施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

施工管理者なら覚えておくべき重機の技能講習:高所作業車運転技能講習

学ぶ
公開日時 2022.08.24 最終更新日時 2022.08.24

施工管理者であれば「高所作業車運転技能講習」はチェックしておくべき資格です。この資格は、電線工事や高所の照明交換といった現場で高所作業車の運転に必要なものです。現場の安全性や効率性を図ることを主な業務とする施工管理者であれば、高所作業車運転技能講習のことも理解しておきましょう。

高所作業車運転技能講習とは

高所作業車運転技能講習は、高所作業車運転業務を行う場合に必要な講習です。平成2年10月1日、労働安全衛生法一部改正が行われた中で決められました。

作業床の高さが10メートル以上の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務「労働安全衛生法 第61条ー1より政令第20条第15号」

電線工事や建設現場、スタジオなどの照明器具の設営などが一般的な高所作業になります。
高所作業車を使えば、昇降装置の先に設置されている比較的安定したバスケット(作業床)で作業を行えるのが特徴的です。しかし、誰でも簡単に操作できるわけではないため、講習が義務付けられています。

作業床の高さでも運転資格が異なるので注意

高所作業車は、作業床の高さによって必要な資格が異なるので注意しましょう。まず、作業床の高さ10m以上の高所作業車を運転するには「高所作業車運転技能講習」を修了しなければなりません。一方、作業床の高さが10m未満の高所作業車は「高所作業車の運転の業務に係る特別教育」の修了が必要です。
高所作業車運転技能講習を終了した場合、当然10m未満の高所作業車の操作が許可されます。

高所作業車運転技能講習を受ける必要性とメリット

高所作業車運転技能講習が義務付けられている理由は、作業中に起こり得る危険を事前に認知することで安全性の確保を意識させるためです。
高所作業車が登場したことで、ハシゴ上で作業するよりも安全性が高くなり、作業効率もアップしました。しかし、高所作業車を操縦する者に知識がなかった場合、作業員の落下や転倒、挟まれるなどの事故を引き起こす危険性もあります。
事故を減らすためにも、高所作業車運転技能講習を修了して、安全性の高い作業を行うための知識を得なければならないのです。

技能講習や特別講習の時間や受けられる条件

【技能講習の受講時間】
受講時間:17時間・14時間・12時間
受講資格:17時間コースは誰でも受講可能です。14時間は大型・中型・普通免許を保有している人や、車両用機械、フォークリフなどいずれかの運転技能講習を修了した人が対象です。12時間は移動式クレーン運転士免許を保有している人、また小型移動式クレーンの運転技能講習修了した人が対象となります。

【特別講習の受講時間】
受講時間:9時間
受講資格:指定なし

上記のように、技能講習では持っている資格や運転業務経験で受講コースが異なります。

高所作業車運転技能講習は意外と取りやすい資格

高所作業車運転技能講習を修了すると、自身のスキルアップにもなり、仕事の幅が広がります。講習や試験のハードル自体は高くありませんが、命に関わる作業のため、とても重要な講習であることに間違いありません。
施工管理者であれば、自身と作業現場が順調に進めるために、高所作業車運転技能講習についても理解みてはいかがでしょうか。

関連記事:
足場組立作業主任者とは?受講内容や資格取得のメリットについても紹介
施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格:ボーリングマシン運転業務特別教育
浄化槽設備士とは?施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら