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1級電気工事施工管理技士とは?試験の概要や指定学科5つを紹介

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公開日時 2022.07.20 最終更新日時 2024.01.18

こちらの記事では、1級電気工事施工管理技士についてご紹介いたします。

 


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1級電気工事施工管理技士とは?


1級電気工事施工管理技士とは、電気工事の施工管理を確実に実施するための国家資格試験に合格した者を指します。

電気施工管理技術検定は、高度な専門技術が要求される建設工事の施工について、技術を向上させる目的で実施される検定です。
主に建築施工管理、給排水や空調工事を担う管工事施工管理、電気工事を担う電気工事施工管理などがあります。

また、電気工事施工管理は施工計画や施工図の作成、工程管理や安全管理、施工管理に関する技術を有しています。

1級電気工事施工管理技士の仕事内容

1級電気工事施工管理技士になれば、特定建設業の営業所又は現場での専任技術者や主任技術者、監理技術者などの管理業務を実施します。

2級電気工事施工管理技士の上位資格であるため、建設業務の専任技術者や主任技術者になることもできます。
また、発注者から直接請け負う金額が、電気工事1件につき3,000万円以上の下請契約を結べます。

また、1級電気工事施工管理技士の試験は、学科試験や記述試験呼ばれる空調や給排水などのビルディングオートメーションのシステム構築となります。

1級電気工事施工管理技士になるメリット

1級電気工事施工管理技士は施工管理技士国家資格の上位に認められているため、営業所や現場での施工管理の責任者として任命されます。
経営事項審査において、技術力評価の考慮となり待遇面などにも多くのメリットがあります。

1級電気工事施工管理技士試験の概要5つ


1級電気工事施工管理技士試験は、財団法人建設業振興基金により実施され、電気工事に従事する者の技術向上を図るため実施されます。

試験は、第一次と第二次にわけて実施され、第一次検定合格で「電気工事施工管理技士補」、第二次検定合格により「1級電気工事施工管理技士」の資格が与えられます。

出典 : 施工管理技術検定 | 一般財団法人 建設業振興基金

1:試験内容

1級電気工事施工管理技士試験は、学科試験と実地試験に分かれます。

第1次と2次試験の両方を合格すると「1級電気工事施工管理技士」と認定されます。
受験には資格要件があり、最終学歴や実務経験年数の資格が規定されています。
第1次試験合格後、受験料を期日までに納入した者のみ第2次試験を受験可能です。

1級電気工事施工管理技士試験とは、第1次検定の試験内容は「電気工学等」、「施工管理法」、「法規」で、第2次検定は「施工管理法」となります。

出典 : 施工管理技術検定 | 一般財団法人 建設業振興基金

2:受験資格

1級電気工事施工管理技士を受験するには、最終学歴に対応した実務経験年数が必要です。
それぞれの学歴、実務経験による要件が規定されています。

大学や専門学校の「高度専門士」は卒業後3年以上の実務経験年数を有する者、短期大学や高等専門学校(5年制)、専門学校「専門士」は卒業後5件以上の実務経験年数を有する者、高等学校や中高一貫高、専門学校「専門課程」は10年以上の実務経験を有する者、その他(学歴を問わず)は15年以上の実務経験年数を有する者となります。

出典 : 受検資格 | 一般財団法人建設業振興基金

3:受験料

1級電気工事施工管理技士の国家資格の受験料は、第一次検定が10,800円で、第二次検定が同じく10,800円となります。
本検定の受検手数料は消費税非課税です。受験料は消費税非課税です。

第1次検定合格発表後、第2次検定手数料を納付しないと試験受験できません。

出典 : 施工管理技術検定受験手数料 | 一般財団法人建設業振興基金

4:合格率

1級電気工事施工管理技術士の学科試験と実地試験それぞれに公表されています。

1級電気工事施工管理技術検定試験は、建設業法第27条及び第27条の2の規定に基づいて、国土交通省の試験機関(一般財団法人)建設業振興基金が実施します。
令和2年度の「学科試験」の合格者が決定しています。

第1次試験実施日は、令和2年10月18日、受験者数は全国14407人で合格者数5493人、合格者率38.1%となり合格基準は60問中36問以上正解です。

第2次試験実施日は、令和3年2月21日に実施され令和3年6月4日に発表予定です。

出典 : 令和2年度1級建築・電気工事施工管理技術検定「学科試験」合格者の発表 | 国土交通省

5:受験対策方法

第1級電気工事施工管理技士の受験については、受験講習会に出向いて学ぶ通学コースか通信教育(webまたは教材媒体)などの方法があります。

第1級電気工事施工管理技士の受験は、第1次検定と第2次検定が実施されます。
実務経験が受験資格要件に達している方や既に第2級工事施工管理技士を保有されている方で上位資格を目指している方などでしょう。

講習会参加や通信教育によって、試験合格をめざしてください。

講習会に参加する

1級電気工事施工管理技士の受験対策講習会は「通学講習会」と「通信教育講習会」の2つの方法があります。

通学講座は、開催場所が東京、大阪、名古屋などの都市部での開催が多いでしょう。通学可能な地域が限定されますので、検討する必要があります。

また、通信教育講座は「web講習会」と「媒体講習会」の2つとなります。
web講習会はインターネット環境があれば、参加できます。
媒体講習会は、教材が媒体で送付されますので、教材により学習することになります。

実務経験を積む

1級電気工事施工管理技士の受験対策講習会に参加できない方は、通信教育や受験問題集などによる方法で自己研鑽による方法と電気工事施工管理の業務で実務経験をつんでおくことが大切です。

実務経験とは、電気工事の「現場で施工管理」や「設計者での工事監理」、「現場監督技術の業務」などが該当します。
資格試験は第一次(学科試験)と第二次(実地試験)の組み合わせです。
現場で経験を重ねて知識を増やしておくことも必要です。

1級電気工事施工管理技士と2級電気工事施工管理技士の違い


電気施工管理技士は、いろんな建築物の電気工事の施工計画の立案、予算や工程管理、資材調達、安全と品質管理など施工管理すべてに関わります。

1級電気工事施工管理技士と2級電気工事施工管理技士は、どこが違うのかと言うと責任者の役割が違っています。1級施工管理技術士は一般および特定建設業事業所で「専任技術者」や現場の「監理技術者」として責任者になれます。

2級施工管理技士は一般建設業事業所で「専任技術者」、「主任技術者」として責任者になれるのです。

指定学科だと実務経験の年数が変わる


1級電気工事施工管理技士の資格を取得するには、検定試験に合格する必要があります。受験の際に指定学科を卒業していれば、必要な実務経験の年数が変わります。

1級電気工事施工管理技士の指定学科5つ


国土交通省令は技術検定の受検要件において、指定学科の修了者と指定学科以外の修了者で、受験に必要な実務経験年数に差を付けています。
自分が指定学科を卒業しているか否かで、必要な実務経験年数は異なるので指定学科の内容はチェックしておきましょう。
国土交通省令の定めによって、1級電気工事施工管理技士の指定学科は大きく分けて以下の6つがあります。
電気工学・電気通信工学・土木工学・都市工学・機械工学・建築学

1:電気工学・電気通信工学

電気工学・電気通信工学に関する学科は、電気(工学)科、電気通信(工)学科、応用電子工学科、システム工学科、情報工学科、情報電子(工学)科、制御工学科、通信工学科、電気技術科、電気工学第二科、電気情報(工学)科、電気・電子(工学)科、電気電子システム工学科などが挙げられます。

2:土木工学

土木工学に関する学科は、土木(工学)科、開発工学科、海洋開発(工学)科、海洋工学科、海洋土木工学科、環境開発科、環境建設科、環境整備工学科、環境設計工学科、環境土木科、建設環境工学科、建設技術科、建設基礎工学科などが挙げられます。

3:都市工学

都市工学に関する学科は、都市工学科、環境都市工学科、都市システム(工学)科が挙げられます。

4:機械工学

機械工学に関する学科は、機械(工学)科、エネルギー機械工学科、応用機械工学科、機械技術科、機械工学第二科、機械工作科、機械航空工学科、機械システム(工学)科、機械情報(システム)工学科、機械精密システム工学科、機械設計科、機械電気(工学)科、建設機械科などが挙げられます。

5:建築学

建築学に関する学科は、建築(学)科、環境計画学科、建築システム科、建築設備工学科、建築工学科、建築第二学科、住居科、住居デザイン科、造形工学科などが挙げられます。

1級電気工事施工管理技士への理解を深めよう


1級電気工事施工管理技士の全体像は描けましたでしょうか。この章でもう一度復習しましょう。
まず、「1級電気工事施工管理技士」は認定された国家資格で他に2級電気工事施工管理技士がありますが仕事内容はかわりません。

仕事の内容は電気工事施工管理業務全般のキーパーソンであり営業所や現場の責任者「専任技術者」、「監理術者」を任せられます。

次に、1級電気工事施工管理技士の受験資格は学歴と実務経験年数の条件があります。
1次学科と2次実地試験で実施されています。
実務経験年数は、国指定の学科を卒業の場合期間が軽減されます。

各企業での個人の評価ポイントに考慮される場合が多いため、自己研鑽を図って資格取得に挑戦されてはいかがでしょうか。

 


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