管工事施工管理技士は、施工管理技士の国家資格のひとつです。
検定試験の際に指定学科を卒業していれば必要な実務経験の年数が変わります。
本記事では施工管理技術者も知っておきたい管工事施工管理技士検定試験の指定学科について紹介します。

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指定学科だと実務経験の年数が変わる

管工事施工管理技士検定試験の際には、指定の学科を卒業していると必要な実務経験の年数が変わります。
たとえば、大学卒の場合、指定学科以外卒業の場合に必要な実務経験は4年6ヶ月以上です。
それが指定学科を卒業していると3年以上と短縮されます。

1級管工事施工管理技士の指定学科

国土交通省令は技術検定の受検要件において、指定学科の修了者と指定学科以外の修了者で、受験に
必要な実務経験年数に差を付けています。
自分が指定学科を卒業しているか否かで、必要な実務経験年数は異なるので指定学科の内容はチェックしておきましょう。
国土交通省令の定めによって、管工事施工管理の指定学科は大きく分けて以下の7つがあります。

• 土木工学
• 都市工学
• 衛生工学
• 電気工学
• 電気通信工学
• 機械工学
• 建築学

土木工学

土木工学に関する学科は、土木（工学）科、開発工学科、海洋開発（工学）科、海洋工学科、海洋土木工学科、環境開発科、環境建設科、環境整備工学科、環境設計工学科、環境土木科、建設環境工学科、建設技術科、建設基礎工学科などが挙げられます。

都市工学

都市工学に関する学科は、都市工学科、環境都市工学科、都市システム（工学）科が挙げられます。

衛生工学

衛生工学に関する学科は、衛生工学科、環境（工学）科、空調設備科、設備工学科、設備（工業）科、設備システム科が挙げられます。

電気工学・電気通信工学

電気工学・電気通信工学に関する学科は、電気（工学）科、電気通信（工）学科、応用電子工学科、システム工学科、情報工学科、情報電子（工学）科、制御工学科、通信工学科、電気技術科、電気工学第二科、電気情報（工学）科、電気・電子（工学）科、電気電子システム工学科などが挙げられます。

機械工学

機械工学に関する学科は、機械（工学）科、エネルギー機械工学科、応用機械工学科、機械技術科、機械工学第二科、機械工作科、機械航空工学科、機械システム（工学）科、機械情報（システム）工学科、機械精密システム工学科、機械設計科、機械電気（工学）科、建設機械科などが挙げられます。

建築学

建築学に関する学科は、建築（学）科、環境計画学科、建築システム科、建築設備工学科、建築工学科、建築第二学科、住居科、住居デザイン科、造形工学科などが挙げられます。

自分が対象か確認しよう

1級管工事施工管理技士検定試験は、指定学科を卒業していると必要な実務経験年数が変わるの確認しておきましょう。
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