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間仕切りとは?壁との3つの違いや間仕切りを使うメリットを解説

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公開日時 2023.02.13 最終更新日時 2024.01.26

こちらの記事では、間仕切りについてご紹介いたします。

 


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間仕切りとは


間仕切りとは、建物の内部を仕切るための建具です。
間仕切りなら、仕切りを固定してしまう一般の壁とは違い、環境の変化に柔軟に対応していくことが可能です。

アコーディオン式仕切りやカーテン、回転壁のような半固定されたもの、または襖(ふすま)、障子、屏風などの移動式のものがあります。
半固定や移動式の間仕切りなら、様々な形で空間をレイアウトすることができ、今や住宅やオフィスでも活用されている、建築物の内部空間の仕切りとなります。

可動間仕切りについて

間仕切りの中でも汎用性が高いものに、可動間仕切りがあります。
可動間仕切りとは、部屋と部屋(スペース)を区切る間仕切りが、取り外したり動かせたり自由にできる状態のものを言います。

例えば、収納機能のある「可動間仕切り収納」があります。
これはレイアウトの変更によって簡単に家族だけでも移設が可能なものになります。
家族の気配が感じられるまま、少しだけプライベートな空間を作り出すことができる可動間仕切り収納は、コストも時間も本格的なリフォームより抑えることができます。

間仕切りと壁の3つの違い


建物の内部を仕切るための建具である間仕切りは、様々な住宅やオフィスで幅広く活用されています。
では実際に間仕切りを設置する場合、「間仕切り」と「壁」の具体的な違いとはどういったものでしょうか。

一般的な壁と違い固定されていない間仕切りは、レイアウトの変更も柔軟にできたり、またレイアウト変更の際に再利用が可能であったり、工事の期間が短縮できたりと、壁との違いがあります。

ここでは、間仕切りと壁との違いを3つ説明していきます。

1:レイアウトの自由度

まず、「間仕切り」と「壁」の違いと言われ、はじめに思い浮かぶのは、レイアウトの自由度ではないでしょうか。
壁は設置してしまうと、その場所から移動させることはできません。
それにひきかえ、間仕切りは移動が容易にでき、空間のレイアウト変更が柔軟にできます。

そのため最近の住宅では、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、間取りを便利に変更できる間仕切りが注目されています。

2:再利用の可否

壁の場合は、基本的に引っ越しや、オフィスなどの移転の際に使い回すことは不可能です。
しかし、間仕切りの多くは移設することが可能なため、再利用が可能です。

引っ越しやリフォーム、オフィスのレイアウト変更の際に、同じ間仕切りを再利用することで、費用を抑えることができます。

また、木材など素材によっては、再利用することで、他にはない経年劣化を楽しむこともできるのではないでしょうか。
間仕切りは、工事費を抑え、お財布にも地球にもやさしいエコアイテムなのです。

3:工事の期間

空間に新しく壁を作ろうとすると、複数の工事業者に依頼しての大掛かりな工事となってしまいがちです。
また、場合によっては電気工事など別の工事も必要となってくるでしょう。
しかし、間仕切りの場合は、基本的に1つの業者の工事だけで完成することができます。
そのため、工事期間がかなり短縮できます。

気軽にレイアウトの変更をしたい、オフィスなどで時間をかけずにすぐに変更したい場合にも、間仕切りは便利と言えるでしょう。

間仕切りの種類


続いて、間仕切りの種類をまとめてみました。

・ハイパーティション
・ローパーティション
・アコーディオン仕切り
・カーテン
・襖
・障子
・屏風

以上が代表的な間仕切りです。
次に、それぞれの間仕切りの特徴を詳しく見ていきましょう。

間仕切りの種類と特徴 
ハイパーティション天井まで取り付けるタイプのパーティション。専門業者に設置してもらうため費用は高くなるが、防音性に優れ、ドアや電子錠を設置することも可能。オフィス内のミーティングスペースなどに使われている。
ローパーティション自立した衝立を用いて空間を仕切るタイプの間仕切り。ハイパーティションと比べて安価かつ簡単にミーティングスペースを作成できる。
アコーディオン仕切りアコーディオンのように横方向にスライドさせて開閉させるタイプの間仕切り。部屋の内部を区切って冷暖房の効率を上げたり、来客時に見られたくない洗面所などを隠したりするのに使われる。「ハイパーティション」や「ローパーティション」と違い、主な設置場所は一般住宅になる。つっぱり式の「アコーディオン仕切り」もあるので賃貸でも導入可能。
カーテンカーテンも間仕切りとして活用することができる。室内にカーテンレールを取り付けることで、カーテンの開け締めで簡単に空間をレイアウトすることが可能となる。
伝統的な日本家屋に設置されてきた間仕切りの一種。「源氏ふすま」や「太鼓ふすま」、「戸ふすま」など種類が豊富で、洋室と和室の間仕切りとして活用できるものもある。非常に軽く、湿度調整の機能も備えている。
障子「襖」と同じく、日本で伝統的に使用されてきた間仕切り。木枠に和紙を貼るものが主流。「襖」との最大の違いは採光機能にある。薄い和紙を通して外の光を取り入れることができるので、優しい空間を演出することが可能。
屏風「屏風」は和風の「ローパーティション」のような間仕切り。実際に現代の建築現場で採用されることは稀だが、屏風が間仕切りとしての機能を持っている。

間仕切りのメリット4つ

間仕切りのメリット4つ


ここまで間仕切りについての基礎知識を説明してきました。
つぎは実際に間仕切りを利用した場合のメリットを4つ見ていきましょう。

環境の変化に柔軟に対応できる間仕切りを利用することで、自由に空間をレイアウトできます。
また、空間を仕切ることでプライバシーに配慮できること、通風や採光について、選ぶ素材による空間の雰囲気作り、について説明していきます。

間仕切りには様々な種類があります。
特色を知り、快適な空間作りに最適な間仕切りとは何かを理解しましょう。

1:自由に空間をレイアウトできる

間仕切りは壁と異なり、柔軟に建物の内部空間をレイアウトすることができます。

・しっかりしたミーティングスペース作りに最適な「ハイパーティション」
・和室に向いている「襖」や「障子」
・洗面所の間仕切りに適した「アコーディオン間仕切り」

など、それぞれの特色を理解した上で配置できるように知識を身につけましょう。

2:プライバシーに配慮できる

間仕切りのメリット2つ目は、プライバシーに配慮できることです。

コロナを機に在宅勤務になったという人も多いでしょう。

住宅事情で仕事部屋を作ることはできないが、広いリビングや周りに家族がいると集中できない、などの悩みには、間仕切りを利用することで、新たなプライベート空間を確保することが可能です。

オフィスでも、ミーティングルームや休憩室に間仕切りを設置することで、働きやすい環境を作ることができるでしょう。

3:通風や採光を考えられる

間仕切りのメリット3つ目は、通風や採光を考えられることです。

壁を設置してしまうと、そこで空気や光は遮断されてしまいます。
それに引き替え、間仕切りだと、種類や素材の選び方によって住宅やオフィス全体の風通し、採光をコントロールすることができます。

通風や採光に適した間仕切りを利用することで、心地よい空間を作り出し、生活環境や労働環境を整えることができるでしょう。

心地よい空間を作ることは、暮らしの質を上げます。
通風や採光を考えた環境作りは、とても大切なことです。

4:選ぶ素材によって空間の雰囲気作りができる

間仕切りのメリット4つ目は、選ぶ素材によって空間の雰囲気作りができることです。

間仕切りの種類で説明したように、代表的な間仕切りには7種類あります。
襖・障子・屏風などの和のアイテムを使えば、和風空間を作り上げることもできます。

また、格子などで開放感のあるモダンな雰囲気や、アジアンテイストに仕上げることもできるでしょう。

住宅・オフィス・店舗など、それぞれの目的や趣向に合わせた空間作りを、素材や形などの組み合わせでしていくことができます。

間仕切りを利用したリフォーム例2つ


実際に、間仕切りを利用したリフォームはどういったものがあるのでしょうか。
ひとくちに間仕切りと言っても、様々な種類があります。
どのタイプの間仕切りを利用すればよいか、的確に配置できるようにしましょう。

なぜなら間取りひとつで、暮らしの質は大きく変わるからです。
家族構成やライフスタイルの変化に対しても柔軟な間仕切りのメリットを知ったうえで、便利に心地よく暮らせる間取りを、間仕切りを利用したアイデアで見ていきましょう。

壁面収納やストックルームづくり

いくら片付けても、どうしてもキッチンやリビングは生活感が出てしまう、という悩みを抱えている人は多いものです。
そういった悩みを解決する、間仕切りを利用したアイデアを見ていきましょう。

【壁面収納+可動間仕切り】
壁一面の大容量の棚を作り、可動式の間仕切りを手前に設置してみましょう。
天井まで無駄なく利用した壁面収納に、引き戸タイプの可動間仕切りを設置することで、食器や便利家電などもすっきりと片付けることができます。
また引き戸にすることで、扉を開けるためのスペースも不要なので、狭いキッチンでもストレスなく設置できます。

【ストックルーム】
キッチンの一角に間仕切りでスペースを仕切り、パントリー感覚のストックルームを設置してみましょう。
キッチンとは別の独立した小部屋を作ることはできなくても、間仕切りさえあれば、乾物や缶詰などの食材をまとめてすっきり収納することができます。
災害用のストックも置き場所に困りません。

リビングを仕切って子どもの学習スペースづくり

今、子どもたちをリビングで学習させる家庭が増えています。
子どもが小さいうちは、リビングが家族とのつながりや安心を感じる場所として、リビング学習が良いと言われています。

そんなリビング学習に最適な、間仕切りを利用したリフォームアイデアを見ていきましょう。

リビング学習と言っても、ダイニングテーブルで学習となると、なかなか集中力が保てないものです。
そのような場合も、格子状の引戸や可動間仕切りでやわらかく仕切ることにより、適度に集中しやすい環境を作ってあげることができます。

また、簡易的な屏風のようなもの、本棚も兼ねた可動間仕切り収納で仕切るのもおすすめです。

間仕切りについて理解しよう


間仕切りは、一般の固定された壁とは違い、家族構成やライフスタイルなどの環境の変化に柔軟に対応していくことが可能です。

そして、間仕切りを利用することで自由に空間をレイアウトできることや、プライバシーに配慮できること、通風や採光も考えられ、選ぶ素材による空間の雰囲気作りもできるなど、様々なメリットがあります。

かつての住宅と比べ、最近では多種多様な暮らし方があり、間取りのアイデアも自由自在です。

今回ご紹介した間仕切りの特色を理解し、現場で活用してみてください。

 


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