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商業施設士とは|商業施設士に必要な知識4選や資格を活かせる職業5選を紹介

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公開日時 2022.08.09 最終更新日時 2023.10.27

この記事では商業施設士に必要な知識や資格取得のポイントをご紹介いたします。

 


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商業施設士とは

商業施設士は、商業施設の企画や設計、監理、施工、運営などに関する専門家です。
イメージ構成や空間構成などの企画や装飾、ディスプレイなどを設計します。
地域の文化や歴史などを活かした質の良い街づくりを担当できる、大きな役割を持った資格です。
資格者は、公的機関やデザイン事務所、各種メーカーなど幅広い業界で活躍が期待できます。

商業施設士の試験は?

商業施設士の試験は、一次試験と二次試験があります。合格する人は、全体の45%ほどです。一次試験はマークシート方式、二次試験は実技に該当する構想表現試験が行われます。試験は年2回行われます。

ただし前期は学科試験と実技試験が行われるのに対して、後期は実技試験の実施のみですので注意してください。受験料は21,600円です。なお学科試験のみ受ける場合は12,960円、実技試験のみは12,960円が必要です。(2020年10月時点|税込)

学科試験は共通問題が60分、選択問題が60分です。構想表現の実技試験は、全部で3時間かかります。なお合格発表は速報でホームページにも掲載されます。合否通知書も届きますので、受験した人は確認してみてください。

受験区分と受験資格

商業施設士の受験区分は、学科試験だけか、学科と構想表現試験か、構想表現だけに分けられます。学科試験だけ受験する場合は、20歳以上であれば誰でも受験できます。

学科と構想表現の両方を受験する人には、資格条件があります。20歳以上かつ実務経験5年以上あるか、大学や専門学校などの商業施設関連課程を学び卒業した後1年以上の実務経験があるか、普通課程を卒業した人は2年以上の実務経験が求められます。

実務経験がない人は、まず学校に通うことがおすすめです。なお1級建築士やインテリアプランナーなど関連する資格を持っている人は、実務経験は求められません。

実技試験のみは、一次試験合格者に合格している人や学科試験が免除されている人に受験資格があります。

上位資格もある

平成19年度からは、上位資格に該当するマイスター商業施設士とシニア商業施設士が設立されました。マイスター商業施設士を目指す場合は、一定の基準を設けて書類審査をパスしたのみに認められます。

マイスター商業施設士に認められればB4サイズの賞状タイプや顔の写真が入ったカードが発行されるため、仕事を探す際に役立てられます。

またシニア商業施設士の場合は、商業施設士として実績を積み、商業やまちづくりの実現のために積極的な人が認められることが多いです。

上位資格を目指す人も多いため、参考にしてみてください。商業施設士として活躍の場が今よりも広がるでしょう。

商業施設士の資格取得のためのポイント4選

ここからは、商業施設士の資格取得のためのポイントを紹介していきます。商業施設士の資格は比較的合格しやすいと言われていますが、しっかり対策を取る必要があります。

初めて商業施設士を受験する人は、ポイントを押させておくと合格に近づけるチャンスがあります。建築を学んでいないメーカーの人も仕事の意識づけに役立ったという声があるため、ぜひ参考にしてみてください。

学校のカリキュラムとして商業施設関連の資格の取得を目指す場合も効率よく合格を目指していきましょう。

商業施設士の資格取得のためのポイント1:実技対策を徹底する

実技対策に力を注ぐことが、合格への近道です。一次試験はマークシート方式ですので、勉強すれば合格できる可能性が高まります。

ただ実技試験は、設計製図の知識や技量が求められます。全く知識がない人は、設計製図の勉強をするために通信教育や専門学校に通った方が効率的です。

実務試験では、透視図が特に難しいと言われています。実務対策に特化した試験対策本も販売されていますので、手に取ってみるといいでしょう。

また学校に通っていた人は、卒業生を対象に事前講習会が開催されていることもあります。気になる人は、卒業した学校に問い合わせてみてください。

実技試験は学科試験よりも難しいという声が多いです。時間を割いて学習するといいでしょう。

商業施設士の資格取得のためのポイント2:過去問などで学科試験の対策を練る

商業施設士の資格取得のためのポイントの2つ目は、学科試験の過去問を解くことです。過去問題は、商業施設士のホームページに掲載されています。

さらに詳しい過去問の解説が見たい場合はテキストも販売されていますので、参考にしてみるといいでしょう。学科試験は、共通問題と選択問題が用意されています。

選択問題は、決められたテーマから2教科の選択になります。過去問や自分の興味、選考などで決めていくといいでしょう。

なお共通問題は、教書や過去問を再構築したものが出題される傾向にあります。繰り返し問題を解くことが、合格への近道です。

学科試験についても学べる通信教育や専門学校があります。マークシートだからと疎かにせず、しっかりと勉強を続けてください。

商業施設士の資格取得のためのポイント3:時事問題の対策をしておく

学科試験には、商業施設や商業施設技術の最新情報が出題されます。新聞に掲載されたニュースが出題されたことがあるため、出題されそうな情報に対してアンテナを張っておきましょう。

なお一般的な常識問題が出るため、過去に出題された時事問題をチェックしてどのような傾向なのか掴んでいくといいでしょう。

学科試験は基本的にマークシート方式ですので、時事問題に目を通しておけば取れる問題が多いでしょう。

普段新聞は読まないという人も、商業施設士の資格取得を目指す期間だけでも新聞を読む習慣を作ることがおすすめです。

同じく商業施設士を目指す仲間がいる場合は、情報交換してみることもおすすめです。

商業施設士の資格取得のためのポイント4:通信講座や専門学校で習う

未経験の場合は、通信講座や専門学校で習うことがおすすめです。認定団体による受験対策講座が開催されることもあるため、チェックしてみてください。

実技試験の受験には、学歴や実務経験が必要になります。最短で商業施設士を目指す場合は、卒業後すぐに実務経験を積んで試験に臨むことがおすすめです。

働きながら商業施設士を目指す場合は、通信課程ありの専門学校を利用するといいでしょう。特に実技試験は設計製図の勉強が求められるため、独学よりも習った方が早く身につくでしょう。

また自分が卒業した学校が商業施設士の試験を実施している協会に認定されていないか調べてみてください。商業施設士補の資格を手軽に取得できる可能性もあります。

商業施設士に必要な知識4選

商業施設士の登録有効期限は3年間で、学び続ける必要があります。現在活用している商業施設士は、各自の得意分野や業務特性に応じた技能や知識を使い現場で活躍しています。

商業施設士を目指す人も、必要なスキルの試験を受ける際に身につけておくといいでしょう。知識を磨けば、商店街活性化シニアアドバイザーや中心市街地活性化タウンマネージャーとして活躍する未来もあるでしょう。

商業施設士として実際に活躍している人の話を聞きに行くこともおすすめです。商業施設士はネットワークを活用して仕事をしている人もいるため、知り合いを紹介してもらいどのように資格を活用して活躍しているのかイメージを具体的に深めることもモチベーションアップにつながることでしょう。

商業施設士に必要なスキル1:運営や販売促進関わる分野の知識

求められる知識の1つ目は、運営や販売促進に関する知識です。商業施設に関する仕事をすることが多い商業施設士は、店舗設計を行うデザインだけでなく百貨店等の小売販売の仕事をすることもあります。

職業によっては、どうすれば商品やサービスの販売促進ができるのかを商業施設士として提案することが求められます。広報宣伝や広告作成のスキルも持っていると活躍の分野が広がります。

また運営をプロデュースすることもあるため、運営についても学びを深めておくといいでしょう。商業施設士の資格を活かしてショッピングモールで働いている人もいます。

商業施設士に必要なスキル2:施工に関わる分野の知識

商業施設士は、施工に関しても深い知識を持っておく必要があります。工程表の作り方や検査、また工程に関する必要な契約などを担当することもあります。

商業施設関連に勤務したいと考えている人は、施工に関する幅広い知識を身につけておくと実務でも活躍できます。施工に詳しい人は、建築士の資格を持っている人も多いです。

施工にかかわる分野は、建築学を学ぶ必要があるでしょう。さらに予算管理に関しても頭に入れておく必要があります。

施工に関する知識があれば、ハウスメーカーや設計事務所でも役立てられるでしょう。

施工に関する分野で活躍している人は、店舗設計を行うデザイン事務所や設計事務所で働いていることも少なくありません。

商業施設士に必要なスキル3:企画や立案に関わる分野の知識

商業施設士は、商品開発に関する知識や出店計画に関するスキルが求められることもあります。商業施設のデザインをどのようにすれば、多くの人が利用しやすいか考えてみるといいでしょう。

生活者の消費動向、購買行動などを分析し商業施設作りに役立てることも求められます。コミュニケーション学を学んでいる人は、学んだ知識を役立てて商業施設士として実務でも活躍できるでしょう。

企画や立案を担当することが多い企画職は、商業施設士の勉強をすればスキルをアップできます。

商業施設士に必要なスキル4:設計やデザインに関わる分野の知識

設計やデザインのスキルは、必要です。細かいことですが什器具をどこに配置するのか、色はどうするのかというスキルが役立ちます。

デザイン工学や建築学を学んでいる人は、学んだ知識を役立てて商業施設士として実務でも活躍できるでしょう。

美的センスやデザインセンスに優れた人は、商業施設士として活躍できるチャンスがあるでしょう。

また実務では、工期や工事費積算など事務的な知識も求められます。商業施設のオープンやリニューアルに関わる専門家になりたい場合は、商業施設士を目指してみることもおすすめです。

商業施設士の資格を活かせる職業5選

商業施設士の資格を取得した人は、いろいろな分野で働いています。今回は、実際に資格を取得した人がどのような職業に就いているかを紹介していきます。

商業施設士を取得した場合は、商業施設士が組織している個人会員になれます。そのネットワークを利用すれば、自分が希望する業界や会社で働けるチャンスもあるでしょう。

また自治体に街づくり制度の指導員や相談員としてアピールすることも可能です。気になった職業で働きたいと考えている人は、商業施設士の資格取得を前向きに考えるといいでしょう。

商業施設士の資格を活かせる職業1:設計事務所

設計事務所は、資格を活かして働ける職業の1つです。設計事務所とは、建築家が所属する法人のことです。

建築家を目指す人は、建築士の国家資格を目指すことが多いでしょう。商業施設士は実技試験を受ける受験資格を満たしています。

そのため、建築士の資格を取得した後で商業施設士の勉強をすると効率がいいでしょう。特に商業建築を中心として活躍している設計事務所の場合は、商業施設士の資格を活かす場面が多いでしょう。

設計事務所の中には、住宅を専門としている場合もあります。自分が就職したい設計事務所のニーズに合わせて、資格を取得するか決めることがおすすめです。

商業施設士の資格を活かせる職業2:建設会社

建設会社へ就職を検討している場合は、商業施設士を役立てられる場合があります。建築関係の資格と併用して持っているとより実務で使えるでしょう。

建設会社は、商業ビルだけでなく住宅や公園、道路などの施工を担当することもあります。幅広く建設の仕事に携わりたい人や商業施設士の資格を活かして街づくりの提案をしたいと考えている人は、建設会社への就職を検討してみてください。

今後公共事業が進んで行われたり、民間企業の設備投資を増加したりすることが予想されているため、資格を役立てるチャンスがあるでしょう。

商業施設士の資格を活かせる職業3:コンサルティング会社

コンサルティング会社を目指す場合は、資格取得していることをアピールできる場合があります。商業施設全体のプランニングやコンサルティングを担当する場合は、商業施設士の知識が役立つでしょう。

なお一口にコンサルティング会社と言っても仕事内容は幅広いです。コンサルティング会社が担当している業界によっては、商業施設士の資格が活かせない場合もあります。

実際にどのような業界を担当しているコンサルティング会社なのか調べてから商業施設士を目指すといいでしょう。商業施設の経営のコンサルティングを行っている企業であれば、有効に資格が活用できます。

商業施設士の資格を活かせる職業4:設計施工会社

設計施工会社は、ハウスメーカーのことです。ハウスメーカーとして商業施設の開発や設計を担当する場合は、商業施設士としての資格が役立てられます。

設計施工会社では、設備機器、建築材料でメーカーと提携している場合があります。そのため限られた予算や決められた機器の中で一番その商業施設に適したものはどれか判断しないといけない場合もあるでしょう。

ハウスメーカーは、建築学やデザインを学んだ人だけでなく建築士ではない営業担当者も活躍できます。スキルアップしたいと考えている人にとって商業施設士は魅力的な職業と言えるでしょう。

商業施設士の資格を活かせる職業5:デザイン事務所

デザイン事務所で勤務している人の中には、商業施設士の資格を取得している場合もあります。デザイン事務所は色々なデザインに携わりますが、商業施設に関連した仕事をすることも少なくありません。

デザイナー職として就職した人の中には、デザイン工学や建築学など商業施設士の資格に役立つスキルや知識を学んでいる場合が多いです。

店づくりに関する幅広い知識は、実務で役立てられるでしょう。企業によっては、資格取得を奨励している場合もあるため前向きに受験を検討してみるといいでしょう。

商業施設士補とは?

商業施設士補とは、商業施設士の試験を実施している団体が認めた学校に通っている人や卒業生のうち商業施設士補資格講習会を受講した人が認定される資格のことです。

商業施設士の資格に興味があるけれど、もう少し手軽な資格がほしいという人におすすめです。15,000人以上が商業施設士補の資格を取得しています。

商業施設士補になるには、指定された認定課程の各科目の単位を取得している必要があります。また学校長の推薦と講習会に参加しないといけません。

また序良俗に反する行為をしていないことや学長の推薦をもらうことに社会が賛同するような人物である必要があります。

卒業生でもOKですので、自分が卒業した学校が認定されていないか調べてください。

商業施設士の資格について知ろう

商業施設士は商業施設の運営管理システムからデザインまで、総合的に計画・監理できる資格です。
街づくりの顔ともいえる商業施設に関われる資格であり、大きなやりがいを感じられる資格といえます。
そして、施工管理技士として働くのであればぜひ「俺の夢」にご応募ください。
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