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建設施工現場の重機の耐用年数とメンテナンス時期:ミキサー車

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公開日時 2023.04.11 最終更新日時 2023.04.11

建設施工現場で活躍するミキサー車は、生コンクリートが入ったドラム部分をゆっくりと回し、コンクリートを混ぜながら工事現場まで運ぶ工事用車両です。幅広い工事で活躍しているので、普段からよく目にしている施工管理者も多いと思います。
特殊な構造をしているミキサー車は、どのくらいの期間使用できるものなのでしょうか。

ミキサー車の耐用年数

ミキサー車の耐用年数

ミキサー車の耐用年数は、約3年から4年といわれています。しかし、使用頻度やメンテナンスの状況によって、ミキサー車の使用限度は変わります。

ミキサー車は、中に大量の生コンクリートを入れ、攪拌しながら現場まで輸送をしているため、高圧の作動油が流れている油圧機器、ドラム部分や駆動部などに高い負荷がかかります。

ドラム部分は、長期使用によって内部が徐々にすり減って薄くなっていくと、鋼板に穴が開いて中の生コンクリートが漏れ出してしまうことがあります。

また、生コンクリートを輸送する距離が長くなれば、それだけ攪拌の時間が長くなりドラム部分にも負担がかかります。さらにトラックとしての走行距離にも注意しなければなりません。

ミキサー車を長く使う方法

ミキサー車は、日々のメンテナンスや定期メンテナンスによって、耐用期間に差が出てきます。
ドラム部分の劣化を放置してしまうと、ドラムを新品のものに交換しなければならなくなってしまいます。

一部の鋼板が薄くなっている場合や、穴あきがそれほど広がっていない初期の段階であれば、部分的な修理で対応できることが多くなります。
また、作業油やギアオイルは水分や摩擦で生じた金属粉などによる汚れで劣化しやすく、ポンプや減速機器などの破損や故障など、トラブルの原因となります。
汚れを除去する効果があるフィルターを適切に設置し、作業油やギアオイル、フィルターを定期的に交換することが大切です。

可動部の油膜が無くなると、摩擦が大きくなって傷が生じ、傷から錆が発生し、装置の破損や固着して動かなくなってしまう原因となります。
定期的なグリスアップも欠かさないことなど、こまめなメンテナンスが必要です。

不具合を防ぐためには、メンテナンスは不可欠

ミキサー車は生コンクリートを攪拌させながら建設現場まで輸送するという特殊な機能を備えた車両であり、可動部や駆動部には高い負荷がかかっています。

傷や不具合が大きくなってからでは多額の修理費用がかかるほか、修理自体が難しくなってしまうこともありますが、必要なメンテナンスを適切に行うことで、耐用年数を延ばすことができます。

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