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石工事業とは?|石工事業で必要な資格や他事業の専門工事についても紹介

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公開日時 2022.07.26 最終更新日時 2024.04.19

石工事業とは

石工事業とは、石材を加工したり、石材やコンクリートブロックなどで工作物を築造する、工作物に石材を取り付けるなどの工事を行うことです。

石工事業の許可は、一般的に建築工事と同時に取得することが多くあります。
しかし、墓石業者は墓石の建立や石鳥居の設置などを行うことがあるため、石工事業の方の許可だけを単独で取得しています。

もし、石工事業の許可を取得することを検討しているのであれば、詳しく石工事業について把握しておきましょう。

石工事業で一般建設業許可業の専任技術者になる条件

一般建設業と特定建設業で専任技術者に必要な条件が異なります。
ここでは一定建設業の許可を取るために必要な専任技術者の条件について紹介します。

石工事業の一般建設業許可の概要と条件一覧

【資格保有者】

・1級土木施工管理技士
・2級土木施工管理技士(土木)
・1級建築施工管理技士
・2級建築施工管理技士(仕上げ)
・技能検定 1級ブロック建築・ブロック建築工・コンクリート積みブロック工事
・技能検定 2級ブロック建築・ブロック建築工と実務経験3年以上
・技能検定 1級石材施工・石積み・石工
・技能検定 2級石材施工・石積み・石工と実務経験3年以上

【土木工学や建築学の学科を卒業かつ一定期間の実務経験がある】

・高卒の場合、関連学科を卒業後、石工事に関する5年以上の実務経験
・大卒や高等専門学校の場合、関連学科を卒業後、石工事に関する3年以上の実務経験

【石工事に関する10年以上の実務経験者がある】

石工事業には主に以下のような工事が該当するとされています。

・石積み工事
・石張り工事
・コンクリートブロック積み工事
・コンクリートブロック張り工事

上記の3つのうちいずれかに該当する必要があります。

石工事業で特定建設業許可の専任技術者になる条件

ここでは石工事業で特定建設業の専任技術者になるための条件を紹介します。

石工事業の特定建設業許可の概要と要件一覧

石工事業の特定建設業許可の必要な資格として「1級土木施工管理技士」「1級建築施工管理技士」になります。それ以外にも「石工事業の元請け工事で指導監督的実務経験が2年以上ある」があれば、石工事業の特定建設業許可を得ることができます。

【資格保有者】

・1級土木施工管理技士
1級土木施工管理技士は、土木工事などの現場の施工管理を行うために必要な資格です。
土木施工管理技士は、道路や橋、トンネルなどのインフラ関連の土木工事全般に携わることが多いです。

・1級建築施工管理技士
建築施工管理技士は、建築工事の施工計画を作成・管理するために必要な資格です。

【石工事業の元請け工事で指導監督的実務経験が2年以上ある】

一般建設業の要件を満たしており、元請けとして4,500万円以上の石工業において2年以上指導監督的な実務経験があることが条件です。

上記の2つのうちいずれかに該当する必要があります。

石工事業以外の主な専門工事区分3選

建設業の許認可の取得は業種ごとに行います。
そのため、石工事業の場合は石工事業の許可が必要になります。

その業種については、国土交通省が公示した考え方で分類されていて、平成28年6月には新たに区分が設けられました。

その内容はややこしく、石工事業の範囲のように思えて実は異なる区分ということもあります。
そのため、石工事業の範囲と思っていたら、実際は石工事業ではなく、必要な範囲建設業許可がないという状況にならないように、その範囲を正確に把握しておかないといけません。

石工事業以外の主な専門工事区分1:コンクリートブロック積み(張り)工事

コンクリートブロック積み(張り)工事はタイル・レンガ工事業の区分となります。
タイル・レンガ工事業はレンガやコンクリートブロックなどで工作物を築造したり、工作物にレンガやコンクリートブロックの取り付けや、貼り付けなどを行います。

また、タイル・レンガ工事業ではコンクリートブロック積み(張り)工事以外に、レンガ積み(張り)工事、タイル張り工事、スレート張り工事なども行います。

石工事業以外の主な専門工事区分2:コンクリートブロック据付け工事

コンクリートブロック据付け工事はとび・土工工事業の区分です。
とび・土工工事業は足場の組立てや鉄骨等の組立て、くい打ちやくい抜き、コンクリートでの工作物の築造などを行います。

とび・土木事業では、範囲の広い工事を行うことができ、コンクリートブロック据付け工事以外にも、掘削工事、根切り工事、地盤改良工事、吹付け工事、道路付属物設置工事、はつり工事などができます。

石工事業以外の主な専門工事区分3:エクステリア工事

エクステリア工事とは一般的に外構工事のことを指します。
外構工事ではフェンスやカーポート、テラス屋根などエクステリア商品の設置工事などを行います。
このようなエクステリア商品に関する工事をすることから、外構工事はエクステリア工事と呼ばれることがあります。

また、このエクステリア工事にはブロック塀も含まれていて、エクステリア工事である外構工事はとび・土木事業の範囲です。

石工事業では専任技術者の要件を確認しておこう

石工事業の専任技術者になるには資格や実務経験が必要です。
専任技術者に必要な資格は多岐にわたるので施工管理技士などは事前に確認しておきましょう。

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