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公開日時 2020.04.22
最終更新日時 2022.04.05

【施工管理技士が覚えておきたい専任技術者の知識】専任技術者になるための要件:ガラス工事業編

建設業の許可を取得するにはそれぞれの分野の専門知識や資格を持った専任技術者が必要です。
建設業許可が必要な工事は全29種で、それぞれ専任技術者になるための要件があります。
ここではガラス工事業の専任技術者になるための要件についてご紹介します。

ガラス工事業で一般建設業許可業の専任技術者になる条件


一般建設業許可と特定建設業許可では専任技術者の条件が異なります。
ここではガラス工事業の一定建設業の許可を取得するのに必要な専任技術者の要件について紹介します。

ガラス工事業の一般建設業許可の概要と条件一覧

【資格保有者】

  • 1級建築施工管理技士
  • 2級建築施工管理技士(仕上げ)
  • 技能検定 ガラス施工
  • 基幹技能者 登録硝子工事基幹技能者

【指定学科を卒業後一定期間の実務経験がある】

  • 建築学または都市工学の学科がある大学を卒業後、ガラス工事に関係の3年以上の実務経験
  • 建築学または都市工学の学科がある高校を卒業後、ガラス工事関係の5年以上の実務経験

【ガラス工事業に関する10年以上の実務経験者がある】
ガラス工事業は工作物にガラスを加工して取り付ける工事のことです。
主に以下の工事がガラス工事業にあたるとされています。

  • ガラス加工取付工事
  • ガラスフィルム工事

上記の3つのうちいずれかを満たすことが条件です。

ガラス工事業で特定建設業許可の専任技術者になる条件

ガラス工事業の特定建設業の専任技術者には、国家資格か条件を満たした実務経験があればなる事が可能です。
ここではガラス業の特定建設業許可に必要な専任技術者になるための条件を紹介します。

ガラス工事業業の特定建設業許可の概要と要件一覧

【資格保有者】
・1級建築施工管理技士
1級建築施工管理技士は、建築系の施工管理に関係する資格です。
施工計画や工程・品質・安全管理などを行います。

【条件を満たす請負工事の指導監督的な実務経験が2年以上ある】
ガラス工事業の場合、条件を満たした実務経験があれば専任技術者になることも可能です。
主な条件は以下のようになります。

  • 発注者から直接工事を請け負っており、その請負金額が4,500万円以上ある工事
  • 指導監督的な立場で指揮をとった実務経験が2年以上ある
  • 一般建設業の要件を満たしている

必要な要件を確認しよう

ガラス工事業の場合、国家資格か条件を満たした実務経験があれば専任技術者になることが可能です。
一般建設業と特定建設業では必要な資格や実務経験が異なりますので、施工管理技士などは覚えておきましょう。

※出典元:国土交通省「許可の要件

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