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公開日時 2020.02.14
最終更新日時 2022.04.06

施工管理者は知ってて当然?建設業法に関する用語:な行編

施工管理者に求められる知識の中には、建設業界で使われる用語の読み方や意味も含まれます。
日常生活ではなかなか使用しない難しい言葉も多くありますが、覚えていなと現場でのコミュニケーションにも問題があります。
そこで今回は、施工管理者なら知ってて当然の「な行」で始まる建設用語を解説したいと思います。

建設業界の用語:な行


「な行」で始まる建設業界の用語の読み方と意味を表にまとめました。
まずは今回紹介する20個の用語をしっかりと覚えるようにしましょう。

【工事関連】

軟弱地盤 柔らかい砂の地盤で、建物を建てる前に地盤改良が必要になることもあります
逃げ 部材の位置関係上の余裕のことを指します
布基礎 基礎の一種です。小規模の建造物を造る際に採用されます
根入れ深さ 基礎の土中部分への埋め込みの深さを指します
根入れ深さ 基礎の土中部分への埋め込みの深さを指します
根切り 地面を掘って基礎のための空間をつくることです
延床面積 建造物の各階の床面積の合計です
法地 宅地として利用することができない斜面部分のことを指します

【ルール関連】

内装制限 建物内部が燃えるのを防ぐために、内壁や天井を不燃化する法律のことです
2項道路 建築基準法第42条第2項で規定される「建築基準法上の道路」とみなされる道路を指します
日影規制 日照確保を目的とした建造物の高さ制限のことです

【材料】

波形スレート 波型に成形した石綿スレートのことです。強度が上がり、酸や高熱以外ではほとんど劣化しない耐久性抜群の建材です
根がらみ 木製の床束を固めるための横木のことです
ネコ 一輪車のことです
粘土瓦 成形・乾燥した粘土を高温で焼き上げて作られた瓦のことです
軒桁 部材の一種です。小屋梁と交差し、垂木を受けて軒と水平に架けられます
野地板 屋根材の下地材のことです。スレートや瓦などがこれに当たります
野物材 屋根裏や壁の中に入り、工事後には見えなくなる部材です
のろ セメント、もしくは石灰を水に溶かして作られるセメントペーストのことです。左官工事や床にタイルを張るときの下地として使われます

【その他】

内覧会 引っ越しをする前に不具合がないかを施主と共に確認することです

略語や専門用語の意味を覚えて、コミュニケーションを円滑にしよう

今回は、「な行」から始まる建設用語の意味や読み方を紹介しました。
普段の生活ではあまり聞かない言葉ですが、建設現場では日常的に使用されるものばかりです。
こうした言葉の意味を理解していないと、現場でうまくコミュニケーションがとれず困るときが訪れるはずです。
これを機に、各用語の読みと意味を覚えておきましょう。

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