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電気工事士への転職・就職に使える志望動機とは?電気設備のプロを目指そう!

働く
公開日時 2022.09.06 最終更新日時 2023.10.27

電気工事士とはどのような仕事?

電気は人の生活には欠かすことができません。
その電気に関わる仕事には、いろいろな職種があります。その職種の1つとして、電気工事士があげられます。

電気工事は電気を扱う仕事の中でも、主に電気設備に関わる仕事をするので、社会的な重要性が高いです。
電気や電気設備は需要がなくなるものではなく、また電気設備の工事をするためには電気工事士の資格が必要なので、電気工事士ではないとできない仕事もあります。

そのため、電気工事士も需要がなくなることはなく、安定した職種と言えるでしょう。
電気工事士となることを志望しているのであれば、電気工事士として求められる資質や、就職活動や転職活動で採用されるための志望動機の書き方などを知っておきましょう。

電気設備にかかわる専門家

電気工事士は電気設備に関わる仕事をします。電気設備と言ってもその幅は非常に広いので、電気工事士の仕事の幅も同じく非常に広いです。
その主な仕事内容は住宅やマンション、事務所や工場、複合施設や公共施設などの建物を建てる際に、その建物で電気が使えるように外の電柱から電気を引き込んだり、建物内に配線したり、配電盤を設置したりなどです。

また、既存の建物でも、新たな配線の追加やコンセントの増設などを行います。電気工事士はこのような電気設備に関する専門家となります。

このような電気設備の工事をするためには、電気工事士の資格が必要です。
電気は非常に危険なため、素人が無資格で電気設備の工事をすることは、火事や感電などの大事故に繋がる可能性があるので、電気設備の工事は必ず電気工事士が行う必要があります。

電気工事士に必要な4つの資質とは?

電気工事士は生活に欠かすことのできない電気設備の専門家です。仕事は火事や感電などの危険性がある電気を扱うことになります。
そのため、電気工事士は電気設備が安全に使えるようにしなければいけないという責任があります。
また、危険な電気を扱うからこそ、電気工事士にはいくつかの資質が求められることになります。

電気工事士を目指すのであれば、それらの資質は把握しておくようにしましょう。
もし、これらを事前に把握せずに電気工事士になった場合、電気工事士として向いていなかったと感じてしまうようなミスマッチを起こしてしまう可能性があります。

電気工事士に必要な資質1:作業の正確さ

電気工事士は電気設備に関する仕事を行います。その際には、危険な電気を扱うことになります。そのため、作業で少しでも油断や不注意などをしてしまうと、感電事故の原因となってしまいます。

また、作業に不備があると、その不備が原因で電気設備から火事が起こってしまう可能性もあります。火事も感電と同様に、取り返しのつかない事故です。

他にも、電気工事士は高い場所での作業をしたり、危険な工具を使ったりなどすることもあります。

事故を起こさないためにも、電気工事士を目指す人は、安全に作業ができる正確さを持っている必要があります。

電気工事士に必要な資質2:冷静さや忍耐力

電気工事士は危険な電気を取り扱う仕事をします。そのため、安全な作業をするためにも、どのような状況でも落ち着いて作業ができる冷静さを保てる資質が必要になります。

また、電気工事士として仕事をしていくためには、電気設備に関する非常に多くの知識やスキルが必要となるので、仕事を覚えるだけでも大変です。
仕事を覚えていないと危険なこともあるので、安心して作業ができるようになるまではコツコツと勉強を続ける忍耐力も必要です。

さらに、電気工事士は重たい物を持ったり、辛い姿勢で長時間の作業をしたり、真夏や真冬、天気が悪い日でも外で作業したりすることもあるので、体力的な忍耐力も求められます。

電気工事士に必要な資質3:集中力

電気工事士は複雑な電気設備に関する仕事をします。しかし、その仕事の中にはコンセントを設置するための開口部を作ったり、シーリング用のソケットを取り付けたりなどの単純作業もあります。

単純作業は長い時間続けていると、集中力が途切れて気が緩んでしまうこともあります。ですが、電気工事士の仕事は危険な電気を扱う仕事なので、集中力が切れて油断すると大きな事故に繋がってしまう可能性があります。

そのため、電気工事士にはどのような状況でどのような作業をしていても、正確で安全性を保てる集中力を維持できなくてはいけません。

電気工事士に必要な資質4:コミュニケーション能力

電気工事士は建物の電気設備に関する仕事をします。その建物を建てる際には、電気工事士だけでなく、多くの人と連携を取って作業を進めることになります。

そのため、仕事のやりとりを正確に行うためにも、コミュニケーション能力は必須となります。
電気工事士に求められる主なコミュニケーションスキルは、話すことではなく聞く力になります。

相手がどのようなことを伝えたいのかを正確に把握することができなければ、作業ミスの原因となってしまいます。
また、そのミスは電気設備の範囲の留まらず、その仕事に関わる多くの人にまで影響を及ぼす可能性もあります。

電気工事士の志望動機を考える際の4つのポイント

電気工事士になるためには資格を取得する必要もありますが、電気工事士として電気設備関係の企業に就職をする必要もあります。

就職活動や転職活動をする際には、履歴書やエントリーシート、面接などで志望動機が必要になります。志望動機は選考の判断に影響を与えることもある重要な項目です。

志望動機では、しっかりと電気工事士として仕事をしたいということをアピールする必要があります。ただし、志望動機の作り方にはいくつかのポイントがあります。

志望動機はそのポイントを把握して作らないと、十分なアピール効果が得られないこともあります。そのため、志望動機を作る前に以下を把握しておくようにしましょう。

志望動機を考えるポイント1:なぜ電気工事士として働きたいのか

世の中にはいろいろな仕事があります。また、電気工事士はどちらかというと裏方的な存在でもあります。志望動機では、電気工事士としてなぜ働きたいと思ったのかを伝える必要があります。

その内容は就職活動や転職活動の根幹となる部分なので、しっかり理由を伝えることで、電気工事士として働きたいという意欲や熱意をアピールすることができます。

ただし、電気工事士は仕事が安定している、他の仕事よりも給料が高いなどの条件面を志望動機としてアピールしてしまうと、逆に印象が悪くなってしまうので注意しましょう。
志望動機は条件ではなく、その仕事に興味を持ったきっかけや、仕事に感じている魅力などについて伝えるようにしましょう。

志望動機を考えるポイント2:なぜこの企業を志望したのか

電気工事士の志望動機に関わらず、やってしまいがちな志望動機のミスとして、業界や職種などを志望している理由だけを伝えて、なぜその企業を志望したのかという理由が抜けてしまうことがあります。

なぜ電気工事士を目指しているのかという理由は重要ではありますが、その企業を志望する理由がなければ、同じ業界であったり、電気工事士にさえなれれば他社でも構わないと判断されてしまう可能性があります。

もし、そのように判断されてしまった場合は、志望度が低いと思われてしまって、選考が不利になることもあります。

そのため、志望動機では電気工事士を目指している理由と併せて、なぜその企業で電気工事士の仕事がしたいのかということまで伝える必要があります。

志望動機を考えるポイント3:将来のキャリア像

もし、選考を受けている企業から内定をもらって入社することができれば、その会社で電気工事士として仕事をしていくことになります。
そのため、入社は電気工事士としてのスタートラインとなるので、志望動機では入社後のビジョンを伝えることも良いアピールになります。

資格の取得を目指したり、スキルや知識を身につけたり、将来どのような仕事がしたいのかなどの入社後のビジョンを明確に持っているということは、その企業のことをよく理解しているということになります。

その企業のことをよく理解しているということは、しっかりと企業研究をしているということでもあり、それだけ入社への意欲や熱意があると判断してもらえるでしょう。

また、入社後の自分の方向性が定まっていることで、成長もしやすく、伸びしろがあることに好印象を持ってもらえることへも繋がります。

志望動機を考えるポイント4:嘘とネガティブ要素の扱い方

履歴書に書く内容や、採用面接での回答には、「嘘をついてはダメだが、不利になることはあえて言う必要はない」というルールがあります。
例えば、「本当は美容師になりたかったけど、流れで電気工事士になった」という人が、そのまま履歴書の志望動機欄に書いてしまったら、企業の採用選考は通りません。
マイナス要素やネガティブな内容は企業に伝えなくてもいいのです。

ただ履歴書に嘘を書いてはいけません。例えば先ほどの人が「子供のころから電気の仕事にあこがれていました」と書くことは嘘になるので、やめましょう。

【経験者向け】電気工事士の志望動機例文

私は10年間、電気工事施工管理会社の技術職として仕事をしてきました。これまでは、主に一般住宅や店舗の配線、設備工事や電柱からの引込工事などを担当していました。

転職を決断したきっかけは、今年に第一種電気工事士の資格取得したことと、これまでは小規模案件が多かったので、より規模の大きな仕事を経験して成長をしたいと思ったためです。また、10年という節目であったことから、転職を決断しました。

貴社では大規模マンションの建設に強みを持っていて、その現場で電気工事士としての経験を積みたいと思ったことから志望いたしました。

前職の経験で、施工図から正確な位置を割り出すというスキルを身につけているので、もし貴社で仕事をさせていただける機会があれば、このスキルを活かして、貴社の仕事に貢献したいと考えています。

また、入社後は電気工事施工管理技士の資格取得を目指したいと考えています。

電気工事未経験者・新卒の志望動機はどうすればいい?

電気工事の経験者であれば、前職で身につけた知識や技術、経験などをアピールすることができますが、まだ社会に出て仕事をした経験のない新卒や、前職が電気工事士ではなくて未経験という人はそれらを志望動機でアピールすることができません。

また、電気工事士は危険な電気を扱う仕事をするので、資格を持っていなかったり、未経験であったりなどすると、選考条件を満たすことができないのではないかと不安を感じてしまう人もいます。

しかし、電気工事士を志望して就職活動や転職活動をする場合、必ずしも資格や経験が必要というわけではありません。
ただし、その場合には、志望動機で正しくアピールするためにも、どのようなことが条件として求められるのか、事前に把握しておく必要があります。

企業によっては未経験でも可能

電気工事士の求人情報を確認すると、未経験者でも良いという場合が意外と多いです。
これは、建築業界を中心に人手不足が進んでいて、未経験者であれば入社後に知識や技術を身につけてもらうので、とにかく人材を確保したいという企業が多くあるためです。

そのため、未経験者の志望動機では、成長の伸びしろや将来性が期待できるような内容でアピールすると良いでしょう。

ただし、未経験者よりも経験者が優遇されやすかったり、年齢は若い方が良いなどの細かな条件がある場合もあります。

可能であれば第二種電気工事士を取得しておく

電気工事士の仕事をするためには資格が必要になりますが、未経験や新卒の場合はその資格を持っていないという場合もあります。

しかし、資格がなくても、軽微な工事であれば電気に関わる仕事をすることができます。そのため、資格がない場合は入社後に資格がなくてもできる範囲で仕事をしながら、資格取得を目指すという場合もあります。

ただし、資格がない電気工事士は、仕事の範囲が狭くなったり、選考では不利になったりすることもあります。できれば電気工事士の資格である第二種は先に取得しておきましょう。

未経験や新卒であっても、先に第二種の資格を取得しておくことで選考の際アピールがしやすくなります。また、資格取得に至っていなくても、取得を目指して勉強中ということをアピールすることもできます。

第一種の資格試験を受けることもできますが、試験に合格しても資格の交付を受けるためには電気工事士としての実務経験が最低3年は必要になります。

電気工事未経験者向けの志望動機例

私は電気自動車の将来性に興味を持ち、自動車ディーラーで顧客アドバイザーを5年間経験しました。前職に就いたときには、技術者としての知識がなかったのでアドバイザーに就きました。

しかし、アドバイザーとして仕事を続けながら電気自動車についての勉強は進めていました。その勉強を続ける中で、電気について興味を持つようになっていき、さらに勉強を続けていくうちに専門的に電気の仕事をしたいと思うようになりました。

そして、今年に第二種電気工事士の資格を取得したので、異動を希望したのですが、その異動が叶わず、また入社して5年目という節目でもあったことから転職を決意しました。

小規模の現場から大きな現場まで幅広く、さまざまな規模の施工管理を経験していきたいと考えているので、貴社を志望しました。

アドバイザーとして身につけたコミュニケーションスキルを活かして、相手にとって専門外のことをわかりやすく伝え、現場で他職種と正確なやりとりをしたいと思っています。

また、入社後は第一種電気工事士を取得しながら、実務経験を積みたいと考えています。

新卒向けの志望動機例文

私は小学生の頃に理科で電気のことを学んだことをきっかけに、電気に興味を持ち、その後は電気に関する本を読むようになりました。

そして、将来は電気の仕事がしたいと思い、大学3年のときに第二種電気工事士の資格を取得しました。

部活はサッカー部に所属していたので、その部活で身につけた粘り強さと体力を活かして、積極的に仕事を覚え、いち早く貴社の戦力として貢献できるように日々努力をしていきたいと考えています。

志望動機でアピールして電気設備のプロを目指そう

電気は生活に欠かせないものです。電気工事士はその電気に関する仕事をするので、多くの人の役に立てるということです。

電気工事士は危険が伴うため、未経験者では難しいのではないかと思う人もいるでしょう。
ですが、電気工事士は新卒でも未経験者でも活躍することはできます。
電気工事士として活躍するためにも、まずは志望動機でアピールして入社を目指しましょう。


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