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公開日時 2019.12.19
最終更新日時 2022.04.06

建設・工事施工現場で使われる工具の世界:左官工事

左官工事で使われる工具は、主に壁を塗る作業に使われます。
セメント面で使われるものや、モルタルを塗る際に使われるものなど、用途に応じてさまざまな種類があります。
本記事では左官工事で使われる工具の種類や特徴についてご紹介します。

左官工事で使われる工具の種類一覧

左官工具は建設・工事施工管理現場で、主に左官工事の際に壁を塗る作業に使われる道具のことを指します。
ここでは左官工具の種類についてご紹介します。

左官工事で使われる工具の種類と特徴一覧

・鏝(こて)
モルタルやコンクリートなどを塗るための工具です。
さまざまな形があり、用途によって使い分けられます。

・目地鏝(めじごて)
敷石や練積みの石積みなどの目地にモルタルを詰めるために使用される工具です。
細い棒状になっており、詰めた後のモルタルを押さえて仕上げにも使用されます。
目地幅によって種類を使い分けます。
金属製や竹製、職人さんが自分の使いやすいように自作する場合もあります。

・刷毛
刷毛引きやパターンづけなどに使われる工具です。

・レーキ
コンクリートを均すために使用される道具です。
とんぼと呼ばれる場合もあります。

左官工事で最もよく使用されるのが鏝です。
そのため鏝には多くの種類があり、塗る面の用途によって使い分けられます。
また鏝で塗った後に、目事鏝で細かい部分を仕上げます。

鏝の特徴

鏝はモルタルやコンクリートを塗るために使う道具です。
金属や木などの素材で作られています。
木製のものは、主にコンクリートを均すときに使われます。
鏝には大きく分けて以下のような種類に分けられます。

・中塗り鏝
最も一般的な鏝です。
平坦な部分で用いられ、長さは20センチ程度です。

・柳葉鏝
小型の鏝です。
細かい部分や隅を塗るために使われます。

・レンガ鏝
「おかめ鏝」とも呼ばれます。
広く丸い面が特徴の鏝で、主にレンガ積みの際に用いられます。
またモルタルを練ったり、鏝板にモルタルを移したり際にも使われます。

・ブロック鏝
ブロック積みに使用される鏝です。
三角形をしており、モルタルをブロック上に塗ったり、ブロックの穴にモルタルを詰めたりするのに使用されることが多い道具です。

・土間鏝
土間を作るために使用される鏝です。

・角鏝
四角い形をした鏝です。
広い面積を施工する際に使われることが多いです。

壁を塗るために使用される

左官工事で使う工具は、主にモルタルやコンクリートなどを塗るために使用される道具を指します。
主な道具である鏝は、用途によって使い分けるためにさまざまな種類用途があるのが特徴です。

※出典元
一般社団法人日本造園組合連合会「仕上げ用工具

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