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公開日時 2018.12.07
最終更新日時 2022.04.06

【部下との会話が続かない方に】建築現場で使えるコミュニケーションテクニック

私たちの生活では、人と気持ちを通じ合うためのコミュニケーションは欠かせません。
しかし近年、社会環境の変化や育った環境の影響で、コミュニケーションを苦手とする人が増えてきています。
多くの人たちと関わらなくてはいけない建築現場でどのようにコミュニケーションをとればいいのか、そのテクニックをご紹介します。

5W1Hを意識した質問


建築現場で一生懸命働く部下を励ますために、まずは気の利いた会話などで現場の雰囲気を良くしたいと考える現場監督も多いでしょう。
会話の時は相手に上手に質問をすることで、うまく返事を引き出して会話に入っていきやすくなります。

そのためには、学生の時に英語の授業で習った「5W1H」を有効に使って質問してみましょう。
「5W1H」とは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「How(どのように)」のことです。

例えば部下から「騒音への苦情がありました」と報告を受けたら、「いつ苦情を受けたのか」「誰から言われたか」「どんな内容なのか」と現場監督として詳しく知りたいはずです。
日常の会話でもこの「5W1H」を会話の中で自然に使い、相手への興味を示すことで話題の幅も広がるようになるでしょう。

話の内容の言い換えや反復をする


例えば、部下から「台風の被害がなくてよかったですね」と話しかけられた時、「そうだね」だけの返事だとそっけなく感じられます。
部下に「なれなれしく思われたかな」などと気を遣わせることにもつながりかねません。

このような場合は、部下が話した内容をちょっと違う表現に言い換えることで、相手に同調する印象を与えます。
上の例で言うと、「そうだね、台風のコースが気になっていたからね」のように言い換えます。
さらに続けて「○○は大丈夫だったかな?」などの質問を入れ込むことで、相手が次に返事をしやすい環境を作ることができるので、会話は続きやすくなります。

また部下が状況を報告してきた場合に、「そうか」「わかった」だけでは、どのように理解してもらえたのか不安を与えるかもしれません。
話の内容を簡単に反復して「つまり○○ということかな?」のように質問形式で確認すると、きちんと理解したことをわかってもらえた上に、部下の返事で再確認もできます。

話し上手は聞き上手

好きなドラマを見てキャラクターから会話のノウハウを学ぶ、という意外なコミュニケーションの上達術もあります。
またいろいろな人の話やニュース、トーク番組などから情報をキャッチできるようアンテナを立てていると、興味のある話題から自然に会話のきっかけが作れるようになるでしょう。

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