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【建築と法律③】建築関連の法律の歴史(日本・江戸時代編)

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公開日時 2023.04.06 最終更新日時 2024.01.30

建築基準法は戦後になってから制定された法律ですが、江戸時代以前にも建築関連の法律はありました。
建物というのは、我々の生活に非常に深く関わっているものであるため、いつの時代も一定のルールが必要だったということでしょう。
建築関連の法律があることで、我々の生活は安全が保たれています。
では、江戸時代にはどんな建築関連の法律があったのか見ていきましょう。

 


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木造建築が多かったため火災対策が必須だった

木造建築が多かったため火災対策が必須だった

日本では伝統的に木造建築が多く、特に江戸時代にはほとんどの住宅が木造でした。
木造の住宅はひとたび火が付いてしまうと、あっという間に燃え広がってしまいます。
住宅が密集している地域なら、次々と隣接する住宅に燃え移るでしょう。
現在の鉄筋コンクリート造の建物なら小火程度で済むような火災でも、大火災に繋がってしまう状況だったのです。
そのため、江戸時代には法律で町屋の3階やぐらを禁止するなどの火災対策が行われました。
また、日本では歴史的に見ても地震が多かったため、地震による死者も多数いました。
現在の日本においても、地震対策は大きな課題です。
地震対策としては一時、瓦葺きの屋根が禁止されたこともありました。
地震が原因で火災が起こることもあり、建築関連の分野は規制の対象になりやすかったのです。
道路の幅を広げたり、延焼防止用の「火除地」を指定するなど対策が講じられていました。
現在の日本でも地震が多く、都市部では住宅が密集しているため、規制や対策の方向性は江戸時代と近いものがあります。

贅沢な家に対する規制もあった

江戸時代の建築関連の法規制は、安全のために行われていたものだけではありません。
江戸時代には、慶安の御触書に代表されるように、贅沢を規制することも多く行われていました。
規制の対象になっていたのは主に中級クラスの商人です。
現在の世の中なら、お金を持っている人がどんどん贅沢してくれれば、景気が良くなると考えるでしょう。
しかし、江戸時代には庶民の贅沢は幕府が許さないような風潮がありました。
そして、倹約令が出されて、贅沢な家を質素に建て替えさせた例もあったのです。
現在の価値観で見ると、無駄極まりない内容の法律です。
また、火災などが起こると、建築関係の仕事をしている人が儲かりましたが、そこにも幕府からの規制が入った例があります。

火災や地震に備えた建築の法規制は江戸時代からあった

江戸時代の建物は、現在と比べると火事や地震に弱い構造でした。
少しでも被害を防止する目的で、建築物に対する法規制が行われていたことは、江戸時代も現在と大きく変わりません。
ただ、贅沢な家を規制するという内容の法律は、現在では見られません。
庶民は質素倹約を是とする時代だったからこそあった法律です。

 


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