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環境 リサイクル
公開日時 2020.07.04
最終更新日時 2022.04.05

建設業から新分野への進出事例:環境・リサイクル関連

近年、建設業から新分野への進出が盛んで、環境リサイクル関連にも進出しています。

本記事では、施工管理技術者も知っておきたい建設業の環境リサイクル関連への進出事例について紹介します。

進出事例

建設業は、環境・リサイクル関連にも進出しています。
ここでは具体的な事例を紹介します。

※出典:厚生労働省「建設業から新分野への進出事例

植物バイオやバイオマスエネルギーの研究

新潟県で土木・造園業を営む企業は、地域社会で発展するための方策として新規事業への進出を図っています。
その第一歩として植物バイオ研究所を設立しました。

「ササユリ」の組織を培養して大量増殖し、畜糞たい肥や有機廃棄物からのバイオマスエネルギーを回収することで、自動車燃料として利用するための調査などが行われています。

樹皮をリサイクルした土壌改良資材

島根県の総合建設業者では、スギやヒノキなどの樹皮を特殊加工し、土壌改良資材を製造する技術を開発しました。
また、時にはゴミとして焼却処分される樹皮をリサイクルすれば、環境保護に貢献できます。

地質汚染調査・浄化への協働展開

北海道では地域に密着したゼネコン7社が協働し、地質汚染調査や浄化事業への取り組みを始めました。
現在ではガソリンスタンドを主な対象とし、「ガソリンスタンド健康診断システム」を商品として営業しています。

建設汚泥リサイクルでの循環型リサイクルの再生

長野県の土木・建築工事業者は、建設汚泥に石灰での改質固化処理を行い現場での埋め戻し材などとしてリサイクルを始めました。
さらに植栽用や農業用改良土への開発も行われています。
またNPO法人も参加し、地域企業との交流や連携を積極的に図り、農地の改良・有機農業などを行っています。

焼却灰溶融スラグを用いたコンクリート平板の開発

山形県にあるコンクリート会社は、家庭ごみの焼却灰溶融スラグを再利用し、歩道などに利用されるコンクリート平板の製造や販売を行っています。
これにより、増え続けるゴミの減量化や環境対策など循環型社会の構築に向けた取り組みが行われています。

各種リサイクル法

環境省が行う政策の一つとして各種リサイクル法が定められています。

出典:環境省「環境再生・資源循環

容器包装リサイクル関連

一般の家庭ごみとして排出される廃棄物をリサイクルする目的で作られた法律です。

家電リサイクル関連

家電リサイクル法の概要と中心に、施工状況、定例調査情報、法令、申請手続きなどを記載した法律です。

環境・リサイクル関連にも進出している

建設業は本業だけでなく、環境リサイクル関連事業にも進出しています。
今後もさまざまな企業が参入することが考えられます。

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