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インテリアプランナーとは?気になる仕事内容やなるための3つの方法

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公開日時 2023.04.14 最終更新日時 2023.04.14

インテリアプランナーとは?

インテリアプランナーは、インテリア空間を総合的にプロデュースする仕事です。建物の構造に配慮した上で、安全、快適性、利便性、経済性などを追求し、クライアントの意向や建物のコンセプトに沿って、空間づくりを形にしていきます。

最初にクライアントによく話を聞き、クライアントの行動様式やこだわりのポイント、建物の構造や設備の状況などを把握することから始まります。

この時、建築士やデザイナー、クライアントとミーティングを重ね、相談しながら決め、必要提出書類や関係法規なども確認したり、工事概算なども算出します。

インテリアプランナーの仕事は多岐にわたり、調査や分析をした上でコンセプトを提案するプログラミング業務、空間をデザインするデザイン業務、品質コスト面を管理する業務、工事状況の管理するマネージメント業務など、幅広い分野の仕事があるのが特徴です。

インテリアプランナーの主な8つの仕事

インテリアプランナーの主な8つの仕事

インテリアプランナーの仕事はどのようなものでしょうか。ここでは、インテリアプランナーの主な8つの仕事をご紹介します。

インテリプランナーは、クラインアントの意向を組みながら、建築士やデザイナーと協力し、インテリア空間を総合的に統括し作り出していく仕事です。

そのためには、クライアントの要望を聞いたり、内装や家具、照明器具などインテリア全般のデザインの提案、設計を行い、それに関わる工事や人、お金の管理を含め、全体を把握し、トータル的に仕事を行う必要があります。

クライアントが求めているインテリアを形にしていく為、クライアントの行動様式や感覚を把握してニーズをしっかりつかむ必要があり、時にはクライアントにヒアリングをし、建築士やデザイナとも相談しなければならず、コミュニケーション能力を求められるでしょう。

また、建物の調査による設備の調査をし分析する必要があります。その上で、クライアントがイメージしているものを実際にデザインして形にするため、建築やインテリアの広い知識や見解、経験が生きていきます。

各関係者ともミーティングを行い、クライアントが納得できるようなプレゼンを目指し、同時に計画目標も決めていきます。関連する法規事項を把握しておく必要もあるでしょう。

空間環境に関する設計を図面におこしたり、内装床材や壁、照明なども計画します。この時、見積りなども合わせて提案したり、コンセプトにあったインテリアを予算内で選び、発注するのも仕事です。

現場に出向いて、工事が工程通り行われているかも確認します。トラブルがあった場合は随時対応したり管理能力も求められるといえます。色々な場面で必要になってくるのが、必要書類の作成です。関係法規、各種手続き書類、資料やマニュアルなどを作成します。

このように、インテリアプランナーの仕事は、クライアントへの聞き取りから、調査、デザイン、書類作成、お金や工事、人の管理、検査、引っ越し立ち合いなど多岐に渡ります。それでは、インテリアプランナーの主な8つの仕事の詳細をみていきましょう。

仕事1:クライアントへのヒアリング

仕事の1つめは、クライアントへのヒアリングです。

クライアントが求めているインテリアの詳細を聞いていきます。クライアントへのヒアリングをすることで、クライアントの行動様式や感覚を把握でき、ニーズをつかむことができるのです。

また、建物の調査による設備の調査をし、分析を行います。その上でクライアントがイメージしているものを実際に形にしていくため、基本構想をプレゼンし、計画目標を決めていきます。関連する法規事項の確認や、ユニバーサル環境の提案なども一緒にすすめていきます。

仕事2:ミーティング

仕事の2つめはミーティングです。次に手がける案件を、建築士、デザイナー、クライアントと共に話し合います。クライアントの意向や建造物インテリアのコンセプトに合っているかどうか、調査した構造物の状況など、細かく確認していきます。

社内ミーティングでは、インテリアの部分を詳細にし、プレゼンテーション用の資料としてまとめておきます。また、デザイナーとも内装やインテリアの打ち合わせをします。工事費やインテリアにかかる諸経費を算出し、検討します。

仕事3:デザインの立案

仕事の3つめは、デザインの立案です。コンセプトに沿った空間の基本レイアウトをはじめ、照明、音響、色彩、緑化、収納、家具や什器の選出や配置など、総合的に空間をデザインします。

この時に、建物の構造や設備との兼ね合い、クライアントの行動様式、感覚等にも配慮し、健康、環境、防災、快適さ、経済性、安全性などを追求し、クライアントの意向に沿ったものをデザイン化していきます。

デザイン化したものは、資料として形にしてプレゼンテーションします。

仕事4:空間環境の設計

仕事の4つめは、空間環境の設計です。工法や材料の検討や選定を行います。また、実施設計図を作成し、建物の構造や設備との調整を行います。

空調、情報整備、音響整備等、セキュリティ、色彩等など、空間環境がよいものになるようにデザインし、設計します。この時、順守事項や関連法規を確認し、基づいたものになるように配慮します。

また、申請や届出なども協力し、工事や工程を調整します。工事の概算を算出し、工事概算書を作成して提示します。

仕事5:内装仕上げのプランニング

仕事の5つめは、内装仕上げのプランニングです。

内装に関わるすべてのプランニングをしていきます。内装の床材、扉、壁紙、照明など、建物の構造や設備なども考慮しながら、防災性、経済性、快適性を加味した上で考えていきます。基本は、コンセプトに基づき、クライアントの意向に沿ったものを提案していきます。

構造上の問題等がないか建築士と確認したり、デザイナーや工事の業者とも調整、打ち合わせを行います。材料の決定をし、見本を決定していきます。

仕事6:インテリアの選択・手配

仕事の6つめは、インテリアの選択や手配です。計画されたものと共に、インテリアを選択し、発注します。インテリアの選択をする際には、クライアントの意向をくみいれ、デザイナーとも相談します。

デザインの趣向だけではなく、コンセプトに沿ったものであるか、建物の構造や設備とのマッチングしているか、環境面へ配慮されているか、安全性や快適さは保たれるかなど、多くの項目について考慮した上で選択し、インテリアを手配します。

仕事7:工事のチェック

仕事の7つめは、工事のチェックです。現在工事中の物件を視察しに行きます。

計画通り工事が進んでいるか進捗状況を確認したり、指示通りになっているか、工事の状態を実際に確認します。施工前に工事業者に設計意図を伝え、現場管理体制をしっかり作っていきます。

工事に不具合がある場合は、関係者と協力して随時対応していきます。また、各区分工事との調整も行い、各種申請や届出等にも協力します。

仕事8:必要書類の作成

仕事の8つめは、必要書類の作成です。空間設計やデザイン設計製図に加え、最初に予算枠を設定し、工事概算費用の算出を行います。工事の管理マニュアルを作成し、関係法規の確認、各種届け出等への書類作成にも協力します。

また、施工資料作成、使用マニュアル、保守契約マニュアル、工事費精算業務など書類作成は多岐にわたって行う必要があります。品質管理や各種検査、引っ越し立ち合いなども行います。

インテリアプランナーになる3つの方法

インテリアプランナーになる3つの方法

インテリアプランナーになるにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、インテリアプランナーになる3つの方法をご紹介します。

インテリアや建築に関する大学や専門学校へ行ったり、インテリアプランナー及び関連する資格を取得する方法があります。また、建築やデザインの企業へ就職するのも1つの手です。

インテリアプランナーの仕事は、インテリアに関することに関してデザイン、設計、企画を行い提案し、工事監理などトータルにまとめていく仕事です。建築やインテリアに関する幅広い知識が問われる場面も沢山あり、専門的な勉強ができる学校で勉強することは有利に働くでしょう。

また、インテリアプランナーの資格以外にも関連する資格を有することは仕事をする上で、仕事の幅が広がるきっかけとなり優位に働く傾向にあります。

クライアントの要望を聞き、建築士やデザイナーともコミュニュケーションを取りながら仕事を進めたり、工事監理、書類作成の仕事もあるので、建築設計事務所や工務店などに実際に務めながら実績を積むことも必要な経験になるでしょう。

それでは、インテリアプランナーになる方法を3つ、具体的にご紹介していきます。

方法1:専門学校へ行く

インテリアプランナーになるための方法1つめは、専門学校へ行くことです。インテリアの仕事に必要な知識や技術が身に付きます。

インテリアプランナー資格試験には、建築やインテリアに関する知識や設計製図の出題があり、大学の建築学科やインテリア専門学校などで学んでいると、スムーズに就職に結びつきます。

学科試験は、インテリア計画、インテリア装備、インテリア施工、インテリア法規、建築一般の分野から50問出題されます。設計製図試験は設計課題が出され、課題に沿った設計主旨や平面図、断面図、展開図、仕上表、家具表等など、図面指定されます。

勉強する範囲が多岐にわたるので、専門的な知識を得るために学校に行くのは有効です。

方法2:資格を取得する

インテリアプランナーになるための方法2つめは、資格を取得することです。公益財団法人である建築技術教育普及センター主催のインテリアプランナー資格は、学科試験と設計製図試験がある専門的な内容です。

資格そのものは必須ではないものの、知識や技術が必要な職種な為、資格を持っていれば、一定のレベルがあることを証明することができます。

また、建築士、インテリアコーディネーター、インテリアデザイナー、CAD利用技術者試験、建築CAD検定試験、カラーコーディネーター、色彩検定など、インテリアに関連する様々な資格を取得することによって、仕事の幅が広がります。

方法3:建築・デザインの企業へ就職する

インテリアプランナーになるための方法3つめは、建築やデザインの企業へ就職することです。

高校、専門学校、大学を卒業後、住宅メーカー、内装施工会社、設計事務所、建築総合会社、デザイン、インテリア専門店などに就職すると、インテリアに関わる仕事につきながら、実績を積むことができます。

建築士として就職をし、インテリアに関わる中で、必要性を感じ資格取得を目指す人もいます。インテリアプランナーとして登録するためには、学歴や経験歴を問われるので、経験を積み、実績を残すことはプラスになります。

また、仕事をしながらインテリアプランナーの資格や関連する資格を取得すると、仕事の幅が大きく広がります。

インテリアプランナーに必要な資格

インテリアプランナーに必要な資格はどういったものでしょうか。インテリアプランナーとして働くために、必須の資格はありません。

しかし、資格を持っていることで、就職などが有利になることもあります。インテリアプランナーの資格試験は、建築やインテリアに関する知識である学科と製図設計の試験があります。

それ以外にも、関連する資格は多数あるので、建築士、インテリアコーディネーター、インテリアデザイナー、CAD利用技術者試験、建築CAD検定試験、カラーコーディネーター、色彩検定などの資格を取得しておくと有利です。

また、インテリアプランナーに合格し登録する際には、学齢や資格に応じた実務経験が必要となります。

アソシエイト・インテリアプランナー

アソシエイト・インテリアプランナーは、インテリアプランナーや建築士の指導の下で活動することができます。インテリア設計の補助が主な仕事です。

アソシエイト・インテリアプランナーは、インテリアプランナーの学科試験の合格者が登録できる資格で、合格率は6割です。受験資格に制限はありませんが、1級2級建築士共に学科試験が免除となるので、アソシエイト・インテリアプランナーへの登録ができます。

また、アソシエイト・インテリアプランナーを取得してから5年以内に設計製図試験に合格することで、インテリアプランナーの資格を取得することができます。

インテリアプランナー

インテリアプランナーという資格は、学科試験と設計製図試験からなります。以前は規定がありましたが、改定され、現在は受験資格に年齢制限はありません。

学科試験は、インテリア計画、インテリア装備、インテリア施工、インテリア法規、建築一般の分野の中から、4択で50問出題されます。

設計製図試験は学科試験の合格者が受験可能です。設計課題が出され、課題に沿って設計主旨や平面図、断面図、展開図、仕上表、家具表等の中から図面指定があります。学科試験後5年以内に設計製図試験に合格すると、インテリプランナーの資格を取得できます。

インテリアプランナーについてよく知ろう

インテリアプランナーについてよく知りましょう。インテリアプランナーは、建築士やデザイナーと共に、魅力あるインテリア空間をプロデュースできる仕事です。

クライアントの行動、感覚を理解し、ニーズを把握した上で、建築の構造や設備に関する知識、各種法令・基準等に関する知識や情報を駆使し、安全、安心、使いやすさ、快適さなど色々な方面へ配慮します。

家具や什器、照明など、建物の構造や設備とマッチングするように空間をデザイン、設計していきます。クライアントをはじめ、建築士やデザイナーともミーティングを行いながら決めていき、選定後は予算に基づいて発注も行います。

また、工事の日程や工程の管理、各関係機関との連携、スケジュール調整、予算算出など、工事やお金の管理なども行う総合的な仕事でもあります。

工事等で不具合が生じればその都度調整を行うなど、不規則な勤務体制になりがちですが、総合的な力が試され、とてもやりがいがある仕事です。

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