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公開日時 2020.03.13
最終更新日時 2022.04.06

【施工管理技士必見!工事の豆知識】電気通信工事の種類:弱電と強電の違い編

ライフラインとして欠かせない電気。
この電気には「弱電」と「強電」という分け方があります。
弱電と強電は用途によって使い分けられています。
この記事では施工管理技士が知っておきたい弱電と強電の違いについて紹介します。

弱電とは

弱電

弱電とは、主に通信・制御・情報など信号伝達に使われる比較的小さな電流のことを指します。
電流・電圧が48ボルト以下の電流を使用したものが弱電といわれています。
主に電話やテレビなどの用途に用いられています。

弱電の種類と特徴一覧

・信号として活躍する
弱電は主に信号として活用されます。
強電は照明などに用いられますが、弱電は電話やテレビ、インターネットなどに用いられます。

・弱電が使われている設備
弱電はLAN設備やインターホン設備、防犯設備など主に電気を信号として用いる設備に使用されます。

・ノイズに気を付ける必要がある
弱電の特徴ともいえるのがノイズ音発生です。
弱電でも強電でもある程度ノイズが発生するとされていますが、弱電は通信分野で使われるためノイズが問題視されることも多いです。
そのためさまざまなノイズ対策が行われます。
・弱電工事に必要な資格
強電と弱電では必要な資格が異なります。
弱電工事には主に以下の資格が必要です。

  • 電気通信主任技術者
  • 総合無線通信士
  • 陸上無線通信士

強電とは強電

強電は弱電よりも比較的大きな電流のことを指します。
電流・電圧では100ボルト以上の電流を使用したものが強電と呼ばれることが多いです。
ヒータの発熱やモーターの回転、調理機器、照明、エレベーターなど多種多様な分野で活躍しています。

強電の種類と特徴一覧

・エネルギーのために使われる
弱電は主に信号などのために使われますが、強電はエネルギーのために使用されます。

・強電が使われている設備
強電は主に受変電設備や幹線設備、被雷設備などに使われています。
また電灯やエレベーターなど身近な場所にも用いられています。

・強電工事に必要な資格
強電工事には主に以下の資格が必要です。

  • エネルギー管理士
  • 電気工事士
  • 電気工事施工管理技士

強電工事関係に携わりたいと考えている方は上記の資格取得を目指しましょう。

弱電・強電は身近なところにも流れている

弱電は主に通信や情報、強電は照明やエレベーターなど身近なところでも使用されています。
生活に欠かせない分野であり、施工管理技士も工事に携わることが多い身近な工事といえるでしょう。
設置はもちろん、早期の復旧も求められるため、施工管理技士の責任もそれだけ重いといえる分野です。

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