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こんなに深く人間は穴を掘れる!日本の掘削工事事例:日本一深い駅「土合駅」

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公開日時 2023.05.17 最終更新日時 2023.05.17

日本の掘削工事で、一番深いところに作られた駅を知っているでしょうか。
地上にある駅舎から電車に乗るホームまで階段を下ること約10分の深さにある「土合(どあい)駅」は、日本一のモグラ駅の名称で親しまれています。
なぜ、土合駅はそのような深い場所に作られたのでしょうか。では、土合駅の場所や特徴、地下に作られた理由について紹介します。

【日本一のモグラ駅】土合駅はどこにある?

日本一深い駅「土合駅」は、JR東日本上越線の駅であり、群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽にあります。
土合駅は、谷川岳の登山口として知られており、駅の標高は663mあります。
日本一のモグラ駅と呼ばれるものの、駅自体は海抜の高い場所にあり、決して低いところにある駅ではありません。
下り線の隣駅にあたる土樽駅は新潟県にあり、土合駅は群馬県と新潟県を結ぶ清水トンネルの群馬側にある駅です。
清水トンネルは、1931年の開通当初は日本一長いトンネルであったため、多くの注目を集めました。
ノーベル文学賞を受賞した作家である川端康成の小説「雪国」の冒頭の一節、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」に登場する長いトンネルこそ、この清水トンネルです。
そして土合駅がモグラ駅と言われる所以は、この清水トンネルと関係しているのです。

土合駅の特徴

土合駅の特徴

土合駅は、上り線が地上駅であるのに対し、下り線は地下駅となっています。
地上にある駅舎から下り線のホームまでは、距離にして338m、462段の階段があります。
また、駅舎と下りホームの高さには、81mもの高低差があります。
かつては、単線として地上駅のある現在の上り線のみを利用していましたが、高度成長期に入ると関東と新潟を利用する人が増え、上越線を複線化することが決まりました。
このとき、新清水トンネルが作られ、上り線はそのまま地上の線路を利用し、下り線は新清水トンネルの中を通すことが決まりました。
これにより1967年、土合駅の下り線ホームは新清水トンネル内に設置され、上り線ホームと高低差が生じることになったのです。

モグラ駅として観光に訪れる人も

日本一深い場所にある駅は、群馬県のJR上越線にある土合駅でした。
一時期は、谷川岳に上る登山客が列をなすほどの利用客が訪れた土合駅も、関越自動車道の開通に伴い、利用者は減少して現在は無人駅となっています。
下りホームまで一直線につながる462段の階段は迫力があり、観光名所ともなっています。

出典:「土木学会関東支部新潟会

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