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公開日時 2020.03.30
最終更新日時 2022.04.06

【内装施工管理技士が覚えたい壁紙工事の工法】貼り替え工事

壁紙の貼り替え工事は、壁紙が汚れてき場合や部屋の雰囲気を変えたい時などに行われます。
施工費用は、施工面積や壁紙の面積などによって異なります。
本記事では壁紙の貼り替え工事の概要やフローについて紹介します。

壁紙の貼り替え工事とは

壁紙の貼り替え工事は、顧客の「壁紙が汚れた」「部屋の模様替えがしたい」などの要望に応えるために行われます。
壁紙を貼る面積、壁紙のグレードなどによって価格が異なります。
以下では壁紙貼り替え工事の際のチェックポイントについて紹介します。

壁紙の貼り替え種類と特徴一覧

・クロスの料金
クロスの料金は「平米単価」か「メートル単価」で表記することが多いです。
クロスを貼り替える面積をしっかり計算する必要があります。
またクロス料金の中に材料費や工事費が含まれているか説明しましょう。

・クロスのグレード
クロスは大きく分けて「スタンダートクロス」と「ハイグレードクロス」に分かれます。
スタンダードクラスは量産品クロスとも呼ばれており、基本的な機能は備わっています。
ハイグレードクロスは量産品クロスよりも高価なクロスのことを指します。
グレードによって価格が大きく違うので、しっかり顧客に説明しましょう。

壁紙の貼り替え工事の際には、トラブルにならないように顧客に料金について説明することが大切です。

貼り替え工事のフローを紹介

ここでは一般的な壁紙の貼り替え工事のフローを紹介します。

1.既存の壁紙剥がし

現在貼られている壁紙を剥がします。
事前にコンセントやガス栓、照明、スイッチなどがあれば取り外しを行います。
エアコンなど大掛かりになるものは別途、費用請求を検討する場合も有ります。

2.パテ処理

下地の凹凸部分を平らにするためパテで埋めます。
下地の石膏ボードのつなぎ目部分もしっかり埋めましょう。
このパテ処理によって壁紙の仕上がりの美しさが違います。

3.糊付け

壁紙の裏面に糊を付けます。
面積が狭い場合は作業員が作業場で糊付けすることもあります。
しかし面積が広い場合は糊付けの機械を現場に運び入れ、その場で糊付けします。

4.壁紙貼り

ヘラやブラシなどで空気を抜きながら壁紙を貼ります。
空気が入ってしまった小さい膨らみなどは注射器で空気を抜く場合もあります。

5.完了

施工後に現場の片付けをし、顧客と最終確認をして作業完了です。

料金の説明をしっかりしよう

壁紙貼り替え工事は、貼り替える面積によっては大掛かりな工事になります。
そのため顧客側も明朗な説明を求めています。
内装施工管理技士は顧客に最適な壁紙の提案と料金プランの説明ができるようにしておきましょう。

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