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公開日時 2018.11.15
最終更新日時 2022.04.06

管理する工事現場に外国人労働者が!文化の違いを理解して指示を行うコツ【中国人編】

人手不足の影響で外国人労働者の受け入れが進んでいます。
建設業界においても、外国人労働者と接する機会が増えるため、現場監督を務める人は対応できるようにしなければなりません。
外国人労働者の中でも特に多いのが中国人労働者で、外国人労働者全体の中で約3割を占めます。
では、中国人労働者とどう接すればいいのか見ていきましょう。

中国人はメンツを大事にする傾向が強い

中国人は外見が日本人とあまり差がないため、日本人の労働者と同じように接してしまう現場監督もいるかもしれません。
しかし、文化の違いなどから、物事に対する考え方は日本人と違う点が多いです。
特に強い傾向としては、メンツを大事にするという点が挙げられます。
中国人はとてもプライドが高いです。
建設作業の仕事をしている中国人も、自分の仕事に誇りを持っています。
中国人は、多少無理をしてメンツを立てようとすることも多いという点に留意しておきましょう。
また、給料の金額などに関してもシビアな目で見ます。
同業他社で働く同じ他の中国人労働者の給料と自分の給料を比べて、不満に思ったり逆に喜んだりしていることもあるかもしれません。
一見すると接しづらいようにも見えますが、中国人はフレンドリーな人も多いです。
中国人労働者が入ってくることで、現場の雰囲気が良くなることもあるでしょう。

中国人労働者に仕事の指示を出すときのコツ

現場監督なら、現場で作業員たちに指示を出さなければなりませんが、外国人相手の場合には、多少の配慮が必要です。
中国人の場合にはメンツを大事にするという特徴を踏まえた上で指示を出すようにしましょう。
通常の指示であれば、日本人の労働者の場合と大差ありませんが、難しいのは注意するときです。
メンツを大事にする中国人労働者に対して、何かを注意するときに他の人が見ている前でやるのは避けましょう。
メンツもプライドも傷ついてしまいます。
なるべく、他の人から見えない場所に呼び出して注意するのが無難です。
また、分からないことがあっても、「分かりません」とは言えず、間違ったやり方で作業をしてしまうこともあります。
中国人労働者に指示を出した後は、本当に理解しているかどうか作業している内容を確認しておくのが無難です。

中国人労働者は仕事に誇りを持っているので上手に指示を出そう

外国人労働者が増える傾向は今後も続くとの見方が強いです。
現在のところ、まだ中国人労働者と接する機会がなくても近いうちに自分が管理する現場に中国人労働者が入ってくる可能性は十分にあるでしょう。
中国人は仕事そのものには誇りをもっているので、上手に指示を出せば戦力になる人材です。

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