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【建築業界とICT①】これから次々投入されるかも!ICT建機ってなに?

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公開日時 2022.10.13 最終更新日時 2022.10.13

ICT建機には、最先端の技術が搭載されており、建設現場の効率・生産性の向上、人的コストの削減など、施工状況を劇的に改善させています。
実際のICT建機には、どのようなことができるのかを解説していきますので参考にしてください。

作業時間を従来の半分にしたICT建機とは?

ICT建機とはInformation and Communication Technologyのことで、つまり情報通信技術を用いた建設用機械(ブルドーザー、ショベルカーなど)のことを言います。

ICT建機では、GPSや施工データを用いて総合的に施工を行うことができます。
従来の方式では、丁張の設置、施工、検測を繰り返し行う必要がありましたが、システムによって丁張を行うため、短時間かつ少人数で施工を行うことが可能になっています。

また、このICT建機には、自動制御機能が備わっており、設計図に沿ってミリ単位で施工ができるため、経験の浅い技術者でもベテラン技術者並みの施工品質を実現できるようになりました。
作業時間においても通常では、2日以上かかる作業を1日で完了することができたケースもあり、さらには作業エリアに人が立ち入ることがないため、安全性においても非常に効果的であるとされています。

ICT建機の実際の作業状況

ICTを搭載したショベルでは、バケットの刃先が設計している面に達すると自動停止するようにシステムが設計されています。
そのため、掘りすぎてしまうという誤りが起こらず、オペレーターはその部分を気にせず、作業に集中することができます。
オペレーター席にはモニターが設置されており、その画面を見てリアルタイムで状況が判断できるのも優れた機能の一つです。

またブルドーザーにおいては、粗掘削から仕上げ整地まで、全てブレードを自動制御します。
複数の掘削モード、負荷モードを選択することができ、より完成度の高い仕上がりが期待できます。

その他にも、事務所で制作された設計データをインターネット回線によって、各ICT建機に瞬時に送信できるため、非常に効率よく全体の施工が進みます。

似ているようで違いのある建機メーカー

現在、建機メーカーにはキャタピラーとコマツが有名でどちらも最新の技術を活用した建機を開発しています。
それぞれの建機には「操作性」や「システム性能」、「パワー」特徴の違いがありますので、ICTを導入する際にはよく比較すると良いでしょう。
今後もICT建機の開発競争は進んでいくようですので、建設現場の施工状況の改善はさらに進むことでしょう。

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