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産業廃棄物
公開日時 2020.07.13
最終更新日時 2022.04.05

施工管理技士なら知っておきたい!罰則や違反行為:廃棄物処理法編

産業廃棄物法は、廃棄物の適正な分別や保管、処理に関する法律です。
これに従って処理を行わないと、罰則を科せられる可能性があるので、施工管理に携わる人なら知っておきましょう。
本記事では、施工管理技士を目指す人が覚えておきたい廃棄物処理法の違反行為や罰則について紹介します。

廃棄物処理法における罰則とは

廃棄物処理法に則り適正に処理を行わないと、懲役や罰金に処される可能性があります。

廃棄物処理法の概要

  • 従業員が勤務する法人が罰せられる可能性もある

廃棄物処理法に違反すると、違反行為を行った従業員だけではなく勤務している法人も罰せられる場合があります。これが「両罰規定」です。
廃棄物処理法で規定されているほとんどの罰則が含まれます。

  • 措置命令

産業廃棄物の処理や保管に関する違反があった際に、都道府県知事は期限を定めた措置を講ずるべきことを命じることが可能です。
たとえば、不法投棄された産業廃棄物の撤去などを命じることができます。

廃棄物処理法における違反行為や罰金

5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金、もしくは併科

  • 無許可営業
  • 営業許可の不取得
  • 事業範囲の無許可変更
  • 事業範囲の変更、許可の不正取得
  • 事業停止命令違反
  • 措置命令違反
  • 業務基準違反
  • 名義貸しの禁止違反 など

3年以下の懲役か300万円以下の罰金または併科

  • 委託基準違反、再委託禁止違反
  • 施設改善命令違反、使用停止命令違反
  • 改善命令違反
  • 措置命令違反
  • 施設無許可譲受け、無許可借受け
  • 無許可輸入
  • 輸入許可条件違反
  • 不法投棄または不法償却を目的とする収集や運搬

2年以下の懲役か200万円以下の罰金または併科

  • 無確認輸出目的の予備

1年以下の懲役か100万円以下の罰金

  • 交付義務違反、記載義務違反など
  • 運搬委託者管理表の写し送付義務違反、記載義務違反、虚偽記載
  • 運搬委託者管理表回付義務違反
  • 管理票保存義務違反
  • 虚偽管理票の送付
  • 電子管理表虚偽登録
  • 電子管理表報告、義務違反など
  • 勧告命令違反

1年以下の懲役か50万円以下の罰金

  • 土地形質変更命令違反

罰則に気を付けよう

廃棄物処理にあたってはそれぞれのルールがあり、それに従わなければ罰則が科せられる可能性もあります。
施工管理に携わるものは、廃棄物の処理方法についてしっかり確認しておきましょう。

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