ページトップに戻る
公開日時 2018.08.23
最終更新日時 2022.04.06

土木工事におけるドローン測量のメリットは?

テクノロジーの発展は、近年において目覚ましく進んでいます。
そんな中、土木工事の現場でも、ドローンを使った測量を行うケースも登場しています。
ところで、ドローンを使った測量には、たくさんのメリットがあるということをご存知でしょうか。
今回は、土木工事におけるドローン測量のメリットについて紹介します。

業務効率が改善される


ドローンを使った測量の最大のメリットが、安価だという点です。
従来の方法と比較しても、劇的に安くなります。
また、これまで地上で人がGNSSやトータルステーションの測量機を使って行っていた場合よりも、同じ時間内で膨大なデータが取得できるうえに、3DCADで扱いやすいフォーマットで取得できるため、費用対効果が抜群によいといえるのです。

ドローンで測量業務を行う場合には、工事を止める必要がないという点も大きなメリットです。
重機やトラックといった動く物体が映りこんでも、問題ありません。
また、3Dモデルを利用すれば、土の量や、産業廃棄物などの体積も取得可能です。
したがって、時間あたりで、どの程度 の土が運搬できたか把握できるため、業務の進捗も把握しやすくなります。

撮影に関するメリット

ドローンでの測量は、通常の航空機による撮影と比べ、より低空での撮影が可能になります。
そのため、非常にきれいな写真が撮影できるため、高解像度なデータを取得できるというメリットがあります。
また、広範囲の撮影が容易にできるという点も、優れたメリットといえるでしょう。
ドローンはその高速な移動速度によって、3〜4ヘクタールの撮影も1時間以内で実施可能です。
そのため、時間の大幅な短縮もできますし、測量用の座標を把握するのも従来よりも簡単に行えます。

さらに、ドローンは、人が中々入っていけないような場所でも簡単に入れるため、そのような場所でも測量データが取得 できる点もメリットです。
撮影にあたって、対空標識を置く必要もありますが、人手はそれほどかかりません。

まとめ

ドローンは今回紹介した土木工事における測量写真以外にも、さまざまなシーンで利用されはじめています。
そのため、ドローンを操縦するパイロットを養成する学校などもできはじめています。
今後も益々需要が増えると予想されますので、興味がある方は、今のうちからドローンに触れておけば、各所で引っ張りだこの存在になれるかもしれません。
そういった意味では、今がチャンスの時期といえるでしょう。

俺の夢は「施工管理技士の派遣転職」に特化し、業界最大級の求人数、30年以上の転職サポート実績を誇る求人サイトです。
このサイトでは、施工管理技士の方に役立つ情報を「トレンド」「キャリア」「知識」の3つに分けてお届けしています。
運営企業:株式会社 夢真

Twitter LINE
NEW

新着求人

2024年4月17日更新
新着情報0
現在、新着求人はありません。