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現場に徹底しよう!交通労働・電気による災害の防止方法とは

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公開日時 2023.05.18 最終更新日時 2023.05.18

現場監督の最も大切な仕事の一つに、現場で働くすべての人の安全の確保が挙げられます。
事故・トラブルを防ぐのはもちろんのこと、絶対におこしては行けないのが労働災害です。今回は労働災害のなかでも事故やトラブルが多い、交通労働・電気による災害を防止する方法についてご紹介します。

交通労働災害・事故の防止方法

交通労働災害は、労働者・作業員の脂肪災害のおよそ2割を占める、非常に深刻な事故です。
起こったら即命に関わる労働災害なので、絶対に避けなければいけません。
厚生労働省が発表したデータによると、平成29年に労働災害で死亡した人は978人。
内202人が交通労働災害で亡くなっており、そのなかで、建設業界で働いていた人は全体の4分の1を占める50人でした。
建設業界の作業員が年間50名も命を落としています。
確実な対策が必要です。

交通労働・事故を防止するには

・運転者に交通安全教育を行い、長時間労働をなくす。
・見通しのきかない踏切などの場所や、転落するおそれのある場所では、必ず誘導する。
・雨の日にスリップ事故をおこさないために、措置を講じる。
・作業員の送迎などのためにマイクロバスを運転する際には、あらかじめ決められた運転手に指定の時間運転してもらうようにする。
・疲労による思わぬ事故を招くことがあるため、作業後などの労働時間外に、送迎などの目的で作業員に運転させない。やむを得ず行う場合は、労働時間を軽減するなどの配慮を行う。
・建設現場内で工事車両を運行する場合は、運行経路を定めて、誘導人員を確保する。
・走行前、走行後にはタイヤの摩耗をはじめとした点検を徹底する。
・最大堆積量を超えないようにする、左右、前後の偏りが無いようにする。
・運転者の健康診断の実施と、運転前の健康確認を徹底する。
・道路工事の際、侵入車両によるもらい事故をなくすため、交通整理員を配置し、囲いや柵、ガード等を設置する。

電気災害・トラブルを防ぐには

・工事の施工計画を立てる際に、架空電線の近接状況、地中電線の敷設状況、電気器具の種類及び使用状況を確認する。
・作業員やクレーンなどが通行中や作業中に高圧架空電線などに接触する危険があるときや、作業者がもつ鉄骨や鉄筋などの電気を通すものが電線に触れる可能性があるとき、電線付近で足場を組み立てるときは、高圧架空電線を停電し移設するか、絶縁用防護具、防壁を使用する。
・高圧架空電線等の付近でクレーンなどを使用する場合は、あらかじめ合図者を指名し行う。
・作業者が通行する足場や、仮設通路の近くに電線等がある場合、見やすい場所に「高圧線注意」「頭上高圧線注意」などの表示を行う。
・電気工事にあたっては有資格者を配置し、必要な保護具や防具を使用させる。

交通・電気事故をおこさないために

建設現場の労災のなかでも死亡率が非常に高いのが交通災害。
電気事故は数こそ少ないものの、感電の事故やトラブルは絶対に避けなければいけません。
労働事故に共通するのは、「これくらい大丈夫」という慢心です。
現場監督は常に注意する必要があります。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

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建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
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