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【資材を学ぶ⑧】ローマ時代に多種多様な資材が誕生

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公開日時 2023.05.24 最終更新日時 2023.05.24

古代ローマ帝国は建築の分野で他国や他地域と比べてかなり進んでおり、当時の建築技術はローマ帝国を中心に発展してきました。
建築技術が発展すれば、資材も多く使うようになります。
そのため、ローマ時代に誕生した建築資材も多いです。
では、どのような建築資材がローマ時代に生まれたのか見ていきましょう。

さまざまな資材が誕生

古代ローマの有名な建築物としては、コロッセオやカラカラ浴場、マクセンティウスのバシリカなどが挙げられます。
こうした建築物は壁や柱などの部分をよく見てみると石で作られているのが分かります。
古代ローマでは石材を建築資材として使用していたことが窺えるでしょう。
石材の加工を行う石工という職業も発達していました。
有名な建築物だと石で作られている部分が多いですが、石材以外の資材を使用している建築物も多いです。
ローマというと、木造の建物のイメージはあまりないかもしれませんが、木造建築も発展していました。
そのため、木材も加工にも長けていたのです。
合板を作る技術も発達しており、合板を使用してドアや家具などが作られていました。

ローマン・コンクリート

ローマ時代の建築資材において、特に有名なのはコンクリートです。
ローマン・コンクリートと呼ばれているコンクリートで、現在の建設現場で使用されているコンクリートとは原料がやや異なります。
火山灰を主原料としており、現在のコンクリートと比べると強度が2倍以上あったとされています。
コロッセオなどにも、このローマン・コンクリートが使われていますが、現在でも当時のままの状態で残っています。
型枠の中に入れて骨材やモルタル材と混ぜて型枠に入れて固めていく施工方法をしておりましたが、このやり方は現在のやり方とほぼ同じです。
ただ、現在の施工方法だと型枠に流し込む前の段階で骨材やモルタル材を混ぜますが、当時は骨材やモルタル材を流し込んで固めてから打設する手法を採っていました。
大きな建物を作るときには、コンクリートが固まったらその上に繋げて打設していきます。
このローマン・コンクリートは産業革命の前あたりの時代まで使われていました。

建築手法が発達し使用された資材も多い

コロッセオやカラカラ浴場など古代ローマに作られた有名な建築物は多く、石材やコンクリートなどが使われていました。
特にローマン・コンクリートは当時の有名な建築資材です。
さらに木造建築なども発達していたことから、建築の分野でかなり秀でていたといえるでしょう。


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