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現場管理とは?施工管理と現場監督の違いや仕事内容の詳細と資格3つ

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公開日時 2022.08.04 最終更新日時 2024.02.16

こちらの記事では、現場管理についてご紹介いたします。

 


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現場管理とは


現場管理とは、作業現場における業務の管理のことです。安全管理や能率の維持などを現場レベルで行い、工事を管理します。現場レベルの管理とは工程管理、品質管理、安全管理、予算管理などです。

同じ音ですが「現場監理」という建築士の業務があります。こちらは建築士の独占業務であり、工事を設計図と照合、確認することを言います。

施工管理と現場監督の違いについて

施工管理職は工事現場で働く人たちの仕事を監督し、統括します。工期を予定内に終わらせるためにスケジュールを組むことや、資材や建材、作業人数などの調整を行い、安全に配慮した工事環境にも気を配ります。

現場監督も施工管理職と同じ立場である人材です。企業によっては施工管理がデスクワーク中心の事務方、現場監督が現場業務を請け負うという線引きをしているところもあります。

現場管理の仕事内容6つ


現場管理とは現場の指揮を取り、工事のさまざまなことを管理します。実際に施工作業に従事するのではなく、各作業へ指示を出すことや、施工状況を確認し、品質管理や安全に配慮した現場環境を管理することが主な仕事内容です。

そのためには、現場で働く作業員とのコミュニケーションが重要です。また、作業における知識も必要不可欠です。

現場管理の仕事内容1:工期スケジュールの組み立て

工期内に工事を完成させることが建設現場では最重要視されています。工期内に工事を終わらせることは、資機材のコストの削減、人員配置の円滑化、そして顧客からの信頼を得るために重要なことだからです。

そのためには、効率的な工期スケジュールを立てなければいけません。工程表を作成し、全体工程、月間工程、週間工程と段階的で詳細なスケジュールを組んでいきます。その上で、定期的に工程打ち合わせを行っていきます。

現場管理の仕事内容2:材料や機材・作業員数の調整

作業に必要な材料や機材を調達し、さらに作業員の人数の調整を行うのも現場管理の仕事です。工程スケジュールを立てたとしても、その通りに進むことはあまりありません。天候や作業ロスなどのトラブルが発生します。

そのトラブルを解消するために適正な機材や作業員数を配置し、安全に配慮しながら作業を進めることが重要な仕事になっていきます。

現場管理の仕事内容3:経費・予算の管理

工事が予算内に収まるように管理することも重要です。工事では人件費や材料費などの原価を計算します。

また、作業進捗により発生する経費も把握します。工期に遅れが出ていれば、その分人件費や機材のレンタル料などのコストが増えます。それらのコストが予算内に収まっているかを把握し、予算内に収まるように改善し適正な利益を得るようにすることも必要な業務です。

一般管理費と現場管理費の違い

現場管理費は工事に係る費用、一般管理費は会社を運営するための経費です。

現場管理費とは、工事現場の運営に必要となる経費です。工事をスムーズに行うために必要な経費で、管理職員の給与や現場事務所や安全管理に係る経費を現場管理費といいます。公共工事では直接工事費の10%などと一律で設定されることが多いです。

一般管理費とは、会社を運営する上で必要な経費です。主に工事とは関係のない租税公課や減価償却費、人件費や維持費などが一般管理費として計上されます。公共工事では直接工事費の10%などと一律で設定されることが多いです。

現場管理の仕事内容4:現場環境の雰囲気作り

現場では多くの人が働いています。異なる価値観を持ち、自分の仕事に誇りを持つ職人が多く携わっているのも特徴です。普段からコミュニケーションを円滑に行い、現場の雰囲気を良くすることは、効率的に工事を進める上で非常に大切なことになります。

コミュニケーションを深めることで、仕事上で大切な「信頼関係」を結ぶことができます。時には、命の危険すらある現場ですから、信頼関係や良好な人間関係を構築するというのは非常に重要なことです。

現場管理の仕事内容5:安全管理

現場には多くのさまざまな危険が潜んでいます。最悪の場合には命に係る災害が起こりうる事態になるので、安全管理は現場監督の業務クオリティに直結する業務といっても良いでしょう。

安全を守ためのルールは各現場で設定されていますが、それを守らせるのが現場管理の業務です。また、危険が及ばないように、安全に配慮した指示を出すことも忘れてはいけません。

現場管理の仕事内容6:デスクワーク

現場管理をする施工管理では、デスクワークも重要な業務内容です。関係者と協議しながら作成する施工プラン、施工計画の書類の作成や、スケジュール管理のための工期スケジュールの作成など、デスクワークも多岐にわたります。

現場が終了した後も報告書や安全確認の書類の作成、翌日作業の指示書など作らなければならない書類は多いです。

現場管理の資格3つ

企業によっては長年、現場に携わってきたベテランが現場を管理することもあります。現場管理には必ず主任技術者という資格を持った人が必要になります。大きな工事になるとさらに、監理技術者という資格が必要です。

そのため、現場監督には施工管理士の資格を有し、主任技術者、監理技術者の有資格者を配置する場合もあります。

現場管理の資格1:施工管理技士

施工管理士とそれぞれの分野における施工管理技術検定に合格する必要があります。それぞれの分野とは「土木」「建築」「管工事」「電気工事」など7分野です。

施工管理技術検定は、建設法に基づく国家資格です。建設工事に従事するものを対象にして技術検定を行い、技術の向上を図る目的で行われます。

施工管理士の資格を有することで、主任技術者、監理技術者の資格を有し、技術的な責任者としての工事現場を管理します。

現場管理の資格2:主任技術者

主任技術者は、工事現場の建設工事を適正に行うために工事施工に携わる者の技術上の指導監督者です。4000万円未満の工事現場に必ず配置しなくてはいけません。

主任技術者は「施工管理士などの国家資格を有していること」か「実務経験が10年以上」、「学歴に応じた、必要実務経験」のいずれかの要件を満たさなければなることができません。

現場管理の資格3:監理技術者

監理技術者は4000万円以上の工事で元請け会社が必ず工事現場に配置しなければいけません。仕事内容は主任技術者とほぼかわりません。しかし、元請け会社として下請け会社を指導・総括するといった責任を負います。

監理技術者の責は重いため、資格の取得は主任技術者よりも難しくなっています。監理技術者になるには、国家資格の1級を取得する必要があります。

現場管理職の平均給料について

現場の管理職である施工管理士の平均給与は約462万円です。しかし、有資格者であれば、平均給与はさらに高くなります。

現在、建設業界は人手不足です。そのため、現場に必ず配置しなければならない主任技術者の資格を有する施工管理士は重要が高いと言えるでしょう。

現場管理の仕事の厳しさについて

現場管理の仕事は施工管理や安全確認、また作業員のフォローなど多岐にわたりさらには、デスクワークも行わなければならないなど幅広い業務を受け持ちます。

基本的には現場に出なければなりません。現場の作業員とのコミュニケーションも大切ですし、施工がスケジュール通りに行われるように段取り良く工事を進めるという作業があります。

さらに、現場の作業が終わった後にも、作業日報や工事工程の確認など事務所に戻ってからのデスクワークもおろそかにできず、残業も多くなることがあるでしょう。

現場監督職から施工管理系や現場監督者に転職できるのか

現場監督から施工管理者、現場監督者への転職はできます。現場監督と施工管理技士の仕事は似通っています。双方とも、工事現場の管理をし、工期や安全、品質の管理をする仕事です。

現場監督と施工管理技士の違いは「資格があるかないか」です。そのため、現場監督からよりスキルアップした施工管理技士になりたいのなら、施工管理技士の国家資格の取得を目指しましょう。

施工管理技士は一定の実務経験があれば取得が可能です。難易度は高いですが、取得することで収入のアップも期待できます。

現場管理者は将来的にニーズ・需要が高い仕事

建設業界は現在、人手不足が深刻化しています。そのため、現場に必ず配置しなければならない主任技術者や監理技術者の資格を有する人材の市場価値は高くなっています。

2020年に、配置義務については緩和の措置が取られますが、それでも市場価値が落ちることは考えられません。

現場には全体を見渡すための現場監督が必ず配備されます。そのため、施工管理技士などの資格を有した人材のニーズや需要が落ちることはないでしょう。

 


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