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公開日時 2019.11.27
最終更新日時 2022.04.06

施工管理者が知るべき建具の世界:折れ戸のメリットとデメリット

建具の種類の一つである折れ戸は、開くと扉がたたまれたような形になるのが特徴です。
中が見渡せるため、クローゼットの扉などによく使われる折れ戸ですが、メリットもあればデメリットもあります。
ここでは折れ戸について、メリットとデメリットを中心にご紹介します。

折れ戸のメリット


・開閉が簡単
折れ戸は扉をたたむように開閉するので、誰でも簡単に使えるのが特徴です。
小さな子供や高齢者の方でも簡単に利用できるので、年齢問わずに設置できます。

・スペースが少なくてすむ
折りたたまれるような形になるため、開閉するためのスペースが少なくてすみます。
そのため引き戸を設置するスペースがなくても、折れ戸なら設置できる場合もあります。
さらにデッドスペースも少なくてすみます。

・中が大きく見渡せる
扉を開けた際に、内部を大きく見渡すことができます。
クローゼットの場合、どこに何がしまってあるのか一目瞭然です。

誰でも簡単に使えて、省スペースがすむのが折れ戸の大きなメリットです。
そのため中を大きく見渡したいクローゼットや、スペースがなかなか取れない浴室などに多く使われています。

折れ戸のデメリット


・デッドスペースができる
簡単に開閉できる扉ですが、扉を折りたたんだ部分はデッドスペースになってしまいます。
そのためクローゼットなどで、扉の前に収納ケースなどを置こうとした場合、取り出しにくくなってしまうこともあります。

・掃除がしにくい
折りたたまれた部分は掃除がしにくいため、ほこりが溜まってしまう場合もあります。

・手を挟む危険性がある
折れ戸は、開閉の時に扉同士が接触できるようになっています。
また簡単に開閉できることから、手を挟む事故が起こる可能性もあります。
特に小さな子供が勢いよく扉を開けてしまって指や手を挟む場合もあるので、注意が必要です。

メリット・デメリットを理解しよう

折れ戸は手を挟む可能性があるので、小さい子供だけで開閉させないなど注意する必要があります。
しかし、それらに気を付ければ設置スペースが少なくてすむ、開閉がしやすいなどのメリットが多くあります。
引き戸ほどスペースがいらないため、間取りが狭い場所でも手軽に利用できます。特に扉のスペースを小さくしたいクローゼットや浴室などにはぴったりです。
折れ戸のメリットとデメリットをしっかりと理解して導入を検討することが大切となります。

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