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建具枠の種類3つと取り付け方5STEP|人気の建具枠の種類も解説

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公開日時 2023.02.09 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、建具枠の種類3つと取り付け方についてご紹介いたします。

 


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建具枠とは


建具枠とは、建築物の壁に設けているドアの枠や窓枠など開口部にはめる枠を指す言葉です。
家を建てる場合、施工後に建具や床材の間にはさまざまな問題が発生する場合があります。
たとえば、ドアや窓の開閉が上手くできなかったり、見栄えが悪くなってしまったりといった問題を発生させないようにするためには、建具枠の種類や取り付け方などをしっかりと把握しておくことが重要です。
また、リフォームなどで建具枠を取り付ける場合も、床の状態や寸法などを事前によく確認してから建具枠を選ぶ必要があります。
建具枠を正しく活用できれば、発生する可能性があるさまざまな問題を未然に防ぐことも可能です。この記事では建具枠について詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

建具枠の種類3つ


住まいに取り付けられるドアの開閉方式は主に開戸、引戸、折戸という3種類があることからわかるように、そのドア枠である建具枠も同様に、開戸枠、引戸枠、折戸枠といったさまざまな種類があります。
また、この中でも建物での一般的なドアは開戸となっているため、建具枠も開戸枠を取り付けるケースが多いです。しかし近年では開戸でもメインのドアの隣に小さなドアがついた両観音開きタイプのドアなども登場しており、建具枠のバリエーションも増えています。
ここでは建具枠の種類についてそれぞれご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

建具枠の種類1:開戸枠

ドア形式の戸を設置する際に使う建具枠です。開戸枠の中には、「両側面取り仕上げ」や「物入れ仕様」などの種類があります。戸の開閉時にぶつかる「戸当り」と呼ばれる箇所にクッションゴムを設置することで、開閉時に伴う音の発生を緩和する工夫がなされています。また「調整ストライク」を採用して、ラッチのかかり具合の調節を行います。

建具枠の種類2:引戸枠

ドアの開閉スペースが不足しているときなどの採用される、横にスライドさせて開く引戸を設置するために使う建具枠です。明かりが漏れるのを防ぐために、「L型仕様」や「C型仕様」が採用されます。
またレールの位置によっても分類されます。「下荷重仕様」と呼ばれる引戸枠では床面にレールが存在し、「上吊り仕様」と呼ばれ引戸枠では上から戸が吊るされているため床面に段差がありません。

建具枠の種類3:折戸枠

クローゼットなどで用いられる中心から折れるタイプの戸を設置するときに用いる建具枠です。下枠が存在しないすっきりとしたデザインの折戸枠もあります。

建具枠の取り付け方5STEP


建築物に建具枠を取り付ける場合、建具枠の設置は下地を施工した後で行います。
また、設置する際に建具枠を高精度で取り付けられるかどうかによって、ドアがスムーズに開閉できるかどうか、見栄えの良い建具枠になるかどうかも変わってきます。
それでは、実際に建具枠を施工する場合、どのような手順によって取り付ければよいのでしょうか。
ここでは建具枠の取り付け方の5STEPについてご紹介していきますので、具体的な取り付け方について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

建具枠の取り付け方1:下地を施工する

住宅に建具枠を設置する場合、まずは先に下地の施工を行っておく必要があります。
壁の下地には石膏ボードなどが使用されるケースが多いですが、軽量下地の施工が終わったら建具枠の設置に入るようにしましょう。
石膏ボードよりも先に建具枠を取り付けることで次の工程で石膏ボードの端が隠れるため、仕上がりが綺麗になります。
また、壁の仕上がりを美しく見せるためにも丁寧に施工しましょう。

建具枠の取り付け方2:枠周囲を接着剤で仮固定する

まずは地面に部材を置いて、建具枠を組み立てていきます。建具枠はビスやねじなどで留めて組み立てることになりますが、いきなりビスを使って止めるのではなく、先に枠の周囲を接着剤を使って仮固定する必要があります。
一度接着剤で仮固定してから留めることによって、歪みや緩みなどを発生させずに美しく仕上げることができます。
仮固定を行う際には、建具枠の周囲の隅を押さえて、一定間隔で接着剤のくさびを作成しましょう。

建具枠の取り付け方3:平金物をビス留めする

枠周囲の隅を押さえて接着剤を使用したくさびをかいたら、平金物を当てて、枠をねじやビスで留めます。
ねじビス留めが一般的ですが、場合によってはボルトで留めるケースもあります。
また、近年では建具は建具枠と本体がセットになったものも多く販売されており、そういった製品であれば、どこにどのように繋げればいいのかわかるように色分けがされているため、組み立ても簡単に行えます。

木製枠はボルトで締める場合もある

建具枠の組み立てに使用するパーツはビスやねじなどが一般的ですが、建具枠が木製の場合はボルトを使用するケースもあります。
ボルトを使用する場合、木製枠と補強材を貫通させ、そのままボルト締めを行うことで建具を設置します。
また、木製建具であってもビスで留めるようになっている既製品も多くあるため、木製の建具枠であれば基本的にボルト締めで使用するというわけではありません。

建具枠の取り付け方4:仕上げに微調整する

建具枠を設置する場合には、先に水平や垂直、対角寸法をしっかり確認した上で、一度仮固定を行います。
仮固定だからといって適当に固定するのではなく、正確に固定する必要があります。
また、仮固定した上でさらに高精度での取り付け作業を行います。建具枠は水平方向や垂直方向などに少しでもずれがあると、施工後に扉がスムーズに開閉しなくなる可能性があります。
そのため、微調整しながら正確に仕上げましょう。

建具枠の取り付け方5:取っ手を取り付ける

壁面への建具枠と本体の設置が完了したら、最後にドアに取っ手を取り付ける必要があります。
取っ手はドアのタイプなどによって、プルハンドルやスティックハンドル、バーハンドル、レバーハンドルなどさまざまな種類があり、取っ手によって扉全体の印象も変わります。
また、取っ手の種類によって普段の使いやすさも変わってくるため、どこで使用するドアなのかも含めて取っ手の種類を選ぶ必要があります。

建具枠が目立たないデザイン3選

建具枠が目立たないデザイン3選


建具枠はしっかりとした木製やスチールなどの枠があり、その中にドアや窓などが入っているイメージがあります。
実際、一般的には壁の中に建具枠がしっかりとはめ込まれているケースが多いです。
しかし近年では建具枠を極力目立たなくしたデザインのものも多くなってきており、壁と建具枠がほぼ一体化しているようなものも多いです。
そういったデザインの建具枠を採用することにより、従来よりも室内空間のデザインのバリエーションを増やすことができ、よりシンプルで美しい空間を演出できるようになるでしょう。
ここでは最後に建具枠が目立たないデザイン3選をご紹介しますので、どのようなデザインのものがあるのか今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。

建具枠が目立たないデザイン1:LIXIL ラフィス

LIXILが提供する「Raffis(ラフィス)」は、建具枠がほとんど目立たないノイズレスなデザインになっています。
建具枠が壁と一体化することによって、ドアを閉めることによってそれ自体が空間を仕切る壁になり、開くことによって空間を繋ぐ開口部に変化します。
ラフィスは垂れ幕のないハイドアですが、建具枠がほとんど見えないため、ドアを締めた際には壁面との一体感を強く演出できます。
また、それと同様に開いた際には素晴らしい開放感を生み出すことが可能となっています。
建具枠とドア全体を見ても無駄のないすっきりとした美しいデザインになっているため、まるでそこにドアなど存在しないかのような、洗練された空間を生み出します。
ドアの素材も上質な素材感があり、空間にアクセントを与えます。

建具枠が目立たないデザイン2:Kamiya PALIO

Kamiyaの「PALIO(パリオ)」は完璧なホワイトにこだわった純白塗装仕上げのフルハイトドアです。
「LESS IS MORE(少ない方が豊かである)」という言葉を具現化するように、白い壁に溶け込むようにデザインされたホワイト単色のシリーズとなっています。
ホワイトはアイボリーに近い「クレマ」と真っ白に近い「ビアンコ」の2種類を選ぶことができ、扉はウレタン塗りつぶしによってマットに仕上げてあるため、ノーブルな印象があります。
そのため、塗り壁などのラグジュアリーな室内空間に非常に良くマッチし、ホワイト一色ながら贅沢な存在感を主張します。
建具枠ももちろんホワイト一色ですが、天井や床には枠を設けていないことから、扉を開く際にもよりスムーズな印象を受けます。
レバーハンドルや引手などもホワイトが標準となっており、どこまでもノーブルな印象にこだわっています。

建具枠が目立たないデザイン3:Panasonic ベリティスプラス

Panasonicの「ベリティスプラス」は新築時に適したグランドハイドアです。
前述の2種類のデザインよりは建具枠はしっかりとしていますが、天井と床部分には枠が存在しないため、フラットに繋がる天井面や高さ2700mmのグランドハイドアによって住空間に開放感を演出します。
また、天井までまっすぐに届く建具枠のシンプルな縦のラインが、空間により広がりを与える役割を果たしています。
さらにベリティスプラスは採光タイプや引戸タイプなどの種類を選ぶこともでき、ドアの横の袖壁にガラスパネルを組み合わせることによって光を取り込み、明るい室内空間を演出することができます。
ベリティスプラスは木本来の美しさを表現した木目柄のデザインとなっており、好みに合わせてウォールナット柄やオーク柄、メープル柄、さらにしっくりホワイト柄などの10種類のバリエーションから選ぶことができます。
そのため、ドアのデザインだけで部屋の印象を大きく変えることができるでしょう。

建具枠の設置は精度が重要であることを学ぼう


建具枠は、他の建具と比べると裏方的存在でやや地味に感じる方もいるかもしれません。
しかし、建具という土台部分が正確に設置されていないと、建物全体の仕上がりの質が大きく下がる重要な建具でもあります。
施工管理者としても、建具枠の種類や設置方法を正しく理解して、現場での作業に活かしましょう。

 


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