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建築士になるには何をすれば良い?建築士の資格の種類3つと学習ポイントも解説!

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公開日時 2022.08.22 最終更新日時 2024.01.29

この記事では、建築士になるためポイントなどをご紹介いたします。

 


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建築士になるにはどうするべき?


建築士になるには、国家試験に合格する必要があります。
建築士は一級・二級、そして木造建築士に分けられます。
一級建築士の取得方法は以下の2種あるとされています。

・二級建築士の資格取得後に試験を受ける
・大学、短期大学、高等専門学校等に入学して指定された学科を修了する

通常は、2年以上の実務経験を積んだ後に試験を受けるのが一般的とされています。

建築士試験は、「学科試験」と「設計製図試験」があります。
学科試験を合格した者のみが、設計製図試験を受けられます。

受験申し込みから建築士免許を取得するまでの流れは

1、受験申込(毎年4月頃)
2、受験資格審査
3、受験資格がある人には受験票が送付されます。
4、学科試験
5、学科試験合格者発表
6、設計製図試験
7、設計製図試験合格者発表
8、建築士免許申請後、建築士免許の交付

となります。

またこれまでは、一級建築士の学科試験に合格後、
その年、翌年、翌々年の設計製図試験の学科試験が免除となっていました。
これが令和2年度からは、
学科試験合格者はその年を含めて5年以内に実施される設計製図試験のうち、
3回を任意に選択して免除できます。

この項目を含め26の見出しから、
建築士になるために知っておきたいことを詳しくまとめていきます。

一級建築士になるには?

建築士は国家資格の一種です。
住宅や店舗など、建築物の規格・設計・見積もり等に関わる仕事です。
状況によっては、建築許可や道路の使用許可等の手続きや届出を行う場合もあります。
一級建築士と二級建築士、そして木造建築士に分かれており、
一級建築士は設計できる建物に制限がありません。
資格を取得するには、試験に合格する必要があります。
本記事では、建築士になるにはどうしたらいいのか、
どういった資格の種類があるのか等を紹介します。

普通高校卒業の場合

高校で指定された学科を修了して卒業すると、
二級建築士の試験を受験するのに実務経験は特別必要がありません。

しかし、普通高校を卒業した場合は、
二級建築士免許を取得した後に実務経験を2年積むことで、
やっと試験の受験資格が与えられることになります。

建築士になるには、普通高校を卒業した場合と
建築系の学科がある高校を卒業した場合とで、
受験資格の条件が変わってくるのです。

建築系大学卒業の場合

建築系大学を卒業している場合では、
実務経験がなくても二級建築士の受験資格を取得することが可能です。

一方で建築に関する学歴が全くない場合、
7年以上の実務経験を経てやっと、
二級建築士試験の受験資格が取得できます。

建築系大学を卒業している場合でも一級建築士試験は難易度が高いため、
建築士になるにはまず、二級建築士の資格を取得する方が多いとされています。

本来であれば、建築系大学を卒業しているとすぐに、
一級建築士試験を受験できます。

二級建築士を取得しない場合

建築系大学の卒業であれば二級建築士の資格を取得していなくとも、
すぐに一級建築士の試験を受験することが可能です。

一級建築士免許の登録には2年以上の実務が必要となりますが、
試験合格前後で実務経験のタイミングは自由です。

しかし、建築士になるには一級も二級も比較的難易度の高い試験となるため、
二級建築士を取得しない場合は実務経験を積み、
それぞれの科目についてしっかり知識をつけるのがおすすめです。

建築士の資格の種類


建築士は一級建築士と二級建築士、そして木造建築士に分かれています。
なかでも、一級建築士は設計できる建物に制限がありません。
一方で二級建築士、木造建築士は設計できる建物に制限があるということになります。

そのほか、一級建築士と二級建築士、そして木造建築士は、
国家試験の受験資格や試験合格後の免許登録要件までもが、
学歴や実務経験などにより細かく違いがあります。

建築士になるにはまず、この条件の違いを把握する必要があります。
詳しく確認していきます。

一級建築士

一級建築士は、すべての構造・規模・用途の建築物の設計や工事監理を行える資格です。
一般住宅や高層ビル、体育館など取り扱える建築物に制限はありません。

一級建築士は、建築士試験の中でも難易度が高いとされています。

一級建築士になるには、
受験するための資格がいくつか必要です。

・大学・短期大学・高等専門学校、専修学校等において指定科目を修めて卒業した者
・二級建築士資格取得者
・建築設備士資格取得者
・そのほか国土交通大臣が特に認める者

免許登録要件は

・大学卒業後、2年以上の実務経験
・短期大学(3年)卒業後、3年以上の実務経験
・短期大学(2年)・高等専門学校卒業後、4年以上の実務経験
・二級建築士資格取得後、二級建築士として4年以上の実務経験
・建築設備士資格取得後、建築設備士として4年以上の実務経験
・国土交通大臣が同等と認める者は所定の年数以上

二級建築士

二級建築士は、主に一般住宅規模の建築物が設計可能な資格です。
具体的には以下の面積まで取り扱えます。

・木造等(高さ13メートルかつ軒高9メートル以下のもの)
300以上1,000平方メートル以下で3階数まで
1,000平方メートル以上で1階数まで

・鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、レンガ造等(高さ13メートルかつ軒高9メートル以下のもの)
1.100以上300平方メートル以下で3階数まで

二級建築になるには、
受験するための資格がいくつか必要です。

・大学・短期大学・高等専門学校、専修学校等において指定科目を修めて卒業した者
・建築設備士資格取得者
・そのほか都道府県知事が特に認めている者かつ所定の年数以上の実務経験がある者
・建築に関する学歴がないものは、7年以上の実務経験がある者

免許登録要件は

・大学・短期大学・高等前門学校卒業者は実務経験なしでも登録可能
・高等学校、中等教育学校卒業後、2年以上の実務経験
・都道府県知事が同等と認める者は所定の年数以上

学科試験は

・学科I(建築計画)・・・25問
・学科II(建築法規)・・・25問
・学科III(建築構造)・・・25問
・学科IV(建築施工)・・・25問
試験時間は合計3時間です。

学科試験に合格すると設計製図の試験を受験でき、試験時間は5時間です。

木造建築士

木造建築士とは、木造住宅程度の建築物が設計可能な資格です。
二級建築士よりもさらに設計できる範囲が狭く、木造建築のみに限られています。
具体的には以下が業務範囲です。
・木造等(高さ13メートルかつ軒高9メートル以下のもの)
30~100平方メートル以下で、2階数まで
受験資格・登録要件は二級建築士と同様です。

建築士に必要なスキル4つ

建築士に必要なスキル4つ


建築士は国家資格の一種であり、
住建築物の規格・設計・見積もり等に関わる仕事です。
ときには、建築許可や道路の使用許可等の手続きや届出を行う場合もあります。
細かく神経を使うような地道な作業も多いですが、
ここでは建築士に必要なスキルを確認していきます。
なかでも重要な4つのスキルを理由とともに解説してまいります。

建築士になるにはどうすればよいか、
求められる人材も把握して置くことが大切です。

建築士に必要なスキル1:集中力

建築士は、建築計画を立て構造を練り、さらに施工を行います。
またこれらのことを行うには、建築法規も理解して行動しなければなりません。

たとえば一級建築士は、すべての構造・規模・用途の建築物の設計や、工事監理を行えます。一般住宅や高層ビル、体育館など取り扱える建築物に制限はありません。
二級建築士は、主に一般住宅規模の建築物が設計可能となります。
木造建築士であれば、木造住宅の建築物が設計可能です。
これらの作業はたいへん地道で集中力が必要となります。

建築士に必要なスキル2:創造性

先述したように、
一級建築士は、すべての構造・規模・用途の建築物の設計可能です。
一般住宅や高層ビル、体育館など、取り扱える建築物に制限はありません。
二級建築士は、主に一般住宅規模の建築物の設計を、
木造建築士であれば、木造住宅の建築物を設計可能です。

場合によっては、
テーマをもとに、図面や立体図の工程を組み立てることもあります。
そこで重要なのが創造性のスキルです。

建築士に必要なスキル3:デザイン性

建築士になるには、デザイン性が必要です。
一級建築士であれば、すべての構造・規模・用途の建築物のデザインします。
一般住宅や高層ビル、体育館など建築物に制限はなく、大規模になります。
二級建築士は、主に一般住宅規模の建築物が対象となります。

木造建築士では、木造住宅程度の建築物が範囲となります。
ときには、テーマに沿った設計を考えることもあります。
図面や立体図の工程を組み立てるスキルなど、デザイン性が重視されます。

建築士に必要なスキル4:イメージ力

建築士は、建築物を設計するのに空間を把握する力が必要です。
イメージ力を備えておかなければなりません。
シンプルな設計図面から複雑なものまでイメージ力をつけ、
仮に図面にミスがあっても違和感にすぐ気付けるようにならなければいけません。
実現可能な設計かどうか、
イメージできることが大切です。

また建築士は設計だけでなく、
住宅や店舗など、建築物の規格や見積もりなどにも関わる仕事です。
繊細な部分にまで気遣い作業できるスキルやイメージスキルが重要です。

二級建築士の学習ポイント4つ


一級建築士試験は難易度が高いため、まず二級建築士試験を受験する方も多いです。
ただし二級建築士の合格率は約20%とされており、一級よりは比較的簡単ですがそれでも難易度は高めです。
そのためしっかりと対策を練る必要があるでしょう。
ここでは二級建築士の試験内容や勉強のポイントなどを紹介します。

建築計画・建築構造・建築施工

この3つの分野は、実務的な設計や建築歴史、施工に関する問題が出題されます。
これらの分野は過去問題を解くことで、必要な知識が身に付きやすいとされています。
まず過去問題集と解き、自分がどの程度の知識があるのか、どの程度理解できているのかを把握するのがおすすめです。
これによって自分がどのレベルにいるのかが分かります。
過去問題集を解いてある程度理解できれば、ひたすら過去問題集を解くのが効率的です。
もし問題の意味や解答を読んでも理解できない場合は、まず参考書を読みましょう。

建築法規

はじめは参考書から勉強するのが推奨されています。
そして参考書を読みつつ、法令集を読みましょう。
これによって法文の条文を理解しやすくなります。
その後、過去問題集を解きましょう。
法規の問題は法令集に答えがあるため、法令集の内容を理解できれば満点も目指せるとされています。

製図試験

製図試験は、テーマをもとに設計・製図する試験です。
この試験は、学科試験に合格すると受験できます。
製図試験は、試験課題が試験日の約3ヶ月前に公表されます。
このため、合格率が約50%と、学科試験より高くなっているのが特徴です。
ただし時間内に製図を完了させるには慣れなども必要なため、何度も受験する方も多いとされています。

製図試験の勉強方法

製図試験は5時間の中で、テーマに沿った設計を考えて、製図しなくてはいけません。
これにはトレースの練習や、図面や立体図の工程を組み立てるスキルなどが必要とされます。
これを素早く行えるようになるには、まずシンプルな設計図面を何度も模写することが推奨されています。
何度も回数を重ねることで、やり方をでき、図面の違和感にも早く気付けるようになりまたシンプルな設計図面から学べば、実現可能な設計がどんなものか理解しやすくなるでしょう。

建築士を目指すための学校の種類4つ


建築士になるには、国家試験に合格しなければいけません。
建築士は一級・二級、そして木造建築士に分けられます。
一級建築士試験は難易度が高いため、まず二級建築士試験を受験する方が多いです。
建築士になるには、実務経験を積んだり独学で学んだりして努力を重ね、国家試験に合格される方もいますが、学校に通い勉強し、国家試験の受験資格や免許登録条件をクリアすることも可能です。
ここでは、建築士を目指すための学校4つについて紹介していきます。

建築士を目指すための学校の種類1:建築系の学科がある高校

建築系の学科がある学校等に入学して指定された学科を修了すると、実務経験がなくても一級建築士、二級建築士とも資格取得が可能となります。
木造建築士の受験資格についても同様になります。
ただ建築士登録要件に関しては、一級建築士になるには4年以上、二級建築士になるには2年以上、木造建築士になるには2年以上、卒業してからの実務経験が必須になります。
これまで受験資格に必須だった実務経験が緩和されたため、試験合格後に実務経験を積むことで、免許発行が可能になったのです。

建築士を目指すための学校の種類2:建築系の短大・大学・専門学校

建築系の短大、大学、専門学校に入学して指定された学科を修了すると、実務経験がなくても一級建築士、二級建築士とも資格取得が可能となります。
木造建築士の受験資格についても同様になります。
ただ建築士登録要件に関しては一級建築士になるには、大学は2年以上、3年制短期大学は3年以上、2年制短期大学は4年以上の実務経験が必須となります。
二級建築士になるには実務経験がなくても、建築系の短大、大学、専門学校の場合、免許登録要件をクリアすることができます。
木造建築士になるには、受験資格、登録要件は二級建築士と同様です。

建築士を目指すための学校の種類3:建築系の予備校

建築士になるには、全くの独学で合格するのは1年ほどの勉強が必要になるとされます。
分からない場所は講師に聞けるため、独学で行うよりも時間を効率的に使える予備校に通うのもオススメです。
建築士は一級も二級も比較的難易度の高い試験です。
勉強時間を十分に取り、それぞれの科目についての理解を深めることが大切です。
分からないところをすぐに質問できる予備校で学習し、
確実に知識をつけましょう。

建築士を目指すための学校の種類4:通信講座

「どこから手をつけていいのか分からない」という場合は、通信講座などを利用するのも一つの手です。
特に製図試験は、まずある程度の製図に関する知識が求められます。
添削を受けることのできる通信講座などがあれば、より効率的に勉強ができます。
建築士法等の改正により、大学や工業高校等で指定科目を修了して卒業後、一級や二級試験を受験できるようになりました。
卒業後すぐに試験を受験し建築士になるには、在学中から通信講座などで、早めに勉強を始めておくのが良いでしょう。

建築士になるには年齢は関係ある?


建築士になるには年齢は関係ありません。
なぜなら、建築士になるには色んな方法があるからです。
先述したように建築系の大学や高校を卒業した場合や、建築の学歴がない場合でも、各々の条件を満たしていれば試験を受けられるのです。
建築士になるには建築系の学歴が有利になったり、実務経験の長さが功を奏したり、様々です。
本人のやる気さえあれば年齢は全く関係ないと言って良いでしょう。
建築士になることに興味を持ったら、勉強で知識をつけたり実務経験を積んだりするのに、
早いうちに行動するのが良いでしょう。

建築士になるには実務経験が必要である


令和2年度より建築士試験の受験資格の条件が緩和され、大学の建築学科で指定科目を修了して卒業した者のみ、一級建築士試験を受ける際の実務経験が不要になりました。
しかしこれは、あくまで受験資格であり、試験合格後の登録要件には実務経験が必須となります。
この実務経験は試験の前後どちらでも構いません。
建築士になるには、条件は各々違えども、学歴関係なく実務経験が必要となります。

 


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