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公開日時 2018.09.10
最終更新日時 2022.04.06

知っておかないとトラブルになるかも!現場監督なら知っておきたい建売と注文住宅の建築工事の違い!

一戸建ての住宅の種類は、「建売住宅」と「注文住宅」に分けられます。
一戸建てを希望する顧客はこの2つから住宅を選ぶことになりますが、具体的な違いはどこにあるのでしょうか。
それぞれの住宅と、現場監督から見た建築方法の違いなどについてご紹介します。

建売と注文住宅の違いとは?

住宅は主に「建売住宅」と「注文住宅」に分けられます。
建売住宅は、土地がついている住宅のことです。
一度に規格の揃った多くの住宅を建てることが多いので、コストを抑えられます。
また顧客との打ち合わせもないので、工事を効率的に進めることが可能です。
基本的には建物ができた状態で売られますが、まれに建物が未完成の場合もあります。
ただしこの場合でも、建築確認申請は済んでいるので間取りの変更などはできないことが多いです。
注文住宅は、顧客が工務店やハウスメーカーなどに依頼して作る住宅です。
建売住宅はあらかじめ間取りなどが決められていますが、注文住宅は顧客の好みの間取り、内装などにすることができます。
一般的には現場監督などと打ち合わせを行いながら建築を行っていきます。
そのため建売住宅よりも完成までに時間がかかることが多いです。

現場監督の仕事は基本的には変わらない

建売・注文住宅どちらの場合でも、現場監督の仕事は基本的には変わりません。
職人の手配や建築材料の発注、工程表作りなどを行います。
一番の違いは顧客とのやりとりの有無です。
建売住宅の場合は、あらかじめ会社側で決められた土地に決められた建物を建てます。
注文住宅は間取りやデザインなどを顧客側と相談しながら決めていきます。
そのため建築中でもある程度顧客とのコミュニケーションが発生します。
将来的にリフォームしやすいようにしたい、建築過程をチェックしたいなどの顧客の相談にのりながら作業をこなしていくことになります。
また、建築材料の発注方法も違ってきます。
建売住宅の場合は、ある程度材料や工程などが決まっていることが多いので、まとめて発注することが可能です。
しかし注文住宅の場合は、顧客ごとに希望する材料が異なるので、それぞれ違う材料を発注することになります。
これらが現場監督側から見た建売と注文住宅の主な違いといえます。

それぞれにメリット・デメリットがある

建売住宅と注文住宅の主な違いは、顧客が自由に家を設計できるかどうか、土地がついているかどうかという点です。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、現場監督の仕事は基本的には変わりませ
ん。
顧客とのやりとりの有無や、材料の発注方法が変わるということを覚えておくとよいでしょう。

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