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重機もハイブリッドの時代?ハイブリッド重機のメリット

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公開日時 2023.03.23 最終更新日時 2023.03.23

近年では自動車だけでなく、重機にもハイブリッドシステムが登場しています。
ハイブリッド重機を取り入れることでどんなメリットがあるのでしょうか。
ハイブリッド重機とはどんなものか、取り入れるメリットなどをご紹介します。

ハイブリッド重機とは

ハイブリッド重機とは

ハイブリッド重機とは、重機が車体を旋回し減速する際に起こるエネルギーを、電気モーターで電気エネルギーに変換するシステムを備えた重機のことです。
この電気エネルギーは、キャパシターと呼ばれる蓄電器に蓄えられます。
そしてエンジン加速時などに、発電機モーターを通じで補助のエネルギーとして使います。
これにより大幅に燃料消費量を削減することが可能です。
また通常の建設機械はディーゼルエンジンのみを使用しますが、ハイブリッドシステムでは電気エネルギーを補助エネルギーとして使用できるので、燃費の良い低速回転で機械を使用できます。
さらに作業を待機している間も、超低速回転域に抑えられるので、燃費が良いのも特徴です。
これらはハイブリッド専用モニターにて確認できます。
温度ゲージでは、ハイブリッドシステムへの負荷を、エネルギーモニターでは、発電機によるエンジンアシストの状態を確認できます。

ハイブリッド重機のメリット

ハイブリッド重機のメリットは、まずなんといっても燃費の良さです。
平均的な通常重機の燃費に比べて、約25%~40%削減できるとされています。
さらにこれらのハイブリッド重機のメリットを最大限に活かすには省エネ運転が必要です。
通常の運転と、多少コツがいりますので、運転講習などが行われています。
ハイブリッド重機導入後は、これらを受けることも考えてみてはいかがでしょうか。
また燃費が良いだけでなくCO2削減にも効果があるとされています。
通常の燃焼1 ℓの場合、空気中に酸素と結合して出るCO2は約2.85kgで、この体積は最終的に約1,300 ℓまで膨れ上がるといわれています。
しかしハイブリットドにした場合、約5,300 ℓのCO2削減が可能になるとされます。
燃費が良いということはそれだけ燃料費を抑えることができるため、工事の費用も抑えられます。
それはクライアントとの関係を良好にすることにもつながるので、ハイブリッド重機の導入を積極的に考えてみましょう。

ハイブリッド重機には様々なメリットがある

ハイブリッド重機は従来の重機に比べて燃費が良いのが特徴です。
またCO2削減にもつながるため、環境にもやさしいです。
燃料費が減れば、それだけ工事の費用も減らすことができますので、一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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