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【施工管理技士が知っておきたい設備工事の種類】交通信号設備工事

働く
公開日時 2022.08.16 最終更新日時 2023.10.27

街中のいたるところでみられる「信号機」は、市民の生活になくてはならないものです。
交通信号機を新しく設置するためには、独自の設備工事が必要です。
設備工事には交通工学を始め、様々な領域に関する知識や技能が必要になります。
もしあなたが施工管理技士として交通信号設備工事に関わることになっても慌てることのないよう、本記事でおさらいしておきましょう。

交通信号設備工事とは


交通信号設備工事とは、その名の通り、交通信号機を設置するための電気工事のことです。
ただ信号機を設置するだけではなく、交通工学に関する豊富な知識の他、電気、通信、そして土木に関する高い技術が求められます。
交通信号の施工は民間ではなく、警察からの依頼を受けて開始します。

工事は以下の流れで行われます。

1 信号機柱の建柱

信号機柱を建てます。柱はコンクリート、もしくは各種鋼鉄でできています。

2 灯器の取り付け

信号機のシグナルの部分を灯器と呼びます。
主に車両用の灯器と歩行者用の灯器の2種類に分かれます。
それぞれがアームという鉄管により信号機柱に取り付けられます。

3 制御器の設置

交通信号機はコンピューターにより制御されます。
制御器を設置し、動作確認を行います。
近年の制御器は、パソコンで変更やメンテナンスを行うことも可能なものも多くあります。

交通信号設備工事の特徴


交通信号機設備工事を行うには、資格が必要です。
一般社団法人全国交通信号工事技術普及協会による「交通信号工事士」という認定資格です。
交通信号設備工事士には、電気・通信・土木の各工事などに関する広範囲の施工技術に加え、交通工学に関する知識も求められます。
交通工学に関する知識とは、交通量をある程度把握し、予測交通量を計算できる知識のことをいいます。
そういった知識を有すると同時に、蓄積された経験を駆使して極めて難易度の高い工事を行うことが可能かどうかなどが認定基準となります。

取得できる交通信号工事士には2種類あります。
1つ目は「第2種交通信号工事士」です。
交通信号施設や工事に関する基礎的な専門知識と技能があり、交通信号設備工事に従事できる技能があることを認定する資格で、誰でも受験することができます。
2つ目は「第1種交通信号工事士」
すでに交通信号設備工事に関わった実務経験があり、高度かつ豊富な専門知識と工事の指導能力があることを認定する資格です。
第2種交通信号工事士の資格を取得後5年以上経過した者のみ、受験可能です。

広範囲の知識と高度な技能が求められる交通信号設備工事

今回は、交通信号設備工事についての記事でした。
交通信号設備工事には、広範囲の知識と高度な技能が求められることが理解できたでしょうか。
安全な市民生活を支えるのが交通信号です。
設備工事の施工管理技士になったときに備えて、しっかりと勉強しておくことをお勧めします。


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