ページトップに戻る
公開日時 2020.03.19
最終更新日時 2022.04.06

【建築施工管理技士が覚えておきたい豆知識】屋根リフォーム編

屋根は風雨や紫外線などに常にさらされることから、傷みやすい部分です。
そのため定期的にリフォームが必要とされています。
一口に屋根リフォームといっても、さまざまな種類があります。
本記事では建築施工管理技士が覚えておきたい屋根リフォームの概要や種類について紹介します。

屋根リフォームとは

>屋根

屋根は紫外線や雨風にさらされているので、劣化が起きやすい場所です。
屋根リフォームはそんな劣化した屋根を修繕する工事のことを指します。
劣化具合や屋根材ごとに適した工事が必要です。
以下では主に屋根材の種類と特徴を紹介します。

屋根リフォームの種類と特徴一覧

・日本瓦
防水性と耐久性に優れています。
場合によっては50~100年以上の耐久性があります。
デメリットは葺き替えの際に費用が比較的高いことと、他の瓦に比べて重量があることです。

・スレート瓦
薄い板状の屋根材です。
他の屋根材と比べて費用が安価であり、軽量な点がメリットです。
デメリットは色が落ちやすいため、10年に1度の塗装が必要な点や耐久性が低い点が挙げられます。

・ガルバリウム鋼板
アルミニウムや亜鉛、シリコンなどがからできている銅板です。
耐久性や熱反射率に優れています。
また加工しやすくデザインが豊富です。
デメリットは薄く軽量なため、衝撃に弱い点です。

屋根材にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
それぞれの屋根材に合わせたリフォーム方法を選びましょう。

屋根リフォームの種類

屋根リフォーム

屋根リフォームには主に「屋根塗装工事」「屋根葺き替え工事」「屋根重ね葺き工事」の3種類があります。
ここではそれぞれのリフォーム方法の特徴について紹介します。

屋根塗装工事

傷んだ屋根材部分を洗浄し、新しく塗装する工事です。
傷み具合や屋根材によって使用する塗料を変えます。

屋根葺き替え工事

古い屋根材を剥がし、新しい屋根材を設置します。
屋根材をすべて剥がすため、下地部分の劣化も補修できます。
また重い屋根材から軽い屋根材へと葺き替えることも可能です。

屋根重ね葺き工事

カバー工法とも呼ばれる工事です。
古い屋根材の上から新しい屋根材をかぶせます。
古い屋根材を剥がさないので、葺き替え工事よりも安価に行えます。
下地部分の劣化が無い場合に行うことが多いです。

屋根材ごとに適した工法を選ぼう

屋根リフォームにはさまざまな種類があり、劣化具合や顧客の希望に沿って工法を選びます。
得意屋根葺き替え工事と重ね葺き工事はそれぞれメリット・デメリットがあります。
施工管理技士は顧客にしっかりと説明し、最適な工法を選ぶことが必要です。

俺の夢は「施工管理技士の派遣転職」に特化し、業界最大級の求人数、30年以上の転職サポート実績を誇る求人サイトです。
このサイトでは、施工管理技士の方に役立つ情報を「トレンド」「キャリア」「知識」の3つに分けてお届けしています。
運営企業:株式会社 夢真

Twitter LINE
NEW

新着求人

2024年4月20日更新
新着情報0
現在、新着求人はありません。