご紹介
【レンチ】色んな現場で大活躍!耐用年数があるのを知っていますか?
塗装屋さんが必須で持っている道具とは?4つのアイテムと気になるプロの使い方


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら