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公開日時 2019.12.18
最終更新日時 2022.04.06

工事開始前に覚えておくべき!建具の故障しやすい箇所と施工時の注意点:鍵

「鍵が開きにくくなってしまったので取り換えたい」「鍵が折れてしまった」「防犯上の理由で鍵を変えたい」など、鍵のトラブルは、施主にとって一刻一秒を争うケースが多くあります。
だからこそ、迅速な対応が求められる仕事です。鍵の破損しやすい箇所や、施工時の注意点を適切に把握し、速やかに対応できるようにしましょう。

鍵の破損しやすい箇所


鍵の破損で、よくあるケースは以下の通りです。

・鍵折れ

いつも通り鍵をさして回したはずなのに、鍵が中で折れてしまう「鍵折れ」は、それほど珍しいトラブルではありません。
玄関ドアの場合、開いている状態であれば内側からシリンダーを取り出して、鍵を取り出します。
玄関ドアが閉まっている状態の場合は、鍵を引き抜く作業が必要です。状態が悪い場合は、鍵を壊す『破錠』という作業を行うケースもあります。

・鍵の故障

鍵が回らない、開け閉めし辛い、固い、開けられない、閉まらない、ささらない、抜けない、入らないというのはよく起こるトラブルです。
このような鍵の故障の原因で、実はよくあるのが鍵穴に潤滑油をさしてしまったというケースです。
この潤滑油により、汚れが溜まり故障の大きな原因となります。
性質上、鍵は非常に構造が精密となっていますので、専用ブラシなどで清掃作業をすることで、状況を改善することができます。
潤滑剤を使用する際は、鍵専用のものを使うようにしましょう。

鍵を扱う工事での注意点


鍵は、安全管理上非常に繊細な工事、作業が求められます。それ以上に施主のプライバシーを守る仕事でもあるので、業者は信頼して作業を依頼してもらえるように、プライバシー遵守を徹底する姿勢が必要です。

業者によってはプライバシーマークを取得し、同業他社より個人情報保護遵守に勤めていると優位性をアピールしているケースもあります。
施主との信頼関係が重要な工事であることを理解し、責任を持って作業を遂行することが第一となります。

鍵のトラブルを一刻も早く解消するために

鍵が用いられている箇所は玄関、勝手口、裏口、引き戸、トイレ、お風呂場、窓、サッシのクレセント、ガレージ、シャッター、物置、門扉、自動ドア、エレベーター、ショーケースなど多岐にわたります。

どこの鍵も、安心・安全な暮らしには欠かせないものとなりますから、施主は緊急性を持って依頼してくるケースがほとんどです。
施主の困りごとを一刻も早く解決できるように、どのようなケースにも対応できるように知識としておきましょう。

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