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施工管理者なら覚えておくべき重機の車両系建設機械運転技能講習:解体用

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公開日時 2022.08.24 最終更新日時 2022.08.24

施工管理者は、工事に必要な重機と運転できる作業員を把握しなければなりません。解体用の車両系建設機械や、技能講習の知識も必要です。
解体用の車両系建設機械の対象となる重機や技能講習とは何か情報を知り、施工管理者に必要な知識を増やしてください。

解体用講習とは

3t以上の車両系建設機械の中には、解体用車両もあります。解体用以外の車両系建設機械とは違うため、労働安全衛生法に基づき受講修了しなければなりません。
従来、解体用機械にはブレーカーと呼ばれる重機車両のみでしたが、平成25年7月1日から対象となる機械が3種類追加されました。

●鉄骨切断機
●コンクリート圧砕機
●解体用つかみ機

上記が対象機械として追加された、解体用の車両機械となります。解体用車両系建設機械運転技能講習では、このような重機を運転・操縦するために必要です。

保有資格等で一部免除がある

車両系建設機械運転技能講習は、学科と実技があります。

【学科】
・走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識
・作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識
・運転に必要な一般的事項に関する知識
・関係法令

【実技】
・走行の操作
・作業のための装置の操作

保有している資格や業務経験により、講習が免除されます。一例を挙げると、建設機械施工技士1級(ショベル系)や、2級(第2種)合格者は3時間の講習で修了です。
車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)技能講習修了なら、5時間で修了となります。他にも大型特殊自動車免許所持者なら講習は14時間です。整地や解体用の小型車両系建設機械、不整地運搬車の特別教育を修了後、当該機械の6ヶ月以上の運転業務経験を持つ人は18時間となります。

基礎工事用の車両建設機械技能講習修了だけなら34時間ですが、資格や業務経験がない方なら38時間です。
免除条件に当てはまるかを把握し、一番効率的な資格取得に向けて備えてください。

解体用講習を受ける必要性とメリット

建築業の中でも解体業者などで重宝される資格が「解体用講習」です。マンションや一戸建てから、公共の建物や橋梁まで、様々な建築物を安全に解体することが仕事となります。
建設場所に既に建造物があれば解体業者がまず解体し、産廃物を処理していきます。ハンマーを使い人力で建物を壊す方法もあれば、解体用重機を使うこともあります。
建物の解体が必要な限り、解体用の車両系建設機械運転技能講習者修了者は求められるのです。

他の資格等も合わせて取れば重宝される

車両系建設機械運転技能講習は、解体以外にも整地・運搬・積込み・掘削や基礎工事用、コンクリート打設用があります。どの重機も建築現場や土木の現場で必要とされますが、労働災害などの危険を伴います。
また、車両系建設機械運転技能講習修了者でないと重機を操縦できません。免除される資格を持っているほど講習の時間を短縮できます。

講習修了者は需要あり

解体車両系建設機械運転技能講習修了者はあらゆる現場で求められ、施工管理者という立場でも重宝する資格です。
平成25年7月1日から法改正により解体用機械の対象が変更した点も、忘れてはいけないポイントです。施工管理者であっても、車両系建設機械運転技能講習の要点を把握して現場管理に生かしましょう。

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