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クサビ式足場の特徴は?足場の組立手順を紹介!

クサビ式足場とは、一定間隔に緊結部がある銅管を支柱とした足場です。
手すりや筋交い等の支柱を緊結部にクサビで緊結します。
国内で初めてクサビ式足場を作った商品名から「ビケ足場」と呼ばれることもあります。
ハンマー1本で組立できるのが特徴です。
本記事ではクサビ式足場の特徴や足場の組立手順などを紹介します。

クサビ式足場とは

施工態度

クサビ式足場とは、一定間隔で緊結部を持った銅管を支柱として、手すりや筋交い等を支柱の緊結部にクサビで緊結する足場のことを指します。
簡単に組立できることから、木造家屋などの低層住宅工事用などの足場で多く使われてきました。
また近年では、中層建築工事や高層建造物の外壁の塗り替えなどにも使用されることが増えているとされます。

クサビ式足場の特徴

クサビ式足場は、組立や解体が簡単なのが特徴です。
他の足場よりも約2割作業時間を短縮できるとされています。
またコンパクトに結束できるので、輸送コストを下げることが可能です。
さらに亜鉛メッキ処理が施されていることが多いので、サビに強く耐久性に優れているとされています。

クサビ式足場の組立手順

人材育成

ここではクサビ式足場の組立手順の一例を紹介します。

1.1層目の組立

・足場部材の配置
建物の前の軒長に合わせて踏板の巾を設定しましょう。
そして部材を図面通りに配置します。
・脚部の固定
ジャッキベースの下にアンダーベースを使用しましょう。
敷板を使用する場合は、2本以上の釘で固定します。
地盤の高低差を確認して、一番高い場所のジャッキのハンドルを一番低く設定しましょう。

・支柱の組立

  1. コーナー部のアンダーベースの上に固定されたジャッキベースに支柱を差し込みましょう。
  2. 支柱と支柱をハンマーで打ち込んで固定します。
  3. ブラケットのサイズに合う手すりを内側の支柱に固定しましょう。
    そして1スパンだけ本足場型式にします。
  4. 次の支柱、建物に応じたスパンを決めて、ハンマーを使って連結します。
  5. 作業床の取り付け位置を決めて、ブラケットをはめ込んで踏板をはめます。
  6. 作業床から90センチの高さに手すりをはめ込みます。
  7. 下屋部の接続を考えて、支柱の位置を設定して建てましょう。
  8. 内柱は2スパンごとに建てます。

内柱は間口を避けて建てるようにしましょう。

2.2層目の組立

・支柱・手すり・ブラケットの配置
1層目と同様に配置します。

・支柱の建込
支柱のジョイント部は、同一層内に集まらないように千鳥にしましょう。
シートやパネル養生をする場合は、風荷重を考え、必要な場合は支柱ジョイントにロックピンを入れます。

・手すり・ブラケット・踏板の取り付け
ブラケットや足場板の受け渡し作業は必ず確実な合図で行いましょう。
1層目のブラケットはハンマーで打ち込みます。
手すりは、1層目の踏板から腰の高さほどに手すりを取り付けましょう。
またクサビ取り付け部分には補強キャップをハンマーで打ち込みます。
3層目以上は2層目を同じ作業工程で行います。

3.下屋足場の組立作業

・屋根の落下防止用、軒上の手すり部分の取り付け
軒上部分の支柱に、下屋補強部の支柱を組立てます。
また軒先上約30センチ前後の部分に1本、さらに45センチの部分に転落防止用手すりを取り付けます。
クサビ取り付け部には補強キャップをハンマーで打ち込みましょう。

・下屋足場の組立

  1. 支柱に根がらみ用の手すり部材を差し込みます。
  2. 屋根勾配に応じてポケットの位置を決めます。
    その場合、縦方向に2本以上の手すりを取り付けます。
    2ポケット以上の間隔を空けましょう。
  3. 敷板に自在ジャッキを釘で打ち付けて固定します。
  4. 下屋に支柱をセットします。
    敷板を片足で固定しながら支柱を差し込みましょう。
    根がらみ用の手すりを取り付けて、クサビ取り付け部の補強キャップをハンマーで固定します。
  5. 瓦を施工する前に下屋足場を作る場合は、ジャッキが屋根上部30センチ以上になるように設置しましょう。

・根がらみ用の手すりの取り付け
支柱を1本差し込むごとに、根がらみ用の手すりを接続します。
クサビ取り付け部分には補強キャップをハンマーで打ち込みましょう。
建物の入隅、出隅、1階との取り合いを注意し、支柱と連携して完了です。
出隅コーナー部分の支柱は、地上より建った支柱に2方向で固定させましょう。

・ブラケット、踏板の取り付け
屋根の勾配の高さを考え、支柱にブラケットを差し込みます。
ブラケットに踏板を取り付けましょう。
踏板の高さは、2層目の踏板の高さと水平になるようにします。
踏板を掛け終えたら、ブラケットのクサビ取り付け部分に補強キャップを取り付けましょう。
踏板の位置から腰の高さの位置に手すりを取り付けて、クサビ取り付け部分にも補強キャップを取り付けます。

4.控え柱、火打ち梁、大筋かいの取り付け

組立図で設置位置を確認します。
控え材や杭は自在クランプによって固定しましょう。
控え材と支柱を固定し、水平つなぎを取り付けましょう。
大筋かいは、接地面と45℃の確度で取り付けます。
火打ち梁は、足場の最上部に単管を火打ち状に取り付けましょう。
手すりには取り付けないようにします。

比較的簡単に組み立てられる足場

クサビ式足場は、ハンマーがあれば比較的簡単に組み立てられる足場とされています。主に低層住宅や中層建築工事、高層建築の外壁の塗り替えなどで使用されます。
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