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公開日時 2018.10.23
最終更新日時 2022.04.06

【業界動向】ウェアラブルカメラで現場はどう変わる?

ウェアラブルカメラとは体などにつけてハンズフリーで撮影できるカメラです。
軽量のため、ヘルメットなどにも装着することができます。
また野外での使用を想定しているため、耐衝撃性や耐水性、防塵性を高めたものも販売されています。
そんなウェアラブルカメラを建築・建設現場で活用した例をご紹介します。

作業状況をリアルタイムで知ることができる

建築現場では現場監督が現地で様々な確認や点検を行わなければいけません。
そこで何らかの問題が起こった場合、本社や関係者に連絡を行います。
その手段は電話やメールなどが主ですが、場合によっては現場の写真も必要です。
しかしこれら手段では情報が少なく、正確に伝えられない場合もあります。
関係者が現場に出向くことになれば、コストも余分にかかってしまいます。
そこでウェアラブルカメラの出番です。
ウェアラブルカメラを接続したパソコンやタブレット端末を利用することで、現場の映像や状況をリアルタイムに共有できます。
その映像を見ながら的確に指示を出すことが可能です。
また現場にいる担当者が新人の場合でも、このウェアラブルカメラを通して遠隔地から指導を行うことができます。
また映像は録画できるので、証拠として残しておくことも可能です。
さらにウェアラブルカメラをヘルメットにつけることで、現場で働く作業者目線の映像を閲覧することができます。
すると経験が浅い新人の作業工程を見ることができ、その場で的確な指導や安全支持を行えます。

ウェアラブルカメラを使った測量作業の効率化

測量作業は通常、測量機器と測点側の二人一組で行います。
それを専用の測量機器とウェアラブル型の端末を連携させることで、この作業を一人で行うことが可能です。
まずウェアラブル型の端末の場面に、作業員の現在位置や測点までの誘導をリアルタイムで表示します。
そこに表示される位置を確認しながら測点まで移動します。
そして自らの音声で指示を行うと、測量機器が自動で測点位置を記録してくれる仕組みです。
これにより作業員の人数削減、時間短縮につながります。
また両手が自由な状態にあるので安全も確保しやすく、周囲の視野もしかりと確保できます。
さらに測量制度の向上や、データの自動帳票化なども今後拡張していく予定だそうです。

今後導入が検討されるウェアラブルカメラ

ウェアラブルカメラを使用することによって、遠隔地からでも正確な建築・建設現場の情報を得ることができます。
これにより遠隔地からでも支持を行えたり、複数の現場を同時に監督できたりできるようにもなります。
また複数人と現場の情報を共有できるのもメリットです。
今後どんどん現場に導入されていくのではないでしょうか。

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