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公開日時 2018.11.09
最終更新日時 2022.04.06

道路工事現場の見学会はどんなことをするのか?

国土交通省(関東地方整備局)は、市民に道路事業の役割や、整備の効果などについての理解を深めてもらうことを目的に、普段はあまり公開されていない道路工事の現場で「道路工事現場見学会」を実施しています。
親子で楽しめるイベントが多いため、例年、夏休みに現場見学会が開催されることが多いようです。
そこで今回は、道路工事現場の見学会がどのようなイベントなのか、いくつかの事例を紹介したいと思います。

渋谷駅周辺整備事業


トラフィックの多い渋谷駅周辺で、歩行スペースの拡張や電車の乗継改善を目的に行われている「渋谷駅周辺整備事業」。
その見学会である「道路工事現場こども見学会in渋谷」が、国道246号線に近い渋谷東口の周辺にて、2018年8月3日に開催されました。
実際の工事現場を見学することができ、歩道橋や地下通路などを作っている様子をみることができます。
イベントに参加した人たちは、模型や動画を使った工事の説明を聞いた後、実際に渋谷駅東口架設前にある施工中の歩道橋の桁で、寄せ書きやボルトを締める作業の体験会などを行い、建築業や本事業に対する理解を深めることができました。

横浜湘南道路トンネル工事


2018年8月1日に、神奈川県藤沢市にある横浜湘南道路トンネル工事の見学会として、「夏休み道路工事現場こども見学会」が開催されました。
実際の横浜湘南道路トンネルの工事現場では、地下40mに降りることが可能で、トンネルの採掘設備や地上にある建設機械などを見学することができます。
イベントに参加した人たちは、トンネルがある圏央道の役割や工事による影響や、横浜湘南道路と高速横浜環状南線の話を聞いた後、シールドマシンの見学や、VRを使った建設機械の体験などが行いました。

首都圏中央連絡自動車道

2018年8月10日、千葉県成田市の首都圏中央自動車道の大栄から横芝間の工事現場で、「道路工事現場こども見学会」が開催されました。
イベントに参加した人たちは、実際の工事現場で、建設機械の乗車体験や地盤改良機が動いているさまを見学したりすることができました。

夏休みの自由研究にも最適

今回紹介したイベントは3つだけですが、実際にはもっとたくさんのイベントが開催されています。
普段あまり目にすることがない道路工事の様子は、こどもだけでなく大人が見ても非常に興味深いものだと思います。
また、夏休みということで、自由研究の課題として扱うのもおすすめです。

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