ページトップに戻る
発破工事
公開日時 2020.07.02
最終更新日時 2022.04.05

【現場の効率UP!】建設に関するロボットやAI技術への取り組みの話

国土交通省は将来的な人手不足や維持管理費の増大といった課題に対応するため、AI開発支援などが行われています。
本記事では、施工管理技術者も知っておくと便利なAI開発支援プラットフォームと次世代社会インフラ用ロボット現場検証の取り組みなどを紹介します。

建設現場をAI化!AI開発支援プラットフォーム

国土交通省では、インフラの老朽化や将来的な人手不足、維持管理費の増大などの課題に対応するため「i-Construction」を推進しています。
さらにインフラ分野へのAI研究開発の促進も行われています。
インフラ点検では、AIを活用した構造物点検などを目指しているそうです。
現状ではロボットで使用し、人が点検作業を行っています。
これにAIによる判断を入れ、より判断を効率化させことを目標にしています。
このAIを開発するためには、インフラ事業者から大量の写真データや土木技術者による正しい判断を提供してもらう必要があります。
提供されたデータはAI開発支援プラットフォームに集められます。
このプラットフォームは国が事務局として実施するもので、AI開発者などが集まったデータへアクセスできるような環境が検討されています。
このデータを活用し、人工知能基幹技術を駆使してAIに学習させる計画が考えられています。

※出典元
国土交通省「AI開発支援プラットフォームの開設準備ワーキング・グループについて

ロボットの開発・導入を促進!次世代社会インフラ用ロボット現場検証

物差し

国土交通省では、社会インフラの現場に役立つロボットの開発や導入を促進する取り組みも行っています。
まず公募や応募などで民間企業や大学などの優れたロボット技術を集めます。
集められたアイデアや技術は「検証方法の具体化」や「現場検証」「評価」などが行われます。
現場検証では「個別技術に対する評価」と「総合的な技術的評価」がつけられます。
ここで「どんなことが可能か」「どのような現場で役に立つのか」「現場で実際に活用・普及するためにはどんな開発・改良が必要なのか」が通知されます。
この結果に基づき、すぐに活用が可能なものは開発と活用を促進します。
また開発・改良が必要なものは支援や連携を行い、次年度の公募へ回します。
この取り組みによりインフラの維持管理や災害対応など、次世代のロボットの開発・活用が期待されます。

※出典元
国土交通省「AI開発支援プラットフォームの開設準備ワーキング・グループについて
国土交通省「次世代社会インフラ用ロボット現場検証の取組

AIやロボット開発を通して次世代の支援を

国土交通省では、将来的な課題の解決方法としてAI開発支援やインフラロボットの会は支援などを行っています。
将来的に建設業界でも、AIやロボットの利用が標準になることが期待されています。
また「俺の夢」は建設業界に興味をお持ちの方は業界最高水準の給与額の求人情報を多数掲載しています。
ぜひご覧ください。

関連記事:
建設物の保守もIoTで解決:遠隔検針システム
建築の見える未来をサポートする「CIM」とは?建築業務の効率化が期待されるその効果をご紹介
建設物の保守もIoTで解決:看板の点検保守サービス

俺の夢は「施工管理技士の派遣転職」に特化し、業界最大級の求人数、30年以上の転職サポート実績を誇る求人サイトです。
このサイトでは、施工管理技士の方に役立つ情報を「トレンド」「キャリア」「知識」の3つに分けてお届けしています。
運営企業:株式会社 夢真

Twitter LINE
NEW

新着求人

2024年4月16日更新
新着情報0
現在、新着求人はありません。