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公開日時 2020.04.02
最終更新日時 2022.04.06

【施工管理技士が知っておきたい左官道具のアレコレ】攪拌機

攪拌機とは液体や液体と粉末などを混ぜ合わせるために使う機械のことです。
攪拌機につけられた翼を回転させ、液体を均一に混ぜることが可能です。
本記事では施工管理技士なら知っておきたい攪拌機の種類や使い方について紹介します。

攪拌機の種類


攪拌機とは液体と液体、液体と粉末などの固体を均一に混ぜるための機械です。
翼を回転させることで、複数の液体や固体と混ぜ合わせることができます。
機械を使用することで、一定時間・長時間混ぜることが可能です。

攪拌機の種類と特徴一覧

【可搬型】
クランプを締め取り付けるタイプです。
持ち運びに便利で取り付けや取り外しが簡単です。
1台あれば複数の容器に取り付けて使用できます。

【立型】
密閉容器や加圧容器の中で内容物を攪拌するのに向いています。
取り付け位置などによって攪拌翼によって方法が変わります。

【下部型】
マグネット式の攪拌機です。
内容物の沈降防止用として主に使われます。

【電気モーター式】
電気モーターで作動する一般的な方式です。
主に100ボルトと200ボルトのものがあります。
100ボルトのものはコンセントで使用可能です。

【エアーモーター式】
圧縮エアーで攪拌するタイプです。
電気モーター式よりも小型・軽量のものが多いです、
回転時に火花が発生しないので、防爆環境で用いられることが多いです。
エアー配管かコンプレッサーが必要です。

【マグネット式】
マグネット継手を使い、翼を回転させるタイプです。
容器を密閉した状態で攪拌もできます。
またモーター部分と攪拌部分を分離できるので、翼をつけたまま洗浄可能です。

取り付け方法や駆動方式の他、翼の形状で分類される場合もあります。
用途によって適切なタイプを選びましょう。

攪拌機の使い方


攪拌機は異なる液体や粉体などを混ぜ合わせる機械です。
ここではモルタルの練り方について紹介します。
まず攪拌機、セメント、水、バケツ、砂、電源を用意します。
バケツにセメントと水を入れ、攪拌機でよく混ぜます。
水とセメントがよく混ざったら砂を入れ、さらによく混ぜて完成です。
バケツは壊れにくい「強靭バケツ」がおすすめです。

粘度によって選ぶ
攪拌機の回転数は混ぜたいものの粘度などによって決めます。
回転が速いと素早く混ぜられますが、モルタルなど粘度の高いものは十分に回転しないことがあります。

大量に材料を混ぜたい時に便利

攪拌機は、手で混ぜるよりも簡単に均一に材料を混ぜられる機械です。
モルタルのように液体と固体を均一に混ぜなくてはいけないものを作るのに便利です。
さまざまな種類があるので、用途によって使い分けましょう。

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