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【グローバルな視点で確認】中国と日本の建設業界の働き方の違い

働く
公開日時 2023.05.30 最終更新日時 2023.10.27

建設業界で仕事をしている人は、諸外国の建設業界についても気になるでしょう。
日本とは働き方が異なる国も多いです。
ここでは、中国の建設業界について日本との違いを解説していきます。

農村部からの出稼ぎ労働者が多い

農村部からの出稼ぎ労働者が多い


中国では2000年代半ば辺りまでは、日本や欧米諸国よりも建設業界の市場規模が小さめでしたが、2000年代後半には日本を追い抜きました。
2010年代に入るとアメリカも追い抜き、現在では建設業界において世界一の市場規模を誇っています。
その間に、中国の建設業界で働く労働者も増えていったというわけです。
中国の建設業界で働く人の約8割は農村部からの出稼ぎ労働者です。
この点において、日本の建設業界とは大きく異なります。
中国の建設業界は市場規模が世界一でありながら、本業として建設業の仕事に従事している人は、全体の2割程度なのです。
中国の農村部は都市部との経済格差が激しいため、農村部の人たちにとっては建設業の出稼ぎで得られる収入は貴重なものとなっています。
また、市場が急成長しても、人手不足に陥らなかったのは、農村部の人たちの出稼ぎによる面が大きいでしょう。

日本と比べて10年以上遅れている


中国で建設業に従事する人たちの多くは、十分な職業技能訓練を受けずに現場で仕事をしています。
きちんとした職業技能訓練を受けた上で業務に従事している労働者は、全体の1割程度しかいません。
特に農村部からの出稼ぎ労働者に関しては、その傾向が顕著です。
労働者の大半が職業技能訓練を受けていないことから、建設現場での安全面に関する対策も十分ではありません。
知識不足が原因で危険な状況のまま作業をしていることもあるでしょう。
また、中国で建設業の仕事に従事している人たちの中には、日雇いなどの不安定な働き方をしている人も少なくありません。
日本の建設業界においても、かつてはそのような状況にありましたが、現在ではかなり改善されています。
建設業界で働く人の多くは、他の業種と同様に社会保険に加入しており、比較的安定した労働環境です。
現在の中国の建設業界における労働環境は、日本と比べて10年以上遅れていると言っていいでしょう。

出稼ぎ労働者が多く、まだ遅れを取っている中国の建設業界

中国では主に農村部からの出稼ぎ労働者が建設業界の仕事を担っています。
また、市場規模だけを見れば世界一であるものの、労働者の待遇面などで日本と比べて遅れている面も多いです。
今後は、急激な成長もひと段落し市場も成熟していくでしょう。


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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

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