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CPDSとは?学習履歴の申請方法や利用するメリット3つを解説

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公開日時 2023.02.20 最終更新日時 2023.02.20

こちらの記事では、CPDSについてご紹介いたします。


 

CPDSとは?

CPDSとは、個人が学習した記録を登録し、必要な際に学習の履歴を発行するシステムです。
学習はCPD(Conteinuing Professional Development)と呼ばれ、これにSystemのSを加えたものがCPDSです。
CPDSを記録するには、一般社団法人「全国土木施工管理技士会連合会」でIDを発行します。
IDには個人IDと特定機能IDの2つがあります。
IDにより行える申請が異なるので注意が必要です。

CPDとの違いは?

CPDは一般名詞であり、CPDSは全国土木施工管理技士会連合会での固有名詞です。
具体的な違いはというと、CPDは主に建築等の施工系技術者、CPDSは土木の技術者を対象とすることです。
目的や内容はCPD、CPDSのどちらも同じ継続学習のことを指します。建築や土木の他にも、建設系分野ごとの継続学習制度があります。

CPDSに必要なIDの種類

CPDSのシステムを利用するためにはIDが必要となります。
IDには個人ID、特定機能ID(講習実施機関ID、社内研修ID、社員データID)の2種類がありますが、IDの種類によって申請できる内容が異なります。

個人ID

まず個人IDがないと、ユニット登録ができません。
個人IDでは学習プログラム、学習履歴(ユニット登録)の申請、学習履歴証明書、Web-CPDS新規加入申請などが行えます。

特定機能ID

主催者として講習を開催したり、社内研修に講師を派遣したりする際に必要なIDです。
主催者として開催するプログラムの申請や学習履歴(代行)の申請、講師を派遣する社内研修プログラムの申請などが行えます。

CPDSで学習履歴を申請する手順

講習会を受講後、全国土木施工管理技士会連合会のホームページに個人IDとパスワードでログインし、「学習プログラム・学習履歴の申請」から学習履歴(ユニット)を申請できます。
「学習プログラム・学習履歴の申請」から学習プログラムの検索画面に移動し、講習会の受講証明書に記載されている学習プログラムの登録番号を入力、登録します。
認定番号のわからないプログラムは受講日、開催県を入力し検索してください。
Web学習の場合は日付で検索できます。
もしも検索結果に該当がなかった場合には、学習プログラムの情報をすべて入力し、プログラム内容の資料の提出が必要となります。

CPDSで学習履歴を申請する際の注意点

CPDSに加入する前の学習でも受講日から1年以内なら申請が可能です。
学習履歴証明書申請時に一括送金残高が足りないと、申請ができないので申請ページの案内に従って再送金の手続きを進めてください。
また、技術者証再発行、Web-CPDS の加入などの申請の際、申請IDの残高が不足していた場合は申請を進めることができません。
また、新規登録から2年間登録がなければIDが失効してしまうので注意が必要です。

受講証明書を準備する

CPDSの申請には講習の受講証明書が必要です。
認定講習では基本的に受講証明書が発行されますが、認定されていない講習では受講証明書の様式を自分で準備する必要があります。
認定されていない講習の学習履歴の申請がしたい場合にはCPDSガイドライン32ページにある「CPDS学習履歴の受講証明書」を準備し、受講後主催者からCPDS学習履歴の受講証明書に証明印を押してもらわなくてはならないため注意が必要です。

受講する講習が認定講習か確認する

受講する講座が認定講習か認定講習でないかで提出に必要な書類が異なります。
そのため、全国技師会のホームページの認定一覧で受講する講習が認定講習かどうか確認が必要です。
また、認定講習でなくても個人で申請すれば申請可能かを審査してもらうことが可能です。
申請の審査には講習内容や時間がわかる資料等の提出が必要となるため案内チラシや申込書、受講時に使用したテキストは保管しておく必要があります。

CPDSを受講するメリット3つ

CPDSを受講するメリット3つ

CPDSで学習を記録、学習の履歴を発行することで、自身の技能を確保できるだけではなく、学習履歴を客観的に証明できるため、信頼を高めることにもつながります。
この3つのメリットについて詳しく見ていきます。

CPDSを受講するメリット1:自身の技能を確保できる

CPDSの目的の一つは、技術者の自己研鑽です。
自身の技能を向上・研鑽させていくことで、より確かなスキルを確保できます。
そのためCPDSは誰でも加入でき、公平に対応されます。

CPDSを受講するメリット2:学習履歴を証明できる

CPDSでは、学習の記録がデータベースで管理されます。
学習するたびに加算され、5年間有効です。
この記録は申請すれば証明書が発行されます。
そのため自身がどれだけ学習してきたのか、どんな技能を持っているかを客観的に証明できます。

CPDSを受講するメリット3:入札参加資格審査で加点される

学習の記録は、個人別に学習UNITとして記録されます。
この学習時間の実績は、名前の出ない登録番号で一般公開されます。
現在、数県が入札参加資格申請審査で、主観点数に加算しています。
また九州地方整備局でも技術審査に反映するとしています。
さらに今後も他の県などで取り入れられる方針です。
そしてCORINSの技術者に関する資格の欄に、CPD単位の登録が可能になったとしています。

※出典:公益財団法人日本建設情報技術センター「CPDS認定講習のメリット」

CPDSにかかる主な手数料は?

CPDSの新規加入時に3100円/1名(技師会会員 1300円/1名)、学習履歴等の記録(ユニットの取得)に500円/1件(技師会会員 無料)、学習履歴証明書取得に1500円~/1枚(技師会会員 500円~)となっています。
CPDSには技師会会員以外の方も加入することができますが、技師会会員には会員料金が適応されるため非会員のCPDS加入者と技師会会員のCPDS加入者とでは手数料が異なります。
新規加入申請以外の手数料が発生する申請は全て、一括送金システムが適応されます。

さまざまなメリットのあるCPDSを利用しよう

CPDSは、個人が学習履歴を証明するシステムのひとつです。
CPDSは会員数が多く、信頼性が高いのが特徴です。
そのため加点対象としている発注者が多いことも、個人によってはメリットといえます。
建設業界での転職は、ぜひ業界最高水準の求人情報を多く掲載している「俺の夢」にご相談ください。
ご応募お待ちしております。


 


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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
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