施工管理者が知るべき建具メーカーの種類：YKKAP

家を買うということは、一般的に「一生に1度の買い物」と表現されるほど大きなイベントです。そんな一大イベントの主役に、どこの建具や材料を使っているのか、些細なことまでも施工業者には気の抜けない仕事です。
そんな中、日本を代表する建具のメーカーに「YKKAP」があります。施工管理者であれば、顧客対応の観点からも知っておくべき建具メーカーです。

建具メーカーYKKAPとは

YKKAPといえば【窓】です。「窓を考える会社」というキャッチフレーズは、CMなどでも放映されてきました。

・マド予報
・ドア予報

窓や扉に関連した一言だけの小さな企業広告を毎日出稿していて、そのインパクトは目を引くものがあります。窓のイメージが強いYKKAPですが、さまざまな建築資材を通して、最先端の事業価値を創造しているのです。そして、日本の宝ともいえるモノづくりで躍進し、世界中で開発に取り組んでいます。
また、住宅事業だけではなく、以下に挙げた多くの事業を展開しています。

・エクステリア
・リノベーション
・ビル
・ファサード
・産業製品

創業者である吉田忠雄は、事業を進めるにあたり社会での共存を重んじ、最大の関心を払って企業と社会の両方が繁栄する道を考えました。広範囲にわたっての事業展開は、自社だけでなく取引先や顧客への繁栄に繋がっています。
社会貢献できるという理念のもと「善の巡環」と称し、常に事業活動の基本としてきた創業者の想いが受け継がれているのです。

YKKAPの特徴

YKKAPでは、新しい家を作るだけの窓や建具の販売だけではなく、社会貢献のために自社ができる課題に取り組んでいます。

・人口動態・世帯動向
・住宅施策
・資源・エネルギー
・環境問題
・ライフスタイル
・地方創生
・防犯・防災
・健康・快適
・職人不足
・空き家問題

一見、窓や建具とは無関係な問題にも積極的に取り組むことで、自社をはじめとする社会の未来を切り開く努力をしているのです。この想いは、日本だけに留まりません。
1976年にはシンガポールに初の海外会社を設立して以来、各国に会社を設立。それぞれの国や地域の気候や文化、ニーズに合わせた商品を届けています。そして、現地に根差した事業運営を展開しています。
YKKAPが行なっているさまざまな事業こそが、日本の誇りともいえる【ものづくり】を世界に発信しているのです。

見慣れたものから作り出す未来の快適な空間

家を作るために必要な窓や建具といった素材。それらを通じて、快適な未来へ繋がる事業を展開している会社がYKKAPです。意識せずとも目に入る建物や環境は、YKKAPの商品を使用することで社会貢献に役立っているのです。

【出展】YKKAP