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2級建設機械施工技士を取得するための実務経験とは?上級資格との違いも紹介

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公開日時 2022.08.19 最終更新日時 2024.02.16

こちらの記事では、2級建設機械施工技士を取得するための実務経験についてご紹介いたします。

 


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2級建設機械施工技士とは


建設機械施工技士とは、国土交通省管轄による「施工管理技士国家資格」で、1級と2級に分かれています。

2級建設機械施工技士は建設現場などにおいて、機械を用いた施工に関わる各機種の運転操作や施工業務に携わり、監理技術者、また一般建設現場における「施工管理主任技術者」として施工管理を行います。

2級建設機械施工技士は、第1種ブルドーザー(トラクター系建設機械操作施工法)、第2種油圧ショベル(ショベル系建設機械操作施工法)、第3種モーターグレーダー(モーターグレーダー操作施工法)、第4種ロードローラー(締固め建設機械操作施工法)、第5種アスファルトフィニッシャ(舗装用建設機械操作施工法)、第6種アースオーガー(基礎工事用建設機械操作施工法)に分かれます。

2級建設機械施工技士の資格を保有している場合「土木工事業」「とび、土工工事業」「舗装工事業」の一般建設業に関わる専任技術者になることができます。

出典:建築管理センターホームページ
参照:https://www.ecc-jp.com/w/kentiku01.html

2級建設機械施工技士を目指すには実務経験が必要


2級建設機械施工技士の資格を取得するには、学科試験と実地試験に合格する必要があります。
必要な実務経験は、最終学歴によって異なります。

出典:一般社団法人 日本建設機械施工協会「受 検 の 手 引」
参考:https://jcmanet-shiken.jp/shiken/wp-content/uploads/2020/01/R02tebiki_2kyuu_gakkajitti.pdf

2級建設機械施工技士を取得するために必要な実務経験の内容


2級建設機械施工技術検定試験は、以下の第1種~第6種に分けて実施されます。
それぞれ必要な実務経験は以下のようになります。

出典:一般社団法人 日本建設機械施工協会「受 検 の 手 引」
参考:https://jcmanet-shiken.jp/shiken/wp-content/uploads/2020/01/R02tebiki_2kyuu_gakkajitti.pdf

2級建設機械施工技士の試験内容


2級建設機械施工技術検定は、主に熟練度の高い運転技術者を対象に、特定の建設機械の運転技術、および施工技術とこれに必要な知識と能力を判定するために行われます。

2級建設機械施工技術検定の試験内容は学科試験(筆記)と実地試験(実技)に分かれており、学科試験については「受検資格の確認」、「学科試験の受検申込」、「学科試験」、「合格発表(学科試験)」という流れになります。

学科試験の合格後、「実地試験の受検申込」、「実地試験(実技)」、「合格発表(実地試験)」と続き、これに合格すると資格取得の交付を申請することができます。ここでは2級建設機械施工技士になるための学科試験と実地試験について詳しく説明します。

出典:一般社団法人 日本建設機械施工協会「受 検 の 手 引」
参考:https://jcmanet-shiken.jp/shiken/wp-content/uploads/2020/01/R02tebiki_2kyuu_gakkajitti.pdf

学科試験

2級建設機械施工技士の学科試験は択一式にて行われ、共通問題と種別問題に分かれます。共通問題は、「土木工学」「潤滑剤」「建設機械原動機」「法規」「石油燃料」などに関する試験が行われます。

種別問題には、第1種「トラクター系建設機械、トラクター系建設機械施工法」、第3種「モーター・グレーダー、モーター・グレーダー施工法」、第5種「ほ装用建設機械、ほ装用建設機械施工法」の3項目から1種類を選び試験が行われます。

または、第2種「ショベル系建設機械、ショベル系建設機械施工法」、第4種「締め固め建設機械、締め固め建設機械施工法」、第6種「基礎工事用建設機械、基礎工事用建設機械施工法」の3項目から1種類を選び試験が行われます。

種別問題はこれら6種類のうちの2種類を受検できますが、奇数種別(第1種、第3種、第5種)と偶数種別(第2種、第4種、第6種)のそれぞれのグループから各1種類の選択となります。

実地試験

2級建設機械施工技士の実地試験(実技)は、学科試験に合格することで受検可能となります。実地試験は、6種類の建設機械の操作施工法のうちから1種類または2種類までを選択し、所定コース内において「操作施工による実技」の試験を行います。

実地試験の内容は、第1種「トラクター系建設機械操作施工法」、第2種「ショベル系建設機械操作施工法」、第3種「モーター・グレーダー操作施工法」、第4種「締め固め建設機械操作施工法」、第5種「ほ装用建設機械操作施工法」、第6種「基礎工事用建設機械操作施工法」となっています。

合格ライン

2級建設機械施工技士の試験の合格ラインは、学科試験と実地試験でそれぞれ異なっています。学科試験については、得点が「60%以上」の正解で合格となります。ただし、行われる試験の実施状況等によって、その都度変更される可能性があります。

実地試験については、操作施工法の第1種から第6種までの種別ごとの得点が、「70%以上」で合格となります。ただし実地試験においても、実施状況等によって変更される可能性があります。

2級建設機械施工技士と1級建設機械施工技士の違い4つ


2級建設機械技術検定試験は、熟練度の高い運転技術者を対象としていますが、1級建設機械技術検定試験は、主に工事現場での建設機械運転技術者の「指導監督的な職務」に従事する者を対象としています。

このように目的の対象が異なる2つの検定試験は、その受検資格ともなる「学歴に応じた実務経験」にも違いがあります。ここでは、2級建設機械施工技士と1級建設機械施工技士の4つの違いについて説明します。

出典:一般社団法人 日本建設機械施工協会「受 検 の 手 引」
参考:https://jcmanet-shiken.jp/shiken/wp-content/uploads/2020/01/R02tebiki_2kyuu_gakkajitti.pdf

1級建設機械施工技士との違い1:必要な実務経験

建設機械施工技士の資格取得において「1級」と「2級」では、必要な「実務経験」に違いがあります。建設機械施工技術検定試験は、1級・2級ともにそれぞれの受験資格が定められており、「学歴に応じた実務経験」が必要になります。

1級建設機械施工技士は実務経験に、指導監督の実務経験年数が1年以上を含む場合と専任の主任技術者としての経験を1年以上を含む場合では、学歴によってその必要実務経験年数は変わってきます。

1級建設機械施工技士との違い2:試験内容

建設機械施工技術検定の試験においても、1級と2級ではその内容が異なります。2級学科試験の5つの共通問題に「建設機械」と「建設機械施工法」についての問題を加えた択一式の問題、さらに「土木および機械についての記述式問題」が含まれます。

実地試験においても実技試験に加え「建設機械組合せ施工法についての記述式問題」が含まれています。

実技試験については「トラクター系建設機械操作施工法」、「ショベル系建設機械操作施工法」、「モーター・グレーダー操作施工法」、「締め固め建設機械操作施工法」、「ほ装用建設機械操作施工法」、「基礎工事用建設機械操作施工法」のうちから2科目を選択して行います。

合格ラインは、実地試験の記述式問題は「60%以上」、実技試験の各科目の得点も「60%以上」となっています。ただしこの場合も試験状況によって変更されることがあります。

また、学科試験に合格した者は、翌年までの学科試験が免除、2級の実技試験において1種別合格している場合、該当する実技試験の1科目が免除されます。さらに、2級の実技試験において2種別合格している場合には、実技試験の2科目が免除されます。

1級建設機械施工技士との違い3:仕事の幅

1級建設機械施工技士になると、2級建設機械施工技士と比べても仕事の幅が広がります。

1級および2級建設機械施工技士は、一般建設業のうち「土木工事業」「とび・土工工事業」「舗装工事業」の専任技術者、およびこれらの業種の建設工事における主任技術者の業務を行うことができます。

1級建設機械施工技士はこれらに加え、特定建設業のうちの「土木工事業(指定建設業)」「舗装工事業(指定建設業)」の専任技術者、およびこれらの業種の建設工事における監理技術者の業務を行うことができるようになります。

1級建設機械施工技士との違い4:キャリアアップの可能性

建設機械施工技士は当然ながら、2級よりも1級のほうがレベルが高いとされています。1級建設機械施工技士は各種建設機械を用いた施工においての指導、監督の業務を行うことができるため、1級を持っていれば「資格手当」も優遇され、さらに昇給や昇進がスムーズになります。

また就職や転職の場合には、1級建設機械施工技士の資格取得者のほうがより有利、かつ好待遇を受けやすいとされています。

2級建設機械施工技士に必要な実務経験を把握しておこう


2級建設機械施工技士は、各種建設機械を取り扱うための知識と専門的なスキルを持ち、工事の品質管理や安全管理に関わる技術者です。建設機械施工技士の資格取得には、学歴などによって異なる、少々複雑な実務経験が必要になります。

そのため建設機械施工技術検定を受検の際には、学歴に応じた実務経験をクリアしているかどうかを事前に確認しておく必要があります。

2級建設機械施工技士の資格を持っていれば、1級建設機械施工技術検定を有利に受検することも可能ですから、取得しておきたい資格と言えるでしょう。

 


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